【歯科医監修】 子供の口臭がひどい!原因や対策、病気の場合は病院に行くべき?

赤ちゃんの頃は、思わず匂いをかいでしまうほど爽やかな息だったのに、いつの間にか子供の口臭がするようになった、ということはないでしょうか。実際に、うちの息子も4歳くらいから大人と同じような口の臭いが気になるようになりました。そんな、子供の口臭の原因について、世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前の壱岐聰一郎先生にお話を伺いました。

生臭い、すっぱい…子供の口臭がひどい原因は!?

口臭がおこる3つの原因とは

口臭の原因は、おもに3つ。

唾液の分泌の減少による起床後、空腹時、緊張時による生理的口臭

ニンニクやネギなど香りの強い食品を食べた時の口臭

胃・腸の消化器系の病気による口臭

子供の口臭の8割は、お口のトラブルが原因です!

子供の場合の8割は、磨き残しや虫歯など菌からくるものだと言われています。磨き残しがあると、食べカスから繁殖した菌によってガスが発生し、悪臭が発生します。さらに、虫歯が進行すると、歯の神経が死んで腐敗し、それが臭いの元になります。

口臭が気になったら、歯科で診てもらうことが先決です。

 

子供の口臭対策はどうすればいい?

タブレットやトローチの使用は×

大人だと、口臭が気になる時はタブレットやトローチを利用する人が多いと思います。しかし、子供には刺激が強すぎるのでオススメはしません。もし、何かアイテムを使用して対処したいのであれば、子供用のデンタルリンスを使うのも手でしょう。しかし、この方法も一時的な対処にしかならないので、まずは丁寧な歯磨きやフロスでケアをすることが重要です。

 

口臭の元に病気が潜んでいる場合も!

意外に多い、子どもの歯肉炎

子供の口臭から発覚する病気は、虫歯の他に歯肉炎も多く見られます。「まさか、子供が歯肉炎になるなんて」と驚くお母様も多いのですが、子供の4割が歯肉炎という厚生労働省のデータもあります。

不十分な歯磨きが歯肉炎を引き起こす

歯肉炎の原因は、磨き残しによってたまったプラーク(歯垢)です。プラークの中では歯周病菌が繁殖し、歯茎に炎症を起こします。進行すると歯周病になるので、プラークを残さぬよう仕上げ磨きをしっかりするようにしましょう。また、口臭を起こす病気として単純性ヘルペスを見かけることがあります。この場合は、発熱や歯茎の腫れを伴います。気が付いたら、すぐに歯科を受診しましょう。

子供の口臭が気になったら、病院に行くべき?

まずは、歯科を受診して

子供の口臭が気になる時、何科にかかればいいのか迷う方もいらっしゃいますが、まずは歯科を受診してください。定期的に通いながら、自宅での歯磨き、フロスの使用を徹底することで、口臭は改善されます。

口呼吸ではなく、鼻呼吸を

また、口呼吸をしていると、唾液の分泌が少なくなりそれも口臭の原因になるので、鼻呼吸を習慣づけるようにしましょう。

お話を伺ったのは、

世田谷通りデンタルオフィス松陰神社前

壱岐聰一郎先生

取材・文/安田光絵

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