筆者は過去数回家族で参加しており、特に今回の会場のふもとっぱらはお気に入りの場所です。実際に参加して感じた「GO OUT CAMP」の魅力について、レポートしていきたいと思います。そして、子どもとキャンプを楽しむための工夫についてもご紹介しておりますので、ご参考にしてみてください!
目次
ふもとっぱらは富士山が常に一望できる最高のロケーション!
会場であるふもとっぱらは、静岡県富士宮市にあるキャンプ場で、新宿から約130km、車でおよそ110分の場所にあります。
そこに広がるのは圧倒的な広さの野原と、目の前にドーンと構える富士山の姿。さえぎる物は何もなく、どこにいても常に富士山を一望できるという、最高のロケーションです。
今回のイベントでは、その野原に来場者が車で直接乗り込み、テントを立てます。だから、富士山の前には、色とりどりのたくさんのテントが並ぶのです。
「GO OUT CAMP」はオシャレキャンパーが多いのも特徴の一つ。それぞれ個性を出したキャンプサイトを見ながら歩くだけでも、とても楽しいのです!
ファミリーやワンちゃん連れも多いので、子どもが騒いで周囲に迷惑をかけたらどうしよう…という悩みはあまり深く考えなくても大丈夫そうです。常識は守って、何かあってもお互い様という雰囲気で、大人も子どもも楽しんでいますよ。
たくさんのブランドや飲食店の出店があるのでショッピングが楽しい
通常のキャンプと「GO OUT CAMP」の大きな違いは、たくさんのお店があることだと思います。キャンパーが大好きなアウトドアブランドはもちろんのこと、飲食店もバリエーション豊かに出店されています。実は、筆者もキャンプはもちろんですが、ここでのショッピングも毎回楽しみにしていることの一つです。
品ぞろえもいいですし、何といっても通常よりも大幅に値引きされていることが多いのです。かわいいアパレルも多いので、子供服を買ったり、その日急に寒くなれば急遽アウターを調達したりするようなこともあります。また、キャンプギアもたくさん売っていますので、買ってすぐそのままギアを試すこともできます。以前我が家はコットを買って、その日の夜に早速使いました。
そして、各店舗でインスタをフォローしたらおまけがもらえたり、ゲームに挑戦してクリアすると豪華な賞品がもらえたりするイベントも行われています。こんなにもらっちゃってもいいの?というような豪華なものが頂けたりするので、たくさん色んなお店を見て回りましょう。子どもができるようなゲームも多いので、子どもたちもお買い物に嫌がらずに着いて来てくれますよ。これは本当にありがたい!
飲食店の出店がたくさんあるというのも、とても便利です。キャンプではご飯も楽しみのうちですが、どうしても準備や片付けに時間をたくさん使ってしまいますよね?ここでは、思いっきり遊びつくすために、ご飯はある程度お店で買って食べるのもアリです。この場でしか食べることのできないような美味しいお店がたくさんありますので、きっと大人も子どもも満足できると思いますよ。ピザやチキン、ラーメンなどバリエーションも豊かです。
子どものための遊び場、キッズフィールド
「GO OUT CAMP」には、子どものための遊び場であるキッズフィールドがあります。
そこには、子どもがだいすきなふわふわ滑り台や、輪投げ・射的といったお祭り定番のもの、そして丸太や木材をつかったキャンプ場ならではの遊具などがあります。
この他にも、スラックラインやツリーイングといった命綱を装着して登る木登り、ガイドさんと一緒にふもとっぱらを散策するガイドツアーなどがありますよ。
こういった子どものための安全な遊び場があるのは、とてもうれしいですよね。我が家の子どもたちもいつもここで遊ぶのを楽しみにしています。スタッフの方々もとても親切で、ありがたいです。
また、気球に乗れるというスペシャルイベントも行われているので、いつか挑戦してみたいなと思います。
野外ライブ気分が楽しめる音楽ステージ
「GO OUT CAMP」には音楽ステージがあり、アーティストの方々の生ライブを間近で楽しむことができます。人気のアーティストも多く出演されており、キャンプに来たのにライブまで楽しめて、とても贅沢な気分です。
筆者も子どもが生まれる前は音楽のライブに行くことが趣味の一つでした。しかし、子どもが生まれてからは、なかなか足を運ぶことができないのが現実です。
それがここ「GO OUT CAMP」なら、子どもと一緒に音楽のライブを楽しむことができます。目の前で演奏される音楽を、会場の盛り上がった雰囲気の中楽しめるのは最高の気分です。子どももなかなか出来ないこの体験にとても興奮していました。
キャンプで子どもが楽しめるための3つの工夫
キャンプといえば、どうしてもテントを張ったり食事の準備や後片付けをしたりする際、子どもに構えずに退屈させてしまう時間が生じてしまいますよね。邪魔をしてくる子供に怒ったりすると、せっかくの楽しいキャンプの雰囲気が台無しになったりします。
そこで、子どもがキャンプで退屈せずに楽しめる工夫をいくつかご紹介しますね。
①知育菓子を持参する
お家の中では粉を散らばせたりベトベトしたりして、なかなか多くは与えてあげることが難しいような、作って食べる系の知育菓子ですが、アウトドアでは大活躍します。
我が家ではキャンプ場に到着して、さあテントを張ろうという前にテーブルとイスをまず用意して子どもたちのそこで知育菓子を作って遊んでもらうパターンが多いです。
次のキャンプでは何を持っていこうかなーと、事前の買い出しからいつもルンルンしています。
②アウトドアならではのおやつを作る
せっかくキャンプに来たからには、アウトドアならではのおやつを作っちゃいましょう。例えば、我が家は焚火の火でポップコーンをあぶってポンポンはじけるさまを一緒に楽しんだり、マシュマロを串に刺して子どもに自分で焼いてもらったりします。
とろけたマシュマロをアルフォートでサンドして食べるスモアは、カロリーが気になるところですが、背徳の味で最高です。
また、りんごの芯をくりぬき、そこにバター・砂糖・シナモンを詰めてアルミホイルで包んで焼く、焼きりんごもとってもおすすめのおやつです。
③キャンプの朝はカップ麺で決まり
普段はあまり積極的にカップ麺を食べさせることはしていないのですが、キャンプの時は特別です。カップ麺はキャンプ場での朝ごはんにとても便利なのです。
朝から子どもは「お腹すいたー」と騒ぐも、家のようにすぐ何かを用意できるわけではないのがキャンプですよね。火も夜のうちに撤収していると、また朝から起こすのも大変です。そこで活躍するのがお湯だけで作れるカップ麺やカップスープのようなインスタント食品です。コンロでお湯を沸かせば、すぐに作れて片づけも簡単、洗い物も出ません。そして子どももとても喜びます。
「GO OUT CAMP」は大人と子どもが一緒に楽しめる
今回はふもとっぱらで行われた「GO OUT CAMP」のレポートと、子どもとキャンプを楽しむ工夫についてご紹介しました。
「GO OUT CAMP」は大人と子どもが一緒に楽しめる、魅力いっぱいのキャンプフェスティバルです。アクティビティもたくさんありますし、家族にとって心に残るいい思い出になること間違いなしのイベントだと思います!
(なお、この「GO OUT CAMP」は人数制限やマスク・消毒の徹底など、新型コロナウィルス感染拡大防止ガイドラインに基づいて安全に開催されておりました。)
文・構成/小島有里