名づけに後悔してしまったことってある?後悔しないためのポイント&立ち直り方

我が子への最初のプレゼントでもある名前。一生懸命ママ・パパが考えた自慢の名前ですよね。でも、実は名づけに後悔してしまっているという人も少なからずいるよう。どんなことで後悔してしまったのか、後悔してしまった時にの立ち直り方、また名付けに後悔しないための方法などをご紹介。名づけを考えている人は必見です。

名付けに後悔したことはある?

7歳〜12歳の子を持つママにアンケートを実施。子どもの名付けに後悔してしまったことがあるか、またある場合にはその理由を聞いてみました。

Q.子供の名づけに後悔したことはありますか?

後悔してしまったという人は少数派なものの、約7%もいますね。またどちらでもないという人と合わせると、約13%も。意外と多いように思われます。

後悔してしまった理由で多いものは?

次に後悔してしまった理由を選択肢から選んでもらいました。ダントツ一位は日本人ならではのあの理由のよう。

Q.後悔している理由に当てはまるものを選択してください。

圧倒的に多いのが字画や画数がよくなかったという回答。画数が気になるのは日本ならではですよね。その後の回答は、その他を含め、「違う漢字を使いたかった」「カタカナにすると読みづらい」「変わっている」「芸能人とかぶった」など成長していくなかで、じわじわと感じるものが多いようです。

「名前の画数を考えてなかった」(40代・佐賀県・子ども1人)
「漢字が読めない」(30代・兵庫県・子ども4人)
「有名人に似た名前がいるのでいじられないか気にしてしまう」(40代・神奈川県・子ども1人)
「ちょっとからかわれるようなあだ名をつけられやすい」(40代・神奈川県・子ども2人)
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名づけで後悔してしまったときの立ち直り方

もしも名付けで後悔してしまった時に落ち込んでしまうのは残念ですよね。どのように立ち直るのがいいのかも聞いてみました。

名前の由来や良いところを探す

名前を由来やそもそもその名前にした理由を思い起こしたり、子どもにも伝えるという人が多いようです。よくよく考えて、その名前にしたかった意味合いが必ずありますもんね。

「名前の意味合い等を調べて良い方向に考えを変える」(40代・宮城県・子ども2人)
「幸せになれるよう良い意味を考えて付けていると思うので、名前の由来や一生懸命考えた事などを本人と話して、納得できるようにする」(40代・埼玉県・子ども1人)

気にしすぎない

気にしても仕方がないので、気にしすぎないようにするという声も。気にしてとらわれてしまってももったいないですよね。

「あまり気にしないようにした」(40代・千葉県・子ども2人)
「くよくよしなくても、もう決まった名前でいい」(40代・山口県・子ども2人)

納得して名付けたことを思い出す

名付けはママ・パパがたくさん時間をかけて考え、その名前がいいと決めたはず。そのことを思い出す、というのは大切ですね。

「その時に最適だと思って付けた名前なので悔やむ事はないと自分に言い聞かせる」(40代・埼玉県・子ども2人)
「ちゃんと考えてつけたなら後悔の必要はない。堂々としていれば良い」(40代・兵庫県・子ども2人)
「子供が生まれてきてくれた時の幸せな気持ちでつけた名前だから後悔するのではなく、その時の気持ちを思い出す」(40代・大阪府・子ども1人)

子どもが嫌な思いをしたら改名しても良いことにする

ちょっと変わった名前などで、子ども本人が嫌な思いをすることがあれば、最終的には改名するという選択肢もあり、という声も。一定の理由があれば改名は認められるものでもあります。

「子どもがいじめられたり嫌がった時は変えてもいいと思う」(40代・秋田県・子ども1人)
「すごく悩んで考えてつけた名前。 子ども自身に気に入ってるか聞いてみる。 子どもがどうしても嫌なら、改名も検討してみたらいい」(40代・大阪府・子ども2人)
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名づけを後悔しないために考えたいこと

ママ・パパたちに、名付けを後悔しないためのポイントも聞いてみました。これから名付けをする人はぜひ参考にして!

納得いくまでよく考える

子どもへの愛情を込めて、納得のいくまで決めるという声がいちばん多く上がりました。とことん考えていれば後悔することはきっとないですよね。

「どんなに考えても後悔しないことはないと思うので、決定するまでによく考える。振り返ったときにあれだけ考えて決めたことと思える」(40代・東京都・子ども2人)
「納得いくまでいろいろな名前を調べる」(40代・北海道・子ども2人)
「子供への愛情が深ければ後悔しない」(40代・三重県・子ども2人)

大人になったときのことも考える

つい、子どもの名前、として考えがちですが、大人になっても一生使うものなので、長い目で見て良いと思える名前をつけるのも大切なよう。

「おじいちゃんおばあちゃんになっても一生使う名前だと言うことを考えながらつけるといいと思います。 あまり長い名前はテスト等の時大変なので、ほどほどの長さがいいと思います」(40代・大阪府・子ども2人)
「将来子供が恥ずかしいと思わないような名前にする。間違えて読まれるとかわいそうなので、ちゃんと読める字にした方が良いと思う」(40代・千葉県・子ども2人)
「赤ちゃんの時だけでなく、大きくなった時の事も考える。名前の音の響きが可愛いとか、自分の好きなキャラクターなどから取って簡単に付けるのではなく、意味や子どもの幸せをしっかり考えてつけるのが望ましいと思う」(40代・埼玉県・子ども1人)

字画や漢字の意味をよく調べる

姓名判断はこだわる人とそうでない人といますが、あとあと気になってしまうなんていうことを避けるためには、ある程度調べておくのが良いようですね。また、漢字の意味を調べておくのもポイントのよう。

「全体の字画数などもふまえた上で、名字と名前のバランスを考え、由来も考えると良いと思います」(40代・山口県・子ども1人)
「姓名判断などは関係ないと思う人はいると思うが、将来子どもが何かうまくいかないことがあった時に、姓名判断でものすごく悪いことが書いてあったりしたら、そのせいにしてしまうことにないように、ある程度は考えたほうがいいのかな、と思う」(40代・大分県・子ども3人)

家族や周りの意見も聞く

ママ・パパだけで決めるのではなく、他の人の意見を聞いているという手も。ある程度絞ったところで、どう思うか聞いてみるのも良さそうですね。

「文字に書いてみたり、人に相談したりして一時的なお花畑思考から脱却すること」(40代・千葉県・子ども2人)
「時間が許す限り調べて考えて家族で話し合うこと」(30代・大阪府・子ども2人)

名付けは納得してつけたなら気にしすぎないように

名付けに後悔している人は少なくありませんでしたが、皆さん名前に対する愛着は持っていて、納得して考えたという人がほとんど。子どもは実は大して気にしないということもあるはず。なぜその名前をつけたのかを折々で話して聞かせてあげることで、子どもも自分の名前に自信を持てるはず。ぜひ気にすることなく名前に愛情を持ってくださいね。

 

文・構成/HugKum編集部

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