【助産師監修】授乳中にカフェインは絶対ダメ?赤ちゃんへの影響や授乳中のコーヒー・紅茶・緑茶の摂取量や飲み方を解説

授乳中のママの中には、コーヒーや紅茶、緑茶が好き!という方もいらっしゃることでしょう。しかし、カフェインが入っているから…と控えているママもいるかもしれませんね。そこで当記事では、授乳中のカフェインが赤ちゃんへ与える影響や、授乳中のコーヒー、紅茶、緑茶の飲み方を解説していきます。また、編集部おすすめのカフェインレスコーヒーをピックアップしてご紹介しましょう。

授乳中にカフェインは絶対ダメなの?

授乳中にカフェインは絶対ダメなの?
授乳中にカフェインは絶対ダメなの?

 

「授乳中にコーヒーや緑茶を飲みたいけれど、カフェインが入っているからダメかな?」と、迷ってしまうママも多いのではないでしょうか。カフェインを摂取してもよいのかどうか、これから説明していきます。

母乳にいい食べ物や飲み物、食べてはいけないものはない

そもそも、母乳にいい食べ物や飲み物、食べてはいけないものはありません。母体には優れた機能があり、どんなものを食べても母乳の成分や量を一定に保つようになっているからです。ですので、「母乳のため」ではなく「ママ自身」のために食事を摂るように考え方を変えてみてはいかがでしょうか。ママ自身の健康を損なうことは、赤ちゃんにもいいことがありませんよね。ママの体にいい食べ物や飲み物をバランスよく摂取するように心がけてくださいね。

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授乳中のカフェイン、赤ちゃんへの影響は?

ママがカフェインを摂取すると、赤ちゃんにどのような影響があるのでしょうか。

薬剤の母乳への移行に関してまとめられたリファレンスブック「Medications & Mothers’ Milk(Ph.D. Hale, Thomas W. 著)」によれば、カフェインは「比較的安全」というレベルに位置付けられています。ママがカフェインが含まれた食品を摂取すると、母乳にもカフェインが移行しますが、その量は、1%程度ととても少ないものです。

赤ちゃんへのカフェインの影響は証明できていませんが、次のような影響があるのではないかと考えられています。

・寝つきが悪い、寝ない
・興奮する
・落ち着きがなくなる
・よく泣く

母乳へカフェインが移行する量は少ないですが、カフェインの摂取量が多ければ多いほど移行する量も増えてしまいます。もちろん、赤ちゃんに直接カフェインを与えることは避けたほうがよいですし、授乳中のカフェイン摂取量にも注意したほうがよいでしょう。

授乳中のコーヒー、紅茶、緑茶の飲み方

コーヒーや紅茶、緑茶が好きな方が気になるのは、「授乳中にどれくらい飲んでもよいか」、ということではないでしょうか。そこでこの項では、カフェインの摂取量、飲むタイミングなどをご紹介していきます。

授乳中のカフェイン摂取量の目安は?

カフェインの摂取量、飲み物は何杯までOK?

文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によると、コーヒー、紅茶、煎茶、それぞれに含まれるカフェイン濃度は、

コーヒー:60 mg/100 mL(コーヒ粉末10g・熱湯150ml)
紅茶:30 mg/100 mL(茶5g・熱湯360ml・1.5分〜4分)
煎茶:20 mg/100 mL(茶10g・90度430ml・1分)
となります。

また、厚生労働省の「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」によると、授乳中のカフェインの摂取量は1日300mgまでを上限にするとよいので、コーヒーなら250mlのカップで2杯程度。紅茶なら、250mlのカップで4杯程度、煎茶であれば250mlのカップで6杯程度にしましょう。

なお、それぞれの飲み物は抽出方法によってカフェイン濃度が変わることがあります。あくまでも目安としてください。

飲むならいつ?

カフェインが入った飲み物を摂るタイミングは、授乳後がベストです。授乳前にカフェイン入りの飲み物を飲んでしまうと、母乳にもカフェインが含まれてしまう可能性があります。コーヒーなどを飲むときは、授乳後に飲むようにしてくださいね。

コーヒーを飲むならカフェオレがいい?

コーヒーよりもカフェオレのほうがカフェイン量が少ないです。カフェオレ100mlに含まれるカフェインは、約40~50mgといわれています(カフェオレのカフェインの量は、コーヒーと牛乳の割合で変わります)。コーヒーに含まれるカフェインは100mlあたり60㎎ですから、10㎎程度カフェイン量が違います。

コーヒーを飲むなら、カフェオレにして飲むのもおすすめです。

飲み過ぎはNG

カフェイン入りの飲み物は、やはり飲み過ぎは禁物です。コーヒーや紅茶、緑茶などを控えたとしても、ココアやチョコレートといった思わぬ食品にカフェインが含まれていることもあります。なるべく1日の摂取量を超えないように気をつけてください。

カフェインを目安の量よりも多く摂ってしまったと気づいたら、

・翌日はカフェインが含まれる飲み物を一切飲まない
・カフェインレスの飲み物に切り替える

などで調整すれば問題ないでしょう。

記事監修

Kawai
助産師・看護師
河井恵美

看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。様々な診療科を経験し、看護師教育や思春期教育にも関わる。青年海外協力隊として海外に赴任後、国際保健を学ぶために兵庫県立大学看護学研究科修士課程に進学・修了。現在はシンガポールの産婦人科に勤務、日本人の妊産婦をサポートをしている。また、助産師25年以上の経験を活かし、オンラインサービス「エミリオット助産院」を開設、様々な相談を受け付けている。

エミリオット助産院

編集部おすすめ!授乳中に飲みたいカフェインレスコーヒー

カフェインが気になるママにおすすめなのが、カフェインレスコーヒーです。ここからは、編集部おすすめのカフェインレスコーヒーをピックアップしてご紹介します。

「辻本珈琲 カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー【デカフェ・モカ】50杯分」

辻本珈琲 カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー【デカフェ・モカ】50杯分

 

化学薬品を一切使用しない、「液体二酸化炭素抽出法」でカフェイン残留率を0.1%以下まで除去したエチオピア産コーヒー豆を100%使用。モカ特有の豊かな香りとやさしい酸味が味わえます。また。ドリップコーヒータイプだから、手軽に淹れられるのもポイントです。

「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス エコ&システムパック 60g」

ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス エコ&システムパック 60g

 

「ネスカフェゴールドブレンド」の味わいはそのままに、自然の水だけを使用する独自の製法でカフェインを97%カット。インスタントコーヒータイプで、ホットでもアイスでも楽しめるのも特徴です。

「カフェインレス デカフェコーヒー ドリップ粉100g(100g☓1袋)」

カフェインレス デカフェコーヒー ドリップ粉100g(100g☓1袋)

 

コーヒー豆本来のおいしさや風味を損なうことなく、化学薬品を一切使用しない「スイスウォータープロセス」で水のみを使用し、カフェインを99.9%カットしたデカフェコーヒーです。ノンカフェインとは思えない香ばしさと味わいを堪能できます。

「キーコーヒー コーヒーバッグ まいにちカフェ カフェインレス (7g×4バッグ) ×6箱 デカフェ・ノンカフェイン レギュラー(ドリップ)」

キーコーヒー コーヒーバッグ まいにちカフェ カフェインレス (7g×4バッグ) ×6箱 デカフェ・ノンカフェイン レギュラー(ドリップ)

 

ほのかな甘い香りとすっきりとした後味のカフェインレスコーヒーです。マイボトルにこちらの商品とお湯を入れるだけ!コーヒーバッグを入れたままでも一定以上濃くならないのが特徴です。オフィスで、家事の合間に、出先で、どこでもコーヒータイムが楽しめます。

「マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー100g インスタント」

マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー100g インスタント

 

高地有機栽培のアラビカ豆100%ブレンドのカフェインレスコーヒー。自然なカフェイン除去プロセスにより、カフェイン残留率0.3%未満で、本来の深く豊かな味と香りをそのまま残してあるのが特徴です。

授乳中は上手にカフェインとつきあおう!

授乳中のカフェイン摂取について解説しました。授乳中には、カフェインの摂取量に注意し、ときにはカフェインレスの飲み物も活用して、上手にカフェインと付きあっていきましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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