目次
離乳食のさつまいもはいつから?
さつまいもは離乳食初期から
さつまいもはペーストにしやすく、自然な甘さがあり離乳食初期から使える食材です。
栄養について
炭水化物で主食にもなりますが、カロリーは低め。 ビタミンCは熱を加えても壊れにくく、また食物繊維が多く含まれます。
さつまいもの下ごしらえと保存方法
下ごしらえのやり方
さつまいもは皮の部分に繊維が多いため、離乳食後期頃までは皮を厚くむいて調理します。またアクが強いので切ったさつまいもを5分ほど水にさらしてから使うのがおすすめです。
電子レンジで加熱する場合
さつまいもは皮をむいて2cmの輪切りにし、大きいまま電子レンジで約1分半加熱します。そのまま、熱いうちにつぶすと扱いやすいです。パサつく場合はお湯や出汁などでのばしてやわらかくし、赤ちゃんののどにつまらないようにします。
冷凍保存のやり方
柔らかくなるまで茹でたものをペースト状にしたものを冷凍します。月齢に応じて調理した状態にさつまいもを、よく冷まして冷凍しましょう。
離乳食初期のレシピ|さつまいものペースト
野菜スープでのばして、しっとりとさせるのがコツ。
◆作り方
1. 皮をむいたさつまいも10gをやわらかく煮て裏ごします。
2. 野菜スープ小さじ1を加えて、パサパサに感じない程度にのばしたら出来上がり。
離乳食中期のレシピ|さつまいものマッシュ
さつまいもとりんごのそれぞれ違った甘み、食感が楽しめます。
◆材料(1食分)
さつまいも 15g
りんご 10g
◆作り方
1. さつまいも15gりんご10gを鍋にかぶるくらいの水を入れやわらかく煮る。
2. さつまいもはすりつぶして煮汁を少々加えてのばし、リンゴは細かいみじん切りにして、混ぜあわせたら出来上がり。
離乳食後期のレシピ|さつまいもスティック
さつまいものなかに、ザクザクした食感が楽しい。手づかみで食べてみましょう。
◆材料(1食分)
さつまいも 30g
コーンフレーク 10g
片栗粉 小さじ1/4
砂糖 少々
◆作り方
1. さつまいもをラップをして電子レンジで約1分加熱。やわらかくなったら熱いうちに砕いたコーンフレークと片栗粉を混ぜ合わせます。
2. 4等分にして棒状にしたら食べやすいように平らにして、フライパンで焼き目が付くまで焼いたら出来上がり。
記事監修
病院内にて妊産婦・乳幼児の栄養指導に従事。東京・小金井市のもぐもぐ子ども調理室にてレシピ監修、講義サポート、離乳食・幼児食講座を担当。
離乳食のさつまいもに関する体験談
HugKum編集部では、1~2歳のお子さんがいるママやパパを対象に、離乳食のさつまいもに関するアンケートを実施しました。まずは、お子さんがさつまいもを食べた様子についてお聞きしました。
Q.離乳食でお子様はさつまいもを好んで(嫌がらずに)食べてくれましたか?
さつまいもはお子さんにとても好かれているようです!約55%ものお子さんが好んで食べ、90%を超えるお子さんが食べられています。
甘みがあり、大人にも好きな方が多いさつまいもは、離乳食でも大活躍しそうですね。
ママパパの体験談
さつまいもは、素材そのものに甘みがあるので、もっと食べたいアピールも出てくるようです。蒸してそのまま、スティック状にして手づかみ食べするなど、月齢に応じて使いやすい素材ですね。パサパサしてしまうとのどにつまりやすいので、その点はパパママが気をつけてあげましょう。
この記事内のメニューも参考にして、さつまいもを離乳食に取り入れてみてくださいね。
構成/HugKum編集部 写真/田中麻衣
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