専門家が語る「英語教育のために家庭でできること」。非バイリンガルの親が意識すべきこととは

英語教育が学校現場で盛んに行われています。2020年(令和2年)には、小学校における英語の学びも3年生から始まって、5年生では通知表が付く授業として行われるようになりました。英語教育に力を入れたいと考えるパパ・ママなどの保護者は、ますます増えて行くと考えられます。

そこで今回は英語教育の基本となる家庭環境について、専門家に話を聞きました。

英語教育の基本は家庭にある?

早速、専門家の方のアドバイスを紹介したいところですが、その前に現在の英語教育の現状、家庭の役割を整理しておきましょう。

小学校からの家庭学習でも英語が大切

冒頭では、小学校における英語必修の話をしました。寺沢拓敬著「社会環境・家庭環境が日本人の英語力に与える影響 -JGSS-2002・2003 の 2 次分析を通して-」という論文には、小学校の英語教育政策に関する議論の経緯が紹介されています。

英語教育を通じて幅広い言語力を身に付け、国際感覚の基盤を培う必要がある中で、

<各学校における取り組みに相当ばらつきがあるため、教育の機会均等の確保>(2007年8月の教育課程部会の提言より引用)

のためにも、義務教育である公立の小学校で、英語教育がスタートした背景がひとつにあるようです。

2020年(令和2年)からは、小学校で5年生、6年生に教科として英語が課されるようになりました。成績にも含まれるため、従来の国語、算数などと同じ扱いで、英語の家庭学習が求められています。

中学・高校でも英語は重要な教科

中学校、高校での英語の重要性は、もちろん変わりません。大学受験においては、文系と理系、どちらに進むせよ、試験科目には英語が課されます

特に近年は、大学入試にリスニングが取り入れられるなど、いわゆる「受験英語」のような対策では間に合わない、本当の英語力が求められるようになっています。

小学校高学年で英語の教科化がスタートし、中学校、高校、大学入試において、英語力は重要な位置を占め続ける、この大事な科目をきちんと身に付けさせるためには、やはり学校任せや習い事任せにするだけではなく、家庭環境づくりが大切になってくると言われているのですね。

幼児からはじめるには家庭環境が大事

国立大学法人お茶の水女子大学「保護者に対する調査の結果と学力等との関係の 専門的な分析に関する調査研究」によれば、学力の高い子どもの家庭は、「子どもに本や新聞を読むように勧めている」「子どもと読んだ本の感想を話し合ったりしている」「子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした」「普段,子どもの勉強をみている」「計画的に勉強するようにうながしている」「子どもが英語や外国の文化に触れるよう意識している」という傾向がありました。

もちろん、この話はわが子の英語の得意・不得意にも当てはまると考えられます。家庭環境は子どもの英語力にとっても大事だとすれば、実際にどのような点をパパ・ママとしては心がければいいのでしょうか。

前置きはここまで。いよいよ本題に入ります。

英語教育に向く家庭環境【幼児期編】

ここからは、家庭での英語環境のつくり方について、専門家の方にアドバイスをいただきます。お話をうかがったのは、富山市で英会話教室『英会話フレンズ』とアメリカンスタイルのプリスクール『フレンズプリスクール』(認可外保育施設)を運営し、過去には幼稚園教諭と保育士経験もある3児の母親、フォルカーソン・ 愛さんです。

英語教育に役立つ家庭環境とは、どのように整えれればいいのでしょうか。まずは、幼児期編を聞いてみました。

英語を母国語とする外国人を身近に

幼児の英語教育に向く家庭環境として、やはり目を背けられない最初のポイントとしては、「英語を母国語とする身近な外国人の存在が大きい」とフォルカーソン・愛さんは言います。いきなり高いハードルが出てきましたね。

「英語を母国語とする外国人が身近にいる環境かと思います。何気ない言葉かけを繰り返し聞けるからです」

フォルカーソン・愛さんの場合は、国際結婚しているため、身近に父親という英語を母国語とする人がいます。そうでない場合は、なかなか現実的ではないと思えてしまうかもしれません。

しかし、実際に法務省の統計を見ると、2020年1月の時点で、日本に暮らす外国人の数は287万人もいると分かります。全員が英語を母国語とする人たちではないですが、日本に暮らす外国人の数の規模は、広島県などの総人口を超えています。

大都市以外で暮らしている人からすれば、「地元には少ない」と思うかもしれません。しかし、現在はむしろ東京都よりも、伸び率で言えば地方の方が日本に暮らす外国人は増えています。

地域を見回して、コミュニティの中に英語を話すご近所さんがいませんか? いれば、積極的に近所づきあいを始めてみてもいいのかもしれません。もしかすると、相手も慣れない国の暮らしで、親しくつきあえるファミリーを探しているかもしれません。

また、ホストファミリーとして、日本で勉強したい英語圏の人(ゲスト)を家に滞在させるなどの思い切った決断も、子どもの一生の思い出に残るはずです。実際に筆者の配偶者の実家は、中学生のころにオーストラリアから同級生の学生(ゲスト)を受け入れたらしく、いまだにその留学生と国境を越えてやり取りしています。

他には最も身近な工夫として、英語ネイティブの講師が家庭教師のように自宅にレッスンに来てくれるサービスを利用するなども考えられます。

新型コロナによる世界的な感染症の懸念がおさまれば、こういったことも視野に入れていくのもよいかもしれません。

洋書の絵本をそろえてあげる

次はもっと簡単な工夫です。フォルカーソン・愛さんによれば、「洋書絵本などがそろえてあって、いつでも読んでもらえる環境もいいと思います」との話でした。その理由として、「子どもが他言語として捉える前の段階で、繰り返し聞く言語は、自然に取り入れやすい」からだとか。

先ほどのように、身近に外国人の友人ができれば、お互いの家で集まる際に、家に置いた洋書の絵本をちょっと手に取って読んでもらえるかもしれません。英語ネイティブの講師に家まで来てもらえば、それこそ家で読んでもらえます。

もちろん、親が読んであげてもいいはずです。「非バイリンガルだから」と気にする必要はないはずです。

前にフォルカーソン・愛さんにHugKumで別の取材をした際には、自分の発音を気にせずに、親もどんどん英語を声に出したほうがいいという話がありました。子どもが小さいうちこそ、寝る前の絵本タイムを、英語にしてあげてもいいのかもしれませんね。

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環境づくりという意味では、下記の記事のように、子どもとつくって学ぶアルファベットのコラージュ・ガーランドの話もありました。洋書コーナーをさらにアルファベットのガーランドで飾るなどのアイデアも、併せて試してみるといいかもしれませんね。

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英語教育に向く家庭環境【小学生編】

次は、小学生の子どもを持つ家庭に向いた英語教育環境について、フォルカーソン・愛さんに聞いてみました。

子どもが関心のある歌やキャラクターを利用する

フォルカーソン・愛さんによれば、幼児期と違って小学生になった子どもたちは、もう英語と日本語が異なる言語だと認識しているそう。

そのため、幼児のように環境を整えてあげるのではなく、むしろ子どもの好き嫌いを尊重して、子どもの好きな環境を利用するといったアプローチが考えられるのだとか。

「例えば、もともと子どもが関心のある歌やキャラクラーで、英語のフレーズが出てくるとします。その英語を子どもがまねている時に、『英語を話しているね。かっこいいい!』などと、その気にさせる工夫が重要かと思います」

確かに言われてみれば、知らずと子どもが口にしてしまう英語は、たくさんありますよね。筆者(男性)の世代では、アニメ『ドラゴンボールZ』の主題歌で、『CHA-LA HEAD-CHA-LA』という歌がありました。その最後に「Sparking!」と叫ぶフレーズがあるのですが、子どものころは意味も分からず格好良くて叫んでいました。

今の時代で言えば、NiziUの『Make you happy』を歌いながら、小学生の娘が踊っている家庭もあるはずです。その時に「Ooh I just wanna make you happy あ~、もう」などと歌っていたら、「へー、英語じゃない、すごいね!」などと反応してあげればいいのですね。

親自身が英語を学ぶ

ただ、英語に反応するためには、親自身もそれなりに英語力が求められるはずです。その点について、フォルカーソン・愛さんは、次のように教えてくれました。

「親が英語に興味を持っていると、自然に家庭環境に英語が入ってきます。この場合の興味とは、親が子どもの英語教育に関心を持つとは、ちょっと違います。親自身が英語を楽しんでいるスタンスがあれば、理想的だと思います。
『私が英語ができなかったから、せめて子どもには』と、子どもだけに英語学習をさせるケースが目立ちます。しかし、その思いが前面に出ると、押し付けっぽくなったり、子どもにプレッシャーがかかったりして、英語学習を子どもが楽しめなくなります。結果的に英語に対する関心を子どもが損なう場合もあるようです。親子が一緒に楽しめる環境が理想です」

フォルカーソン・愛さんの言葉に、ギクッとしたパパ・ママはきっと少なくないはず。英語に限らずいろいろな場面で、親は子どもに期待してしまいますよね。

しかし、子どもにさせる前に、自分自身が興味を持って学び続ける姿勢のほうが、大事みたいです。NiziUの『Make you happy』が流れてきたら、「これ、何て英語で歌っているんだろう?」と言って、辞書を引いてみてはどうでしょうか。その姿を見せているうちに、子どもも一緒に調べたいと言ってくるかもしれませんね。

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英語学習・英語教育に役立つ教材は?

親自身が学ぶ、家庭内で親子で英語を楽しむといった場面では、教材も役立つかもしれません。また、親自身が学ぶ、親子で楽しむ上では、家庭教師や英会話スクールの力を借りたくなる場面もあるはずです。

英会話スクールを営むフォルカーソン・愛さんは、こういった教材・英会話教室・家庭教師について、どのような考えを持っているのでしょうか。

フォルカーソン・愛さんが信頼を寄せる通信教材については、過去にもHugKumで同様の取材をしています。教材については補足という形で教えてもらいました。

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英会話教室なら集団レッスンを

まずは、英会話教室の話から聞いてみましょう。英会話教室といっても、形態はさまざまです。集団レッスンもあれば、個別レッスンもあり、日本人が先生を務める教室もあれば、英語を母国語とする外国人が先生を務めるクラスもあります。

家庭での英語環境づくり、家庭学習をベースに、英会話教室に助けを求めるとしたら、どのような教室選びがいいのでしょうか?

「言葉を覚えるプロセスでは、まず『まねる』から始めます。まねる存在が誰かという意味では、集団レッスンの教室であっても、マンツーマンのクラスであっても、英語を母国語とする英会話講師が理想的かと思われます。

また、子どもの視点に立てば、子どもの目に入る相手は、講師だけではありません。講師+クラスメイトが英語教室の環境になります。周りが日本人だけであっても、上手な子をまねるなど、まねる対象が多くなりますので、子どもの場合は集団レッスンのほうがメリットはあると思います」

要するに、小さいうちは、英語を母国語とする先生が教えてくれる集団レッスンが適しているのですね。

家庭教師やマンツーマンレッスンは?

とはいえ、英会話教室にはマンツーマンで教えてくれる家庭教師のような授業形態の場所もあります。このマンツーマンレッスンの教室は、どのような人に向いているのでしょうか?

「マンツーマンレッスンでは、確かに講師のまねをする機会が多く、量的にメリットがありそうな気もします。しかし、理解や興味関心が伴わないまねっこは、いずれ忘れてしまいます。

例えば同じ歌を一緒に歌うレッスンにしても、『マンツー』の場合は、あくまで講師のまねをして歌っているだけで、楽しさに欠け、興味関心が失われがちだと思います。『教室』であれば、他の皆と歌う楽しさがあります。

また、理解という意味では、周りに同世代の子どもがたくさん居ると、周りの分かっている子からヒントを得たり、ゲームなどを通じて競い合ったりできるので、集団レッスンの方がメリットがありそうに感じます。

ゲームという言葉が出ましたが、幼児や小学生など子どもの学びには、ゲーム感覚が欠かせないと私は思います。ゲームを楽しむには、ある程度の人数が居た方が楽しいです。持続的な興味関心を促しやすいといった意味でも、子どもは集団レッスンの方が利点はありそうです」

では、家庭教師やマンツーマンレッスンは、どのような場面に向いているのでしょうか。

「量的なメリットは、『マンツー』の最大の特長です。英語学習の成果は、『学習量に比例する』とも言われます。その意味で、意識的に学習ができる年齢の高い人ほど、メリットがあると思います」

もちろん、世の中には逆の意見もあると思います。しかしフォルカーソン・愛さんのスクールでは、以上の考えから外国人講師による集団レッスンが行われています。少なくともその指導方針は、毎年地域に暮らす多くの親子に、支持されているようですね。

通信教材などの学ぶツールは極論、何でもいい

それでは、英会話教室ではなく、通信教材など家庭内で学べるツールについては、どういった考えをお持ちなのでしょうか。

「通信教材は教室でも、自分の子育てでも試してはいません。しかし、ある有名な教材のお試しDVDは見た経験があります。その時の率直な印象は、『メディア教材は一方的で飽きるかもしれない』でした。たまたまうちには面白いアメリカ人(=父親)がいたので必要性がなかったと言えばそれまでですが、教材に対して子どもが英語で反応しても、教材からは何も返ってきません。

前の取材では、0~1歳、2歳までの子どもは、シャワーのように英語の音を浴びせているだけで、一定の効果があるとお答えしました。しかし、それ以上の年齢になってくると、これでは達成感がなく、つまらないかなと思います。学習意欲のある子どもや、受験英語学習となると動機が違いますから、また別なのでしょうけど」

それでは、3歳以上の子どもがいる家庭では何をすればいいのでしょうか?

「以前の取材では、双方向性が大事だとお応えしました。『一緒に楽しむ勇気』が親にも必要で、反応を求めている子どもに、反応を返さないと子どもにマイナスだという話もしました。

反応をきちんと返すためには、英語教育の環境づくりだとか、学習素材選びだとかよりも前に、子どもの発達に合わせた親子のかかわりがたくさんある家庭環境をつくるほうが、大切だと感じます。

理想論かもしれませんが、小さいころから比べない子育てを心掛け、食事のマナーなどしつけをしっかり伝える、日ごろからさまざまな声掛けをする、子どもが小学生になったら、今度は逆に子どもの話をしっかり聞いてあげるなどの心掛けのほうが、大切な気がします。

子どもが安心して過ごせる、子どもとのかかわりがたくさんある家庭がベースにあれば、自然と一緒に楽しむ環境はできあがります。反応を返してあげるなどの工夫も、無理せずにできるようになるはずです。そんな状況が家庭に整っているのであれば、英語学習の教材はなんでもいいのかもしれません」

子どもが安心して過ごせる、子どもとのかかわりがたくさんある家庭環境づくりは、結果として英語をよく学べる環境になる、ちょっと深い話ですね。その意味で考えると、子どもが安心して過ごせる家庭環境づくりは、英語に限らず、さまざまな学びにも大切なのかもしれません。

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最後に英語に親しませるうえでの大切な話

最後にフォルカーソン・愛さんに、英語学習に役立つ家庭環境について大事な点を聞いてみると、次のような言葉がありました。

「以前うちのプリスクールに親子で見学にいらしたお母さんの話です。3歳の息子さんが(別の英語の保育所に通わせていた)、数を数える場面で『1、2、3』と日本語で数えました。その時に、お母さんの表情が曇ったんです。『今、英語で数えて欲しかったのでは?』とお母さんに聞くと、図星でした。

その後、ご入学をいただいてから分かったのですが、その子は”大好きなお母さんが英語を話すと喜ぶので頑張っていた”状態だったのですね。一年ほど掛かって、自分の気持ちを日本語で伝えられるようになると、その子はのびのびと遊べるようにもなりました。もちろん英語の時間も大好きで、積極的に参加しています。

お子さんの将来を思って、早いうちから頑張らせたくなる気持ちは、同じ親として十分に理解できます。しかし、極端な英語学習で逆に、多くの子どもたちの大切な何かが失われてしまわないように願っています」

家庭での英語教育を考える際に、忘れてはいけない大事な点についても思い出させられるお話でした。

 

取材・構成・文/坂本正敬 写真/繁延あづさ 写真AC

【取材協力】

フォルカーソン・愛さん

英会話フレンズ&プリスクール代表にして、幼稚園教諭と保育士経験のある3児の母親。人を楽しませることが大好きな元数学教師のアメリカ人の夫とともに、英語で生活を送るプリスクール(認可外保育施設)と少人数制クラスの英会話クラスを富山市で運営する。複数のアメリカ人講師が在籍するスクールは、「楽しい時間を過ごせる」「英語学習を意欲的に続けられる」と高い評価を受けている。

英会話フレンズ&プリスクール

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Tel: 076-413-2343
Mail: contact@friendsenglish2006.com

【参考】

※ 社会環境・家庭環境が日本人の英語力に与える影響 – 寺沢 拓敬
※ 乳児に対する外国語指導の有用性について 児童にみるフランス童謡の認知力の差 – 三幣 真理
※ 保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究 – 国立大学法人お茶の水女子大学

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