英才教育はやっておくべき? メリデメや効果的な開始時期は?世のママパパたちの考えもリサーチ!

 

お子さんの得意分野や意外な才能を発見し、それを伸ばしてあげるために「英才教育」を始めようと考えているご家庭はきっと多いはず。しかし、「英才教育」には「何才からはじめるべき?」「子どもがストレスを抱えてしまうのでは?」といったさまざまな疑問やお悩みが付きものですよね。

そこで今回は、お子さんの「英才教育」事情をリサーチ! 英才教育の理想的な開始時期やメリット・デメリットを解説の上、Hugkum読者のご家庭から寄せられた「英才教育」への意見をご紹介します。さらに、「英才教育」をより効果的にするコツもまとめてみました!

英才教育とは? 何歳から始めればいい?

 

まずは、そもそも「英才教育ってなに?」と疑問をお持ちの方向けに、その概要をご紹介。
混同されがちな早期教育との違いや、始めておきたい年齢についてもあわせて解説します。

英才教育ってなに? 早期教育とのちがいは?

「英才教育」とは、優れた才能を持つ子どもの能力を伸ばすために行う教育を指します。英会話や算数といった科目をはじめ、ピアノやお絵かきのような芸術分野、スポーツなど、ジャンルはさまざま。

「早期教育」と混同されがちですが、こちらは一般的に、年齢にかかわらず受験などを見据えた先取り学習・教育のことを指します。

英才教育はいつから始める?

人間の脳は「直観力や記憶、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)」を司る右脳と「言語や計算、論理的な思考」を司る左脳のふたつに分かれています。

0才〜3才までが右脳が優位な時期といわれているため、英才教育は3才までに始めることで、それぞれの分野における感覚・センスの発達に効果的と考えられています。

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英才教育にはどんなメリットがある?

 

そんな英才教育ですが、はじめることにどのようなメリットがあるのでしょうか? ここでは、英才教育に期待されているメリットをお伝えします。

楽しく「遊び感覚」で学べる

なにに関しても先入観がなく好奇心・向上心が旺盛な幼少期。この時期は勉強や練習においても、苦手意識のようなネガティブな感情を抱きにくいことや、幼児向けのプログラムには楽しく学べるような工夫が凝らされていることなどからも、英才教育の多くは「遊び感覚」で始められるといわれています。

練習や課題を習慣づけられる

また、幼いころから日常生活に英才教育を取り入れることで、練習や課題をすることが習慣化されることも英才教育に期待されるメリットのひとつ。さらに、お子さん自身がたのしく学ぶことができれば、自ら学ぼうという「向上心」や「意欲」もともに高まるはず。

記憶力に優れている

幼少期は右脳が優位に働いているため「記憶力が良い」ことも、なにかを幼いうちに学ぶメリットに挙げられます。毎日さまざまなことを吸収していく時期だからこそ、勉強や習いごとにおいても多くのことを感覚的に記憶し、身につけることができます。

英才教育にはデメリットもある?

 

しかし、英才教育にはさまざまなメリットが期待される一方で、デメリットが伴うこともあります。ここでは、英才教育をすることで生じ得るデメリットをまとめてみました。

子どもがストレスを抱える場合も

たとえ子どもがやりたがって始めたことでも、教室が合わなかったり、お友だちとうまく付き合えなかったり、いつの間にか問題やストレスを抱えてしまうこともありますよね。また、お子さんのなかには、じぶんの意志をうまく大人に伝えられない子も少なくありません。

習いごとやその科目自体に苦手意識を抱かせないためにも、お子さんの様子には十分に注意を払う必要があります。決して無理はさせないようにしましょう。

自由な時間がなくなってしまう

大人に比べて一日の活動時間がはるかに短い幼児。英才教育の取り入れ方によっては、お友だちと遊ぶ機会やお子さん自身の自由な時間が減ってしまうことも危惧されます。ストレスを抱える原因にもなり得るので、無理をさせないようにゆったりとしたスケジュールを立ててあげることも大切です。

自分が「どうしたいのか」わからなくなってしまうことも

また、幼いころから親主導で勉強や習いごとをやらせてしまうと、子どもが「自分はどう思うのか」「どうしたいのか」を考えられないまま大きくなってしまうおそれもあります。

ママやパパが見つけた才能を伸ばしてあげることももちろん良いですが、お子さんの意志や関心を一番に大切にできるよう、本人の思いにつねに耳を傾けてあげましょう。

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ママパパに聞いてみた! 英才教育をどう思う?

 

では、実際に子育てをしているママやパパは英才教育をどのように考えているのでしょうか。

Hugkum編集部が実施したアンケートに寄せられた回答をご紹介します。

『小さな頃から教育を受けるのは ためになると思う』

アンケートには「小さいうちからやっておいたほうがためになりそう」といった英才教育の「効果」を期待する声が多く寄せられました。右脳が優位な幼少期に始めるからこそセンスが身につくことや、幼いころからはじめることで誰よりも習熟できることなど、さまざまなメリットが挙げられています。

「小さいうちからやっておいた方がいいと思う!」(20代・福島県・子ども2人)
「小さい頃からそのような教育を受ける事は子供の為になると思う」(40代・埼玉県・子ども1人)
「小さい頃からの積み重ねが大事だと思います。 (30代・愛知県・子ども2人)

『本人のやりたいことならやらせてあげたい』

「本人が興味を持っていることなら、ぜひ」という、お子さんの意志を尊重したポジティブな声もありました。本人にやる気・目標があることが、なによりの活力になりそうですね。

「本人が楽しそう、目標がある、効果があるならいいと思う。本人のキャパシティを超えた教育は意味がないと思う」(30代・東京都・子ども2人)
「本人の意識次第、本人にやる気があるならできる限りのことはさせてあげたい」(40代・石川県・子ども3人)

『お金がかかりそう』

なかには「お金がかかりそう」と費用面を心配する声も。習いごとには費用が不可欠ですが、ジャンルによっては莫大な金額に及んでしまうこともありますよね。「お金に余裕があれば、英才教育を受けさせたい」といったコメントもいただきました。

「お金に余裕があるなら、かけられるだけお金をかけて受けさせたい」(30代・山形県・子ども2人)
「ある程度、お金が必要。使えるお金があればあるだけ、教育できる。じゃないと、英才教育なんてできない。」(40代・東京都・子ども3人)

『必要ないと思う』

英才教育は「必要ない」派のママやパパももちろん珍しくありません。理由としては「小さいうちはのびのびと自由に遊ばせてあげたほうが良いのでは」「無理にやらせてしまうと歪みが出るのでは」、といった英才教育への疑問の声が寄せられています。

「必要ないと思う。一歩間違えたら虐待になりそう。」(40代・東京都・子ども2人)
「あまり好ましくない。 子供のうちはのひのび遊ばせたほうがいいと思う」(40代・京都府・子ども3人)
「勉強ばかりの英才教育は歪みが出ると思うので否定的です」(40代・神奈川県・子ども3人)
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ママパパにアンケート! 英才教育におすすめのジャンル・習いごとは?

 

先述したとおり、ひとえに「英才教育」といってもジャンルや科目は多岐にわたります。では、そのなかでもどのようなジャンルや習いごとが人気を集めているのでしょうか?

先輩ママ・パパたちにアンケート調査してみました。

英会話

まず挙げられたのは、大人になってからもずっと役立つ「英会話」。「英会話」には、発音など感覚的に身につけておきたいことや、英単語や文法表現といった、記憶力の優れているうちに覚えておきたいことが盛りだくさん。英才教育の定番ともいわれている科目です。

「英語は小さいうちからやった方がいいというので」(40代・埼玉県・子ども3人)
「小さい頃から、英語には触れさせている。すんなりと受け入れてくれている。わからない、嫌い、と頭ごなしに毛嫌いしないでくれた。」(40代・東京都・子ども3人)

学習塾/先取り学習

また、受験や学校での成績を見据えて、幼いうちからお子さんを学習塾に通わせるご家庭も多いようです。先取りをしておけば、入学後も学校の勉強にはゆとりを持って取り組めるかもしれません。

「小学校低学年ですが、大学入試を見据えて小論文対策の塾に通っています。言葉が遅く自分の思いを人に伝えるのが苦手なので、昨晩の訓練をしようと思ったので始めました。文を書くこと、発想力、文字を書くスピードが劇的に能力アップしました。」(30代・東京都・子ども2人)
「学校の授業で困らない テストで良い点を取る 子供のやる気に繋がる」(40代・神奈川県・子ども2人)
「早めの先取り学習。本人が勉強したいと言ったし、得意分野がみえてきていたから」(40代・千葉県・子ども2人)

ピアノ

早くから始めることで、絶対音感が身につく可能性がある「ピアノ」。指先を動かすことで脳の発達・発育にも効果的といわれ、大変人気がある習いごとです。

「早いうちに絶対音感をつけたかった」(30代・群馬県・子ども2人)

水泳

水中での全身運動により基礎体力のトレーニングになることから、「水泳」も人気の習いごと。体力づくりのために、幼いうちからお子さんをスイミングスクールに通わせているご家庭も多いようです。

「水泳を習う。体作り」(40代・広島県・子ども3人)

サッカー

男の子の定番の習いごとでありながら、最近では女の子からも人気を集めている「サッカー」。体力や運動神経を養えるだけでなく、チームワークが大切なスポーツなので、協調性も育めることが期待されています。試合などイベントごとが多く、家族一丸となって盛り上がれる点も魅力です。

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英才教育を失敗しない&より効果的にする3つのポイント

 

英才教育を始めるからには、お子さんにとって充実した経験をさせてあげたいですよね。では、英才教育を失敗させないため、そしてより効果的にするためには、どのようなことに気をつけてあげれば良いのでしょうか。

3つのポイントにまとめてみました。

子どものペース・個性を尊重する

どんな科目においても、習得のスピードはお子さんによってそれぞれ異なります。ぐんぐん上達する子もいれば、ゆっくりな子もいるもの。

大人はついつい周りの子とわが子を比べてしまいがちですが、特にゆっくりタイプの子は、急かされたり自分のペースを乱されてしまうと、それがストレスに繋がってしまい、楽しく取り組めなくなってしまうこともあります。どんなペースもお子さんの個性と捉え、おおらかに見守ってあげましょう。

プレッシャーを感じさせない

英才教育を始めるからには、どんなママやパパだって多かれ少なかれ成果を期待するものですよね。さらに費用がかかればかかるほど、その期待感は高まるものかもしれません。

けれども、大人からの期待が子どもには大きなプレッシャーになってしまうことも。お子さんに期待をすること自体は決して悪いことではありませんが、お子さんにプレッシャーを感じさせないように気をつけることが大切です。

子どもの「好き」「楽しい」を伸ばす

お子さんが積極的に学び、自身の能力を伸ばすには、その科目に対する本人のポジティブな気持ちが大切。成績や能力を伸ばす前に、大人はまず、お子さんの「好き!」「楽しい!」という気持ちをさらに伸ばせるように努めてみましょう。ママやパパもいっしょになって楽しんであげれば、その気持ちはさらに高まるかもしれません。

子どもの様子に常に注意を向けていることが大前提!

さまざまなメリットやデメリットが想定される英才教育。幼いうちに始めるからこそ期待される効果がある一方で、一歩間違えれば、お子さんの好奇心を潰してしまうおそれもあります。

英才教育には、始める前も始めた後も、ママやパパがお子さんの様子に常に注意を向けていることが大前提。おおらかに見守りながら、親子ともに楽しく取り組んでくださいね。

構成・文/羽吹理美

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