デジタル時代の子どもたちのリアル実態調査! デジタルが「学び」と「遊び」の境界線を埋めていく?

PR /NTTドコモ

子どもたちが生きていくこれからの社会は、より一層デジタル化が加速します。仕事や暮らしに、より一層デジタルへの知識が必要とされてくるでしょう。幼い子どもを育てていると「デジタルは子どもにとって良くないのでは?」という漠然とした不安を抱くことがありますよね。でも、そんな意識にも少しずつ変化が生まれてきています。HugKum編集部では、NTTドコモと共同でお子さんのデジタルへの親和度調査を実施。ご家庭でのデジタルとの付き合い方や、内容について調べました。

小学校でタブレットやパソコンを使った学習が増え、子どもたちは小さな頃からアプリや動画を楽しむことが当たり前になってきました。皆さんのご家庭では、デジタルコンテンツとどのように接しているのでしょうか? 気になる利用時間やコンテンツの内容、 デジタルを取り入れた学習を行っているかなど、子育て世代のリアルな実態を、HugKum編集部とNTTドコモとで共同調査しました。その結果をご紹介します!

NTTドコモ・小学館の共同調査「お子さまのデジタルへの親和度調査アンケート」

アンケート対象:小学生以下のお子さまがいるご家庭

dジョブ スマホワーク会員様アンケート 2022年3月10日(木)~3月15日(火)有効回答数6395人
HugKum WEB メルマガ会員様アンケート 2022年3月11日(金)~3月21日(月)有効回答数874人

アンケート母数 7269人

子どもたちは好きな時に好きなコンテンツを観ている

コロナ禍での生活が長期化。おうち時間が長くなっている中で、子どもたちは自由時間に何をしているのでしょうか。

お子さまは自由時間や隙間時間に何をして過ごしていますか?(複数回答可)【単位(人)】

最も多かった回答は動画視聴でした。親世代が子どもの時と違い、ストリーミングサービスが一般化。決まった放送時間以外にも好きなアニメや番組が見られるとなれば1位になるのは納得ですよね。次いで多かった回答が「テレビ」。テレビでのストリーミングサービス視聴が多くなっていることもあり、テレビの役割が増えているため、接触時間も多くなると推測されます。3位、4位は「外遊び」「デジタル以外のおもちゃ遊び」。デジタルと非デジタル、どちらもバランス良く体験できているようです。

1日の動画やゲーム時間、休日は3時間以上が多数!

デジタルコンテンツは、大人が管理してあげないといつまでも利用してしまうことも。実際、子ども達は1日にどのくらい動画やテレビ、ゲームに時間を費やしているのでしょうか。

【平日】お子さんが動画やテレビを観ている時間、ゲームをしている時間の合計は?【単位(人)】

0歳~小学6年生まで、幅広い年齢のお子さまがいるご家庭へのアンケートのため、「全く観ない」というご家庭も多く見られました。利用している方に絞って見ていくと、平日は学校や園があることから「1時間未満」、「2時間未満」の方が多いという結果でした。

【休日】お子さまが動画やテレビを観ている時間、ゲームをしている時間の合計は?【単位(人)】

休日になると視聴時間は一気に増加。利用している方の中では「3時間以上」というご家庭が最も多いという結果に。休日、レジャーに出かける機会が減っていることもあり、動画視聴やゲームをして過ごす時間は長めのようです。

デジタル社会に向けて、プログラミングが人気

GIGAスクール構想により、小中学生は1人1台の学習端末が支給されました。小学校では、タブレットから宿題を提出したり、プレゼンソフトを使って発表をしたりと、実践的な使い方が求められているようです。今後もますます進んでいくデジタル社会に向けて、ご家庭ではどんなことを行っているのでしょうか。

デジタル社会に向けて、取り組んでいることはありますか?

・これ何?と聞かれたら、タブレットやスマホで調べさせるようにしている。(愛知県・男性)

・タブレットで知育ゲームアプリを遊ばせている。(千葉県・女性)

・プログラミング教室や大会に参加させている。(石川県・女性)

・タブレットで、お絵描きから始めている。もう少し大きくなったらプログラミングをさせたい。(愛知県・女性)

・プログラミングの勉強にもなるので、ゲームではマインクラフトをやらせている。(奈良県・女性)

・子どもが自分でタイピングの練習をしている 。(東京都・女性)

・30分の制限をしているが、dキッズで勉強につながるものをやらせている。(四国地方・女性)

プログラミングを学べたり、知育につながるアプリやゲームを使っている方、これからやらせたいという方が非常に多く見られました。2020年度から、小学校でもプログラミングの授業が必修化され「家庭でもやらせたい」と考えるご家庭が多いようです。一方で、「こちらが教えなくても自然に身につくと思う」「今後いくらでも使うものなので、あえて何も行っていない」という意見も見られました。

親は「学習に使ってほしい」が、子どもは「遊びたい!」すれ違いの妥協点は?

具体的には、お子さまのためにどんなデジタルサービスを利用しているのでしょうか。

お子さまのために登録しているデジタルサービスはありますか?【単位(人)】

お子さまのために登録しているデジタルサービスは、YouTubeが圧倒的に多いという結果になりました。この数字には、YouTubeKidsも含まれています。続いての2位はアニメなども豊富な「Amazon prime」、やっている方も多い、こどもチャレンジ/こどもチャレンジTVが3位に。上位2つは大人からも人気のコンテンツであるため、納得の結果ですよね。

子ども向けに絞ったコンテンツで見ていくと、「こどもチャレンジ」や「dキッズ」「スマイルゼミ」「ごっこランド」といった知育や教育コンテンツが多く見られ、デジタルを使った学びに触れさせたい親心が見て取れました。学びと遊びのバランスの良い、安心なアプリやサービスが選ばれているようです。

お子さまのためにやっていることや、やりたいことで悩みはありますか?

・親は学習系の動画を見せたいが、子どもの見たいものが違う(三重県・女性)

・タブレットの教育ソフトにすぐに飽きてしまった(青森県・男性)

・英語に力を入れたいが、飽きたり違うものを見たがったりで、続かない(愛知県・女性)

・漠然とプログラミングを学ばせたいと思っているが、何をしたらいいのかわからない(静岡県・女性)

・タブレットで遊ぶ時にテンションが高く、依存ではと心配している(東京都・女性)

お金をかけて学習系のコンテンツを購入したのに、子どもが興味を示さないのは“子育てあるある”ですよね(泣)。ただ、子ども達が勉強よりもゲームや遊びに惹かれるのも理解できるので、親と子の妥協点として「知育系のアプリ」を利用する方が多いのかもしれません。

オンラインの習い事は積極的にトライ派が増えてきた!

デジタルだからできる学びのひとつに、オンラインによる習い事があります。お住いの地域からは習えない講師に教えてもらえたり、デジタルを使った分かりやすい学びができたりと、メリットもいっぱい。利用状況や、人気の習い事について見ていきましょう。

お子さまは、オンラインによる習い事をしていますか?やったことがありますか?【単位(人)】

約8%の方が「はい」と回答。コロナ禍の影響で、オンラインによるコミュニケーションがグッと身近になったこともあり、今後も増えていくことが予想されます。

オンラインの習い事でやっているもの、やったことがあるもの上位3位【単位(人)】

オンラインの習い事といえば「英会話」ですね。多くの方がやっているようです。学習塾はコロナ禍で一気にオンライン授業にシフト、そのままオンライン通学のお子さまも多くなった様子。習い事の送り迎えがなくなり、親御さんにとってもオンライン授業はメリットがありますね。他、ダンス教室や、ピアノ教室、プログラミング教室など、ご自宅の環境で受講しやすいものを習っているご家庭が多かったです。お料理教室も人気がありました!

「学び」と「楽しい」を繋ぐデジタル体験を!

パソコンとタブレットの写真

今回の調査では、各ご家庭のデジタルへの関わり方をリサーチしました。お悩みの中には、視力の低下や依存性を心配する声も見られましたが、子どもの学びに役立つことには積極的な姿勢も見られ、お子さまのために多くの親御さんが模索していることが分かりました。デジタルに対する意識や環境が大きく変わっている今、上手に付き合い、楽しみながら学びを得られるものを選んでいきたいですね!

NTTドコモが提供する知育コンテンツ「dキッズ」は こちら>>

文・構成/寒河江尚子 構成/HugKum編集部