素朴なギモン…子どもたちはスマホやタブレットを何に使っているの? パパママ650名に聞いて判明!

パソコンや、スマートフォン・タブレットなどのデジタルガジェット。今や子どもたちが使いこなす時代です。しかしこれらを一体何に使っているのでしょう? アンケート結果から「子どもたちのスマホ事情」を考察してみます。

【ランキング発表】小学生のスマホ・タブレット・PCの使いみち

ママパパ650人から寄せられたアンケートから、小学生のデジタルガジェットの使いみちが見えました。さっそくランキングをみてみましょう。

調査媒体:小学館『小学一年生』2024年2・3月号
設問:お子さんは自宅で、スマートフォン・タブレット・PCを使ってどんなことをしていますか。

1位:動画視聴(趣味・娯楽)[46.0%]

2位:知育アプリ・ゲーム[32.0%]

3位:学校の宿題などの学習[30.9%]

4位:知育以外のアプリ・ゲーム[18.8%]

5位:写真や動画の撮影[16.6%]

6位:学校外のオンライン学習[14.3%]

7位:使っていない[12.6% ]

8位:その他(タイピングの練習・プログラミング・子ども向けラジオ番組を聞いている)[1.2%]

9位:SNS[0.6%]

動画視聴

半数近くを占めたのが、Youtubeなどの「動画視聴」です。娯楽に使っているお子さんが圧倒的なんですね。映像をみる端末がテレビ・ビデオから、これらのガジェットに移ってきている証ともいえそうです。

ママパパからすれば、視聴時間の長さやコンテンツの健全性が気になるところですが、これは昭和のテレビ時代から続くテーマかもしれません。ご家庭で視聴時間のルールを決めたり、コンテンツ制限を活用するのが大切ですね。

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知育アプリ・ゲーム/学校の宿題などの学習

次に多かったのが文字・計算・英語などの学習に使用しているという回答で、32%にのぼりました。また宿題に使用しているケースも、30.9%とほぼ同率でした。

タブレット学習は確実に浸透してきており、タブレットを使った計算や書き取りなどを取り入れる学校もあります。ゲーム感覚で取り組むことができて、効率よく学習できるのがメリットです。ゲームにハマるように、気がついたら長時間勉強していた、なんてことになればママパパも安心?

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知育以外のアプリ・ゲーム

結構な割合を占めそうな感のある「ゲームやアプリ」ですが、意外にも18.8%と2割を下回りました。しかし、専用のゲーム機で遊ぶ機会とは別であることを考える必要があります。

また動画視聴同様、興じる時間の長さや課金、近視の問題と心配はつきませんが、興味深いゲーム・アプリも数多くあるので、お子さんと一緒に検討してみてはいかがでしょうか。

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写真や動画の撮影

手軽に撮影ができ、メモがわりに使うこともできるスマホやタブレットは、宿題や夏休みの自由研究で重宝されているようです。新機種に買い換え後、古いほうをカメラとしてお子さんに持たせるのもいいかもしれません。

学校外のオンライン学習

新型コロナウィルスによる休校措置以来、家庭でのオンライン学習が注目されるようになりました。14.3%と少なめですが、今後も成長し続ける方式でしょう。

下の関連記事によれば「ライブ授業タイプ」「家庭教師タイプ」「動画配信タイプ」「添削タイプ」と大別され、それぞれ特徴があるようです。

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その他(タイピングの練習・プログラミング・子ども向けラジオ番組を聞いている)

それぞれ少数ながら、多岐にわたる回答内容になっています。

ラジオはひと昔前のメディアというイメージを抱きがちですが、現在はインターネット経由で非常に広い範囲の放送を聴取できるようになったため、今後は注目のメディアとする人もいます。

必須教育となったプログラミングや、タイピングに活用するお子さんもちらほら見え、頼もしいですね。

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SNS

少数ながら、SNSデビューを果たしているお子さんもいました。よく知る友達とのやりとりだけでも楽しいですし、フォローするあこがれの人の投稿をみれば盛り上がれますよね。

一方で「SNSいじめ」や未知の相手との接触など、心配な面もつきまとうので、こちらも「付き合い方」に行き着くと思います。事前に親子で話し合い、ルールを決め、必要ならフィルタリングを活用して上手に付き合いたいものです。

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今回は気になる、「小学生のスマホ・タブレットの使い方」を、ママパパからのアンケート回答から考察しました。

思ったより学習や調べ物といった真面目(?)な用途もあり、小学生にとっても、もはや欠かせないツールになりつつあることを感じます。「勉強に使うから」と言われると、親としても頭ごなしにダメとは言いづらいですね・・・。

アンケートを実施したのは・・・

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文/小井詰 昌之 構成/HugKum編集部

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