食べても太りにくいおからや野菜などを使ったレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学舘)に掲載された中から23品ピックアップしました。子どもと一緒に食べるおやつにおすすめです!
子どもと一緒に食べられる♪太らないお菓子レシピ
【1】トマトアイス
とろ~り甘くて、後味スッキリ!トマトならではの新食感。
◆材料
(作りやすい分量)
トマト 大1個(約250g)
【A】
砂糖 大さじ4
レモン汁 大さじ1
【B】
牛乳、生クリーム 各1/2カップ
◆作り方
【1】トマトは湯むきして種を取り、ざく切りにする。鍋にトマト、【A】を入れて中火にかけ、ときどき混ぜながら、水分が飛んでどろっとするまで7~8分煮る。
【2】【1】に【B】を入れてさっと混ぜ、冷凍用保存袋に入れる。平らにして空気を抜き、冷凍庫で4~5時間冷やし固める。
◆ポイント
冷凍の途中で2回ほど手でもんでおくと、なめらかに仕上がる。
教えてくれたのは
新谷友里江さん
料理家・フードコーディネーター・管理栄養士。祐成陽子クッキングアートセミナー卒業後、同校講師、料理家アシスタントを経て独立。野菜たっぷりの家庭料理やかわいいおやつなど、楽しいアイディアが詰まった料理が人気。2児のママ。
【2】トマトとりんごジュースのゼリー
ひんやり、さっぱり♪トマトのゼリーを簡単手作り。
◆材料
(グラス4個分)
ミニトマト 8個
【A】
砂糖 大さじ1
レモン汁 小さじ1
粉ゼラチン 5g
水 大さじ2
りんごジュース(果汁100%) 2カップ
砂糖 大さじ1
ミント 適量
◆作り方
【1】ミニトマトは湯むきをしてボウルに入れ、【A】をからめる。ゼラチンは分量の水に振り入れてふやかしておく。
【2】鍋に半量のりんごジュース、砂糖を入れて火にかける。温まったら火を止めてゼラチンを加えて混ぜる。しっかり溶けたら残りのりんごジュースを加えて混ぜ、氷水に当てて冷ます。
【3】とろみがついてきたら【1】のミニトマトをシロップごと加えてさっと混ぜ、グラスに等分に分け入れて、冷蔵庫で3~4時間冷やし固める。好みでミントを添える。
教えてくれたのは
新谷友里江さん
料理家・フードコーディネーター・管理栄養士。祐成陽子クッキングアートセミナー卒業後、同校講師、料理家アシスタントを経て独立。野菜たっぷりの家庭料理やかわいいおやつなど、楽しいアイディアが詰まった料理が人気。2児のママ。
【3】チョコバナナケーキ(卵・乳製品・小麦なし)
おからを使っているのがわからないおいしさ!
◆材料
(底面5~6cmのマフィン型×約6個分)
バナナ 小1本(約70g)
レモン汁 小さじ2
おから 100g
【A】
アーモンドパウダー 15g
純ココア 大さじ1と1/2
砂糖 30g
はちみつ 60g
豆乳ホイップ 70cc
【B】
コーンスターチ 20g
ベーキングパウダー 小さじ1/4
アーモンドスライス・製菓用ゼリー 各適宜
◆作り方
【1】バナナはフォークでつぶしてレモン汁を混ぜる。ボウルにおからをほぐして入れ、バナナを加え【A】を上から順番に加えてよく混ぜる。
【2】【1】に混ぜ合わせた【B】を加え、ゴムべらで均一になるまで混ぜる。
【3】【2】をマフィン型に3cmずつ流し入れ、上にアーモンドスライスなどを散らす。
【4】180℃のオーブンで15分、160℃に落として15~20分焼く。網に取り出して粗熱をとり、ラップをかけて、型ごと冷蔵庫で冷やす。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。「複数の食物アレルギーがある長女のために、家族みんなで食べておいしい料理作りを試行錯誤してきました。その中から、ずっと作り続けている、わが家で人気のレシピを紹介します」
『ベビーブック』2011年4月号
【4】グラノーラスティック
グラノーラ+ドライフルーツでサクサク&ヘルシー!
◆材料
(3~4人分)
グラノーラ(好みのシリアルでもOK) 100g
薄力粉 40g
水 大さじ6
砂糖 大さじ2
ドライフルーツ(レーズンなど好みで) 70g
◆作り方
【1】ドライフルーツは粗く刻む。
【2】フライパンに水、薄力粉、砂糖を加えて火にかける。煮立ったら火を止め、グラノーラと【1】を加えて絡める。
【3】クッキングシートを敷いた天板に【2】をのせ、厚さが1cm程度になるようにのばし、長方形に整える。
【4】170℃に予熱したオーブンで【3】を18~20分ほど焼く。
【5】【4】がきつね色に焼けたら、熱いうちにスティック状に切る。
◆ポイント
サクサク素材を組み合わせてオーブンでこんがり!
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
【5】かぼちゃ寒天
かぼちゃのやさしい甘みを生かしたヘルシーな寒天。キューブにして盛り付けるとかわいらしい。
◆材料
(13×16cmの容器1個分)
かぼちゃ 200g
【A】
水 100g
粉寒天 小さじ1/4(1.5g)
メープルシロップ 35g
◆作り方
【1】かぼちゃは種とワタを除き、皮を切り落とし、やわらかめに蒸す(またはラップに包んで電子レンジで加熱する)。
【2】鍋に【A】を入れて混ぜ、火にかけて混ぜながら加熱し、沸騰したら弱火にして5分加熱する。
【3】ボウルに【1】を入れて温かいうちに泡立て器でつぶし、【2】を少しずつ加え混ぜ、メープルシロップも加える。容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固め、食べるときに切り分ける。
教えてくれたのは
柿沢安耶さん
世界初の野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジエ』のオーナーパティシエ。野菜などの素材を厳選し、「おいしくて、体にやさしいスイーツ」を提供。食育活動にもいそしむ。
『ベビーブック』2011年9月号
【6】きなこプリン 梨のコンポートのせ
ヘルシーなきなこのプリンに甘酸っぱいコンポートをあしらいます。シャキシャキした梨の食感を味わって。
◆材料
(プリンカップ4個分)
梨 1個(正味約200g)
【A】
砂糖 大さじ2
レモン汁 小さじ1
ゼラチン 5g
【B】
きな粉 大さじ3
砂糖 大さじ3
牛乳 1と1/4カップ
◆作り方
【1】ゼラチンは水大さじ2にふり入れて、ふやかす。
【2】鍋に【B】を入れて混ぜ、牛乳を加えて火にかける。沸騰直前で火を止め、【1】を加える。ボウルに移し、底を氷水に当ててとろみがつく程度に冷やし、プリンカップに流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
【3】梨は皮をむいて角切りにし、耐熱容器に入れ、【A】を加え混ぜ、ラップをかけて電子レンジで3分加熱する。ラップをはずして2分加熱し、冷蔵庫で冷やす。
【4】【2】を型から抜いて器に盛り、【3】をかける。
*コンポートはそのまま食べたり、ヨーグルトにのせても。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年11月号
【7】バナナアイス
作り方は取っても簡単。野菜がもつ自然な甘さでヘルシー味に。
◆材料
(作りやすい分量)
バナナ(充分に熟れたもの) 4本
生クリーム 200ml
砂糖 大さじ2
牛乳 100ml
◆作り方
【1】ボウルに生クリームと砂糖を入れ、泡立て器で8分立てにする。
【2】バナナはフォークでなめらかにつぶ す(ビニール袋に入れ、手でもみつぶ しても)。
【3】【1】に【2】と牛乳を加えて混ぜ、保存容器に入れて冷凍庫で冷やし固める。固まり始めたところで一度全体を混ぜ、空気を入れるとよりなめらかに仕上がる。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレス トランで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビで活躍。「育児の予習ゴハン会」を主宰するなど食育にも力を注ぐ。双子の男の子の母。
『ベビーブック』2016年5月号
【8】かぼちゃパイ|子供と一緒に作ってみよう
休日のゆっくりとした時間を見計らって、親子でおやつ作りにトライ!甘さ抑えめで野菜なども使い、手作りならではのヘルシーおやつに仕上げましょう。
◆材料
(5~6cm×5~6個分)
冷凍パイシート(18cm×18cm) 2枚
かぼちゃ 100g
【A】
塩 少々
はちみつ 大さじ1/2~1
【B】
卵黄 1個分
牛乳 小さじ1
◆作り方
【1】かぼちゃは1.5cm角に切り、やわらかくゆでる。熱いうちに皮ごとつぶし、【A】を加えて混ぜ、冷ます。
【2】冷凍パイシートは半解凍にし、2枚一組で好みの型で抜く。
【3】【2】の半量に【1】を丸めてのせ、縁に混ぜ合わせた【B】を塗り、上から生地をかぶせ、縁をフ ォークで押さえてくっつける。上にも【B】を塗る。
【4】210℃に予熱したオーブンで10分焼き、190℃に下げて15~20分焼く。
◆ポイント
抜く:★☆☆
パイシートをお好みの型で抜きます。5cmぐらいの大きさがオススメです。型ではなく、ナイフで切っても。
※余った部分はもう一度のばして冷やし、型で抜くか、別のものに利用しても。
押さえる:★★★
縁をフォークで押さえて、上下のパイ生地をくっつけます。
塗る:★☆☆
刷毛で卵黄と牛乳を合わせたものを塗ります。小さい刷毛があると塗りやすいです。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年7月号
ヨーグルトを使った太らないお菓子レシピ
【1】ぶどうヨーグルトアイス
酸味がきいたヘルシーな味わい。子供も食べやすい小さなぶどう、デラウェアを使って。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ぶどう(デラウェア) 1房
生クリーム 100c
【A】
プレーンヨーグルト 200cc
砂糖 大さじ4
◆作り方
【1】ぶどうは皮をむく。
【2】ボウルに生クリームを入れ、泡立て器でとろりとするまで泡立てる。【1】と【A】を加えて混ぜる。
【3】密閉容器に【2】を移し、冷凍庫で一晩冷やし固める。途中固まりかけたらフォークなどで1~2回崩すとふんわり仕上がる。
*クッキーを添えても。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2013年11月号
【2】はちみつレモン味アイスクリーム
ヨーグルトをメインにしたヘルシーな味わいが◎。シンプルだけど手作りだからこその味わい。是非味わってくださいね。
◆材料
(作りやすい量)
プレーンヨーグルト 450g
【A】
生クリーム 1/4カップ
はちみつ 1/4カップ
レモン汁 大さじ1~2
◆作り方
【1】ボウルにざるをのせてキッチンペーパーを敷き、そこにヨーグルトをあけ、全体にラップをかけて冷蔵庫におく(150ml分の水分が出ればOK)。
【2】【1】のヨーグルトを別のボウルに入れ、【A】を加えてよく混ぜる。金属バットに移し、冷凍庫で6時間以上、冷やし固める。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号