「山の日」とは? なぜできた? 祝日の理由や2025年の振り替え休日について解説!

比較的新しい国民の祝日「山の日」。あまりなじみがない「山の日」は、いつ始まり、どんな意味があるのでしょうか。それらを解説していきましょう。また、山の日が振替休日になるのはいつなのか、山の日に行われるイベントなども紹介していきます。

2025年の山の日はいつ?

そもそも、例年の山の日はいつなのでしょうか。それは、8月11日です。山の日は、この日に固定されています。

2025年の山の日:8月11日(月曜日)
2026年の山の日:8月11日(火曜日)
2027年の山の日:8月11日(水曜日)
2028年の山の日:8月11日(金曜日)
2029年の山の日:8月11日(土曜日)
2030年の山の日:8月11日(日曜日)

山の日が8月11日なのはなぜ?

8月11日の「山の日」は、山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する日として、2016年に施行された比較的新しい祝日です。制定に際しては、8月に祝日がなかったことや、お盆休みに近くレジャーと結びつけやすいことが理由とされています。

山の日とは

山の日はいつ始まったのか、どんな意味があるのかをご紹介します。それらを知って、「山の日」の理解を深めましょう。

山の日はいつできた? いつから始まった?

「山の日」は、2014年に制定された国民の祝日で、始まったのは2016年からです。

山の日の由来

「山の日」が制定されるきっかけとなったのは、作曲家・船村徹氏の「海の日があるのに山の日がないのはおかしい」という提言によります。それを機に、日本山岳協会をはじめとした5団体による「山の日」制定協議会が発足され、「山の日」制定へ動きだしたのだそうです。

山の日の意味

「山の日」の意味や目的は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日です。47都道府県にはそれぞれ山があり、緑に囲まれています。そんな身近にある山に感謝する日なのです。

子ども向けに簡単に説明するには?

お子さんに「山の日」を説明する場合、以下のように伝えるとわかりやすいかもしれません。

「山の日」は、山の大切さを考え、自然を守るために山を大事にする日です。山は、私たちが呼吸をするために必要な空気を作ったり、水をきれいにしたり、たくさんの動物や植物の家になる大切な場所です。「山の日」は、家族みんなで山について学び、自然を守ることの大切さを分かち合う日なのです。

山の日が振替休日になるのはいつ?

例年の山の日は8月11日に固定されています。よって、連休となることは少ないです。山の日が振替休日になるのはいつなのか、調べてみました。

振替休日とは?

振替休日とは、祝日が、ほかの休日(日曜日や祝日)と重なったときに、月曜日以降が休日となる制度です。たとえば、土曜日が山の日だと、振替休日にはなりません。というのも、土曜日は祝祭日、休日ではないからです。日曜日が山の日ならば、翌日月曜日が振替休日となります。

山の日が振替休日になるのはいつ?

8月11日が次に日曜日になるのは2030年です。翌日の8月12日(月)も振替休日となります。

山の日に行われるイベント

山の日に行われるイベントに出かけよう!

山の日に行われるイベントをご紹介します。親子で参加して、山に親しんでみてはいかがでしょうか。

第9回「山の日」全国大会 FUKUI 2025

「山の日」の浸透を図る活動をしている一般財団法人「全国山の日協議会」により、毎年「山の日」に全国大会が行われています。この大会は「山の日」を広く知ってもらうことを目的に、全国持ち回りで開催されています。

第9回となる2025年は「福井県」から記念式典、イベント等を通じてさまざまな課題の解決や「山の未来」のあり方について考えます。

第9回「山の日」全国大会 FUKUI 2025

「山の日」にはとことん山を楽しもう!

「山の日」は、山に親しみ、山に感謝する日です。登山をしたり、山にある植物、山にいる動物のことを調べたりして、山に触れる日にしてみてはいかがでしょうか。

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文・構成/HugKum編集部

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