2021年6月11日(金)から登場するハッピーセットのおもちゃは「ポケモン」と「マックアドベンチャー なりきりマクドナルド」です。そこで今回は、ポケモン謎解きでもお馴染みの松丸亮吾さんがひと足先にハッピーセットのおもちゃで実際に遊んでその魅力を大検証!幼少期から「遊び」を「学び」につなげていた経験談をたっぷりお伺いしました。
目次
今回のハッピーセットは「ポケモン」と「マックアドベンチャー なりきりマクドナルド」
子どもたちにも大人気の「ポケモン」と、ごっこ遊びが楽しめる「マックアドベンチャー なりきりマクドナルド」各6種類のおもちゃが6月11日(金)から登場します。
一歩先を進むハッピーセット
ハッピーセットが2021年1月にリニューアルしたのをご存じですか?サイドメニューが、栄養バランスに配慮して4種類に増えたことだけではなく、おもちゃは子どもたちが主体的に関わり、“遊び”や“体験”を通じて子どもたちの成長と発達をサポートすることを目指して開発。子どもたちの「知りたい」「やってみたい」といった好奇心を刺激し、夢中になれる「おもちゃ」や「ほん」が選べます。
子どもたちに大人気のハッピーセットは、時代やファミリーのニーズに合わせて進化し続け、家族の幸せと、未来を担う子どもたちの健全な成長や発達を支える取り組みのひとつになっています。
マクドナルドもポケモンも大好き!松丸亮吾さんがハッピーセット「ポケモン」のおもちゃを体験
テレビアニメ「ポケットモンスター」の謎解きコーナーも担当されている松丸さんが、ハッピーセットのおもちゃを体験!そこで、ポケモンの魅力やおもちゃで遊んでみた率直な感想を聞いてみました。
松丸亮吾(まつまる りょうご)
東京大学に入学後、謎解き制作サークルの代表として団体を急成長させ、イベント・放送・ゲーム・書籍・教育など、様々な分野で一大ブームを巻き起こしている”謎解き”の仕掛け人。自身が監修をつとめる著書『東大ナゾトレ』シリーズ(扶桑社)は、現在累計150万部を突破。ほかに『頭を使う新習慣!ナゾときタイム』(NHK出版)、『東大松丸式 ナゾトキスクール』(小学館)など多数の謎解き本を手がける。
現在は「考えることの楽しさを全ての人に伝える」を目標に東大発の謎解きクリエイター集団・RIDDLER(株)を立ち上げ、仲間とともに様々なメディアに謎解きを仕掛けている。
Twitter @ryogomatsumaru
小さい頃からポケモンが大好き!友情や愛情はポケモンが教えてくれた
「ポケモン」にハマったきっかけは、やはり兄弟の影響が大きいと思います。僕は全員男の4人兄弟なのですが、小さい頃から兄たちがポケモンのゲームをやっているのを楽しそうだなと思ってみていました。自分も小学生の時からゲームを始めて、どんどんポケモンが好きになっていきました。アニメもよく観ています。サトシくんと仲間たちの友情や、ポケモンへの愛情には大人でも胸が熱くなりますよね。子どもたちが「友情」や「愛」を学ぶにはぴったりなアニメではないかなと思います。僕自身も”人にやさしくする”とか”友達を大切にする”といった愛情表現は、ポケモンから学びました。
このゲーム、思ったより簡単じゃない・・!だからこそ楽しいし、発見がたくさんありそう
今回ひと足お先に「ハッピーセット」のおもちゃで遊んでみました。まず思ったことは、全体的にゲームが簡単ではない!ということ。おもちゃで遊ぶ中でたくさんの「失敗」が必要なゲームが多くて、その失敗の中でどうやったら上手くいくのかということを自然に考えられるように設定されていますね。すぐにクリアできて飽きちゃう、ということがないのが絶妙です!
松丸式の「考える力」の視点からハッピーセットのおもちゃを大検証
松丸さんは「考えることが楽しくなれば無敵になれる」をもとに、考える力を付けるために必要な「5つの力=SPECC」を提唱されています。そこで今回は松丸式の視点を踏まえて、ハッピーセットのおもちゃの魅力を分析してもらいました。
松丸式「5つの力=SPECC」
■多角的思考力「スイッチ(Switch)」
■論理的思考力「プログラム(Program)」
■試行錯誤力「エナジー(Energy)」
■会話力「コミュニケート(Communicate)」
■発想力「クリエイト(Create)」
ゲームで遊びながら身につく「考える」ための5つの力
僕が提唱するSPECCという5つの力はナゾトキやゲームをしながら楽しく鍛えることができるんです。【ゲーム=悪】と極端にとらえている親御さんも多いようですが、ゲームや遊びを通して身につく力もあると僕は思います。
まず、多角的思考力「スイッチ(Switch)」とは、平面的でなく、いろんな角度からみつめることのできる力のこと。固定観念にとらわれず常識を外す力のこと。ゲームにも必要な力ですよね!
論理的思考力「プログラム(Program)」はなんで失敗したのか、論理的に考える力。どうしてクリアできないのか考えることによって身につけることができます。試行錯誤力「エナジー(Energy)」は諦めない力。成功するまで何度も挑戦する力のことです。
また、ゲームを1人でやるのではなく、友達と会話しながらやることでコミュニケーションになっていて、会話力「コミュニケート(Communicate)」を高めてくれます。一緒にゲームを成功させるうえで正しく伝える力、伝達力と理解力が必要になり、身につくと思います。ゲームを自分で作る力、発想力「クリエイト(Create)」も。与えられたルールだけで遊ぶのではなく、自分でルールを考えて新しい遊びを作り出すことで鍛えられると思います。
ハッピーセットのおもちゃは「考える力」を育むのにぴったり!
例えば「ピカチュウ バランスチャレンジ」。このゲーム、僕がすっごくハマってしまって、休憩時間中もずっと遊んでいたほど(笑)。台が安定していなくて、ぐらぐら揺れるのがすごく難しいんです。だからこそ何回もトライしてみたくなる!「重心」の勉強をしているとわかりますが、高くなればなるほど不安定になる。知らずに高さを積んでいくと難しいんですよね。
「この置き方はどうかな?」「ピカチュウの耳を使うと安定するかも!」など、試行錯誤しながら何度もトライすることでいろいろな発見があり、これがひとつの学びになると思います。「毛布の上に置くとグラグラが弱くなるぞ!」など置く場所によってもカスタマイズ性があり、シンプルな遊びから発展があるのもいいですね。兄弟や友達と対戦しても、遊びがどんどん広がりそうです。
また、「ピカチュウ トリックわなげ」には、いろんな要素が詰まってると思います。物を投げるときって、直線で投げたらまっすぐ飛んでいく訳じゃないんですよね。でも、小さい子どもは放物線とか重力とか知らないから、それを教えるのってすごく難しい。それを言葉ではなく、実際に自分が遊んでいく中で理解し、学びとっていくんですよね。放物線という言葉を知らなくても放物線の概念を体得していく。デジタルゲームにはない経験ができます。
「好きなことをやっている時間」が子どもの発達を促す!
子どもたちの考える力を伸ばすために、親はどういう声かけや接し方をすればよいのでしょうか?松丸さんに子どもの頃よく遊んだおもちゃや、ご両親の教育法などについて聞いてみました。
説明書通りの遊びから一步先へ!もっと面白くなるよう工夫してみよう
家には兄達が使っていたゲームやおもちゃがたくさんあって、手を動かすおもちゃなどで遊んでいくうちに自然といろいろ学んでいきました。友達とは対戦ゲームするのが好きで、自分でルールを作ってよく遊んでいたので、それが今の謎解きクリエイトにもつながっていると思います。
この自分でルールを作るというのはとってもおすすめです。今回のハッピーセットのおもちゃでも、例えばバランスゲームをポイント制にして友だちや家族と一緒に遊んでみたり、5つの力「スペック(SPECC)」を意識して遊ぶことで、説明書に書いてある方法以外にも遊びや学びがどんどん広がりますよね。
両親は子どもの興味を引き出すのが上手かった!
両親には「勉強をしなさい」とは、ほとんど言われたことがなかったですね。親の教育方針として、”子どもが好きなことをやっている時間が子どもを成長させる”という考え方があって、僕が興味をもったことや好きなことをどんどんやらせてくれました。両親は子どもの興味があるものを引き出すのが上手かったんだろうなと思います。幼少期、自宅には、化石キットや三国志の本など、様々なジャンルのおもちゃや漫画がたくさんありました。僕の興味関心はどこにあるのか種まきをしていたように感じます。その中で僕がいちばん興味を示したのが図形パズル。そのおもちゃがきっかけで算数が得意になりました。
子どもの「好き」をぜひ伸ばしてあげてください
好きなことをやっているときの子どもってのすごく集中力が高まって、目もキラキラしていますよね。強制されてやっているのとは全然違う。ぜひ親御さんには子どもをよく観察し、好きなことを発見してあげて欲しいなと思います。「好き」を探すためにも子どもにいろんなことを体験させてあげることも大切かなと思います。「ハッピーセット」のおもちゃは、そのきっかけになってくれると思いますよ。
「ポケモン」ハッピーセットのおもちゃの詳細
今回のインタビューでも実際に松丸さんが遊んだ、ポケモンのおもちゃは全6種類。どれも遊びながら学ぶという要素が詰まっています。その魅力をひとつずつ紹介します。
ピカチュウ バランスチャレンジ
ピカチュウのバランスゲームです。付属のモンスターボール柄のおもりを落とさないように順番に乗せていき、バランス遊びを楽しめます。
松丸さん「3枚目を台にのせるときがポイントだよ!家族や友達と一緒にポイント制にして遊んでも楽しそう」
ピカチュウゲット!ボールアタック
ボールを転がし、ピカチュウを倒して遊ぶおもちゃです。付属の得点シートの上にピカチュウを並べ、ボーリングのようにボールを転がしてピカチュウを狙います。倒した位置によって得点が変わるので、点数を競って遊ぶことができます。
松丸さん「カーブボールをうまく使えば一回でたくさん倒せるよ!ボールの転がし方をいろいろ試してみたら新しい発見があるかも」
ピカチュウ ダンク
バスケットゴール型のおもちゃです。付属のモンスターボール柄のボールをゴールに投げいれると、上に表示された数字が増えていきます。ゴール数を競って遊ぶことができます。
松丸さん「投げる距離で難易度が変わるから、いろんな位置で試してみてね」
ピカチュウ じゃんけんアタック
ピカチュウの、じゃんけん遊びができるおもちゃです。ピカチュウのしっぽを下に押すと、上に表示されたじゃんけん(グー・チョキ・パー)の表示がランダムで変わります。
松丸さん「表示されるじゃんけんが次は何が表示されるのか当てるという遊び方もできるよ」
ピカチュウ トリックわなげ
ピカチュウの輪投げが楽しめるおもちゃです。土台のルーレットを回すと、色やフープの形が表示されるので、それにしたがって的とフープを選択して、輪投げにチャレンジすることもできます。
松丸さん「表示された色やフープ以外のところを選択するなど、自分のルールを作って遊んでみよう」
ピカチュウ ダッシュ
ピカチュウを前に走らせて遊ぶおもちゃです。ピカチュウはプルバック式になっていて、平らな場所で後ろに引くと、前に進むしかけになっています。
付属の紙製のメジャー型得点表に従ってピカチュウを走らせ、止まった場所の得点を競って遊ぶこともできます。
松丸さん「どうやったら速く、長く走るのか、後ろに引く加減を調整してみよう。斜めの台の上でやっても楽しそう」
編集部ママが子どもと一緒に「マックアドベンチャー なりきりマクドナルド」で遊んでみた!
続いては同時期に発売となるハッピーセット「マックアドベンチャー なりきりマクドナルド」のご紹介です。こちらは、大好評だった2019年に続いての登場で、今回は6種類のおもちゃが登場。クルーが使っているアイテムが本格的なおもちゃになっていて、カウンターやキッチン、デリバリーなど、様々なポジションのクルー体験をしている気分に。
おもちゃにはポジションごとにポイントなどが書かれた「おしごとカード」が付いていて、仕事の内容をマスターしたら自分の名前を書いて「エキスパートクルー」になれるという仕掛けがあります。
職業体験をしながら「ごっこ遊び」が楽しめるおもちゃ
大好きなマクドナルドの店員さんになった気分で、6歳の娘はごっこ遊びに夢中!ハンバーガーのハッピーセット・つくろう!えだまめコーンを使っていつも食べているハッピーセットを自分で作ったり、メニューがまわる!キャッシュレジスター・びっくり!デリバリーバッグを使って店員さん役を演じてみたり、いつものごっこ遊びの幅が、何倍にも広がります。
クルーサンバイザー&色がかわるバッジのバッジは、冷たい水で濡らすと星の色が白色から黄色に変わります。また、色がかわる!ドリンクマシーンにお水をセットしてボタンを押すと水がカップに注がれ、冷たい水が入った部分が白色から黄色に変わる仕掛けがあるのも面白い!
ハッピーセットのおもちゃで子どもの「自ら考える力」を育もう
松丸さんの視点からハッピーセットのおもちゃを検証してもらうことで、親御さんにも多くの発見があったのではないでしょうか。インタビュー時、松丸さんがおもちゃで遊んでいるときに「僕は手先が不器用だから、うまく頭で解決しなきゃいけない」と言ってゲームに挑戦していた姿が印象的でした。
おもちゃで楽しく遊びながら考える力を育むことができたら、子どもにとっても親にとっても、ハッピーですよね。はじめは、パパやママがヒントを与えながらいろいろな角度で遊びを発展させていくことができたら理想的です。
ぜひ、皆さんもハッピーセットのおもちゃで「松丸式5つの考える力」を意識しながら遊んでみてください!
子どもたちの「知りたい」「やってみたい」といった好奇心を刺激し、夢中になれる「おもちゃ」や「ほん」。今までよりもっとファミリーに寄り添い、時代の一歩先を進んでリニューアルしたハッピーセットは、家族の幸せと、未来を担う子どもたちの成長や発達をサポート!マクドナルドのこれからの活動にも注目していきたいですね。
ハッピーセットについての詳細情報は>こちら
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撮影/田中麻以 取材・文/やまさきけいこ