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英語が身につかないのは、日本語で英語を習う時間が多いから…
英語に苦手意識があるお子さんや、英語に初めて触れるお子さんでも、「英語でのコミュニケーション能力」を伸ばすことができるというベティア。なぜ会話力を伸ばすことができるのか、ゲームの監修をされた向後秀明教授にお話を伺いました。
向後 秀明
敬愛大学 英語教育開発センター長・国際学部国際学科教授
22年間の高校教員生活を経て、2008年に千葉県教育庁教育振興部指導課指導主事。その後、2010年に文部科学省初等中等教育局教育課程課・国際教育課外国語教育推進室教科調査官。2017年より現職。学習指導要領の改訂に深く関わり、小学校から大学まで、英語の指導と評価に関する研修を行っている。英語教育界の最高栄誉とされるパーマー賞受賞。
―日本では、小学校から英語を学ぶのに、帰国子女のお子さんのようにしゃべれる子、聞ける子は少ないです。それはなぜですか?
はじめにお伝えしたいのですが、話す、聞くを含めて、英語そのものの学習は、日本国内だけで十分できます。ただ、英語に触れている時間が長くないと難しいのです。
今、学校で習う英語は、小学校3,4年生で52.5時間、5.6年生で105時間。中学は350時間で、高校は学校によって異なりますが、かなり力を入れているところでも470時間程度です。トータル1000時間足らずで外国語が「使える」ようになるのは、なかなか難しいんですね。学校外での学習をプラスする必要があるんです。
―小さい頃から英語塾に行ったり、TVの英会話番組を見たり、英語に触れる時間をプラスしても、なかなかスムーズに英語ができるようにならない子が多いと感じます。
日本での英語学習は、まず単語や定型文を習い、日本語訳を覚えるところから始めることが多いですよね。また、日本語で説明を聞いたり読んだりするので、英語の学習なのに日本語の環境に浸っている時間がとても長いのです。それに、最初から文法をかなり重視するので、ルールがきちんと理解できないと英語をしゃべってはいけないような気持ちになりがちです。
TVの小学生向けの英語学習番組もさまざまありますが、番組全体が日本語中心で展開されているものも少なくありません。その場合、英語番組なのに、英語を話している時間がほんの少ししかない、ということになってしまいがちです。
英語の環境に身を浸す「イマージョン学習」が効果的
―では、英語のシャワーをどんどん浴びる必要がある?
「イマージョン学習」という学習法があります。これは未習得の言語を習得する学習法のひとつで、学習したい言語の環境に身を置くことで、結果として自然にその言語を身につけることを指します。つまり、日本語を差し挟まず、外国語だけが使われている環境に身を置くのです。この環境に身を置くことこそ、英会話力獲得に非常に有効なのです。
Nintendo Switchの英語学習ゲームソフト『ベティア ペラペラ英語アドベンチャー』はまさに、このイマージョン学習を行うもので、物語の会話はもちろん、プレイヤー(子どもやパパママ)が操作するメニュー画面など、目に触れるもののほとんどが英語表記です。このソフトで遊ぶことで、英語に浸り、徐々に英語のコミュニケーション能力を伸ばすことができるのです。
英語を全部理解していなくてもいい!
―全部英語でゲームをプレイするとなると、保護者も子どもも、きちんと理解できないのでは?
さきほども言ったように、日本人は「全部理解しないと英語ができない」と思いがちなんです。でも、会話って、日本語同士で話しても、相手の言うことを100%理解していないことが多くないですか? 「この人だいたいこんなこと言っているな、なるほど、じゃ、自分はこう対処しよう」って、7〜8割程度の理解で進んでいく。それでなんとかなっていると思います。
外国語の場合も同じことが言えます。もちろん、日本語より話されていること、書いてあることがわからない部分がもっと多いでしょうから、モヤモヤするかもしれません。でも、そのあいまいさに耐える力をつけてほしいんです。繰り返し触れているうちに、そのあいまいさへの対処がうまくなり、そして少しずつ理解が深まっていきます。
イマージョン学習は、早く始めれば始めるほど抵抗なく受け入れられます。学校で英語がスタートする小学校3年生から『ベティア』を始めるのもいいですが、小学校に入学する前であっても、英語の音声に慣れる意味でも非常に効果があります。
子どもは大人より外国語の吸収力がはるかに高く、その吸収したものが大人より長く保たれます。大人だと1年後には元に戻ってしまう発音が、子どもはキープできる。すると、その後の学校での英語学習の上達がまったく違ってくるのです。イマージョン学習は、やるなら早期がいいと、私は思いますね。
『ベティア』のキャラクターと話すことでネイティブ・スピーカーと会話する効果が!
―いったい、どんなふうにゲームで英語が学べるのですか?
『ベティア』は映像がとても美しく、ストーリーも興味深い。質の高いソフトだということが挙げられます。そのゲームに引き込まれ、英語力が備わっていく。つまり、「楽しいゲームの中に英語が入っている」といった感覚です。机に向かって英語を勉強するのとは違う。その利点が大きいのが、まずひとつ。
2つ目のメリットは、自分が設定したキャラクターを動かして、相手とコミュニケーションを楽しめること。そしてそのツールが英語、というわけです。ネイティブの友達を作って話そうと思ったら大金を使って海外へ行くしかない、とかつては思われていたかもしれませんが、このゲームがあれば、国内にいながら英語でのコミュニケーション体験ができる。「自分の子どもの頃に『ベティア』があればよかったのに」と、私は本当に残念に思っているんですよ(笑)。
『ベティア』は音声認識ソフトで、プレイヤーが話した言葉によって物語が進んでいきます。そして、その話した言葉の発音のチェック機能もあります。カラオケと同じで、100点満点で出てきます。私は疑い深いですし(笑)、英語教育者ですから、「これ、ちゃんとしたチェックができているのか?」と気になって、自分で発音チェックを何度もしてみています。
悔しいことに、100点満点はなかなかとれませんでした(笑)。私は自分の発音について母音がもうひとつ、と思っているのですが、いろいろな発話にチャレンジする中で、母音がうまく発音できなかったときには、点数が引かれていました。「ちゃんと採点しているな~」と実感しました。すばらしいAIが乗っていますね。
冒頭、私は「英語学習は日本国内にいても十分できる」と言いましたが、このゲームソフト『ベティア』を使えば、日本にいながら非常に効果的に国内で英語学習ができるのです。
15分、30分単位で遊ぶ約束をすることも学びに
―保護者としては、たとえ学習用だとしても、子どもが「ゲームにハマる」ことに抵抗があります。
私が提案したいのは、まずパパママが、お子さんといっしょに楽しむことですね。そして、ゲームを通して英語に触れることを肯定する。その前提で、毎日どれくらい関わるかの時間の約束をしましょう。このゲームは毎日30分プレイして半年以上楽しめるので、1日30分、あるいは15分でもいいですね。できれば毎日プレイしたほうが英語の効果は上がるので、そんな短めの設定がいいのではないでしょうか。また、60分たつと休憩タイムが表示されますので、長くてもそこまでしかやらない、と決めるのもいいでしょう。
楽しんで英語を学ぶことと、約束を守ること。両方を身につけられるものだと考えたらいかがでしょうか。
世界で活躍できる英語を身につけるベースを作ろう
―『ベティア』が英会話力を中心に効果があることはよくわかりました。けれど、日本の受験英語には単語や長文読解の勉強は必要ですね。
それはもちろんです。でも、そうした受験勉強をする上でも、基礎として『ベティア』で身につけた英語力があることは非常に重要なんです。昨今の試験に求められている「高速での情報処理力」も身につきます。もちろん、高校入試や大学入試でますます重視されてきているリスニングの勉強にも、苦手意識を持たずに取り組めます。
『ベティア』の英語レベルは 英検®5級から3級程度となっています。英語をこれから学ぶ小学生におすすめなのですが、中高生や大人にも効果があります。中でも、お子さまたちにはTOEFL Primary®やTOEFL Junior®にトライしていただきたいと思います。こうした世界基準の英語能力検定を受けることで、ますます自信がつくと思うからです。
『ベティア』で遊ぶことからスタートして、子どもたちが世界で活躍できる英語力を身につけることを、大いに期待します。
HugKumモニターが親子で『ベティア』を体験してみました
HugKumモニターのお子さん3人に、『ベティア』で遊んでもらい親子の感想を聞いてみました。
ゲームで遊んでいるうちに、いつの間にか英単語を覚えて発音も良くなりそう
まなとくん(小3)親子
まなとくん 「勉強という感じは全然しなくて、土を掘って宝石を見つけたり、お話を進めていくのがわくわくしておもしろかった!英語のクイズもときどき出てきて楽しかった。英語で会話をしているような気分になって、かっこいいなと思いました。上手に発音しないと反応しないので、そこが最初は難しかったけどやっているうちに成功する確率が上がってきて、もっともっとやりたいです」
まなとくんママ 「少し前からオンライン英会話レッスンを始めたのですが、子どもは気持ちが向かない日もあり、かわりに親がレッスンをやる羽目になることも。どうしたら楽しく意欲的に学べるかなと思っていました。
ベティアは、お手本の発音に続いて声に出して話すので、とても上手に話せている気分に。アプリやCDなどを聞いて英語の発音を真似しても、それが正確な発音なのか自分ではわからないですよね。発音が間違っていたとしても、それを何度も正しい発音になるまで繰り返し聞くかと言われると、難しいと思います。このゲームでは、その作業を楽しみながらできるので画期的だと思いました。
ゲーム自体もRPG仕立てになっていて、どんどん先に進めたくなるような工夫が凝らされていました。ゲームを楽しんでいたらいつの間にか英単語も覚えて発音も良くなっている、という結果が期待できそうです」
英語学習へのハードルがグッと下がった!
ななちゃん(小2)親子
ななちゃん 「Nintendo Switchで英語をどうやって勉強するのかなと思っていたけど、かわいいキャラクターがたくさん出てきて楽しくできました。難しかったのは、発音を聞き取ってもらえなくて何度も繰り返し言ったところ。大きな声で上手に言えたときに褒めてくれるメッセージが出るとうれしかったです」
ななちゃんママ 「まだ単語や文章が読めないので、ゲームを楽しめるか少し心配していたのですが、実際に試してみると英語が読めなくてもゲームが楽しめたので安心しました。机に向かって勉強するよりNintendo Switchで楽しみながらできるので、子どもの中で英語へのハードルがグッと下がったように感じます。楽しい!という本人の言葉が聞けて、英語学習は始め方も大事だと気づかされました。しばらくは横に座って一緒に楽しむスタイルになりそうですが、子どもだけでなく私も英語を声に出すことで学び直しの良い機会になりそう。親子で続けていけたらいいなと思います」
みんなで遊べるうえに、学びもあって、一石二鳥です!
そうすけくん(小4)親子
そうすけくん 「僕はまだローマ字しか読めなくて、文章の意味がわからないところもあるけど、英語で会話できるのが楽しかった!発音がうまくできた時に“GREAT”が出たらガッツポーズ!これならもっと英語をやりたいと思いました」
そうすけくんママ 「長男が楽しそうに遊んでいるのを見て、4歳の次男もやりたい!と興味を持ちました。息子たちはまだ英語を勉強していないので英文の意味はよくわからないと思うのですが、真似て発音すると単語によってはそれっぽく発音できたり(笑)。家族で順番にやってみて点数を競い合ったり盛り上がりました!英語初心者の私も、自分はこの単語の発音が苦手なんだ、と自覚できて大人でも学びが多いです。
英語で言葉のキャッチボールができるのが楽しいようで、子どもたちが気軽に楽しみながら英語に慣れることができそうだなと期待しています」
体験型英語学習ゲーム『ベティア』を3名様にプレゼント!
「聴く」「喋る」がメインの『ベティア』は、英語にまだ触れていない小さなお子さんや小学生にもぴったりのゲームです。子どものモチベーションも高まる学習ゲームは、どんどん活用していきたいですね!
今回ご紹介した『ベティア』を3名様にプレゼントします。この機会に、ぜひゲームで遊びながら楽しく英語学習をスタートしてみませんか。応募フォームは記事の下へ!
プラットフォーム:Nintendo Switch™
イマージョン体験型英語学習ゲーム
価格 :パッケージ版/ダウンロード版:6578 円(税込)
©DELUXE GAMES INC.・FunCrew INC. All Rights Reserved. ※ゲーム画面は開発中のものです。
You Tubeで遊び方をチェックしよう!
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※抽選の結果、当選された方にはNintendo Switchのゲームソフト「ベティア ペラペラ英語アドベンチャー」をプレゼントします。
※こちらのプレゼントに応募される場合、事前に発送先となる個人情報の入力と、アンケートへの回答が必要となります(応募時に賞品送付先ご登録フォームとアンケートフォームのご案内があります)。
■応募締切日:5月13日(金)23:59まで
■抽選方法:ご応募いただいた月の翌月以降、HugKum編集部にて抽選を行います。
■発送方法:日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便などの配送業者より発送させていただきます。配送希望日時はご指定いただけません。
■個人情報および特定個人情報の適正な取り扱いに関する基本方針:こちらをご覧ください。
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※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。落選の方へのご連絡はいたしておりません、ご了承ください。
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取材・文/三輪 泉 撮影/北村瑞斗 構成/HugKum編集部