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赤ちゃんの退院に備えてお迎えの準備をしよう
退院してからは、赤ちゃんと片時も離れることのない、赤ちゃん中心の生活がスタートします。特に第一子の場合には、赤ちゃんを家に迎える準備が一から必要ですね。退院に際しての準備や、赤ちゃんを迎え入れる家での準備など、忘れていた!と慌てることのないようにしっかり用意しておきましょう。
赤ちゃんが退院する瞬間はどんな気持ち?
赤ちゃんとの退院を迎えた日の気持ちをママ・パパにリサーチ。みなさん一様に、嬉しさとともに緊張を感じる日のようですね。
ママパパの体験談
新生児を迎えるために必要なこと
新生児を迎えるにはしっかりとした準備が必要。帰ってきて、急に何かが足りないと思っても新生児を抱えていては買いに行く余裕などありません。事前にきちんとチェックしておくのが大切です。
ベビーベッドの準備
まず必要になるのは、赤ちゃんを寝かせるベッドの準備。退院後の赤ちゃんは初めての外出で疲れているもの。早めにゆっくりと寝かせてあげたいですよね。ベッドは赤ちゃんがすぐに眠れるように、ベッドメイクしておきましょう。
おむつ替え用品の準備
新生児期の赤ちゃんは1日に約10〜13回もおむつ替えが必要に。おむつ替えのお世話は待ったなしでやってきます。おむつ、おしりふき、使用済みおむつ入れなどは、産前にしっかり準備しておきましょう。冬場であれば、おむつウォーマーなどを用意しておくと便利です。
着替えの準備
赤ちゃんは汗っかきなうえ、おむつ変えやおっぱいの吐き戻しなど、1日に何回も着替えるなんていうことも。肌着は何枚か余裕を持って用意しておきましょう。暑い季節・寒い季節と用意するものも変わってくるので、出産予定日に合わせて考えておきましょう。
新生児が退院するときの服装
生後5日ごろの新生児が退院する日には、どんな服を着せればいいのでしょう?まだまだ体が未熟なので服装はしっかり考えておきたいところ。
新生児が退院するときに着る服
退院する時には、赤ちゃんのお世話になれていないママ・パパが着替えさせやすいものを選ぶのがポイント。首もすわらず体もふにゃふにゃと柔らかい新生児の着替えは思いのほか大変です。着替えがストレスになってしまわないように、着替えさせやすいものを準備しておきましょう。
また、退院時に記念撮影をしたりとちょっとおめかししたい時にはセレモニードレスを用意するのもオススメ。用意する場合には、”なにものにも染まらないように”と白いドレスを選ぶのがポイント。お宮参りにも着ていくことができます。
季節別の退院着
赤ちゃんが生まれた季節ごとに、準備する退院着は変わってきます。初めての外出は赤ちゃんにとっては負担にもなるもの。まだ体温調節機能が発達していない赤ちゃんのために、服装で上手に体温を調節してあげることが必要です。
春・夏
気温に合わせて調整ができるツーウェイオールを選ぶと、裾を開けば涼しく着せられるのでオススメ。車内などクーラーが効いている場所では、薄手のブランケットを用意してあげると体温調節ができて便利。真夏であれば肌着だけを着せておくるみでくるんであげるのもOK。セレモニードレスを着せる場合にも、通気性が良いものを選んであげましょう。
秋・冬
寒い時期は赤ちゃんが冷えないように厚着をさせたくなりますよね。でも温度調整が未熟で汗っかきな赤ちゃんは、体温がこもって暑くなってしまうことも。厚手のものを1枚着せるよりも、薄手のものを重ね着するようにしましょう。短肌着の上に、コンビ肌着、足まで覆えるロンパースなどを着せるのがオススメ。外に出る際には、暖かいブランケットなどのおくるみも用意しておきましょう。セレモニードレスを着せる場合にも保温性のある生地のものだと安心です。
退院着のサイズの選び方
退院着は、平均的な大きさの赤ちゃんであれば一番小さい50〜55cmの新生児用と考えてOK。でも、検診で大きめと言われていたりする場合には、60cm前後でも大丈夫。また、肌着を選ぶ際には、紐で留めるものを選ぶとサイズ調整もしやすいのでオススメ。2wayオールも、股下スナップを開けて使えたりと大きくなっても調整して使えます。
退院時の移動手段と注意点
退院する際の移動手段はさまざまですよね。それぞれの移動手段によって注意する点も変わってくるので、チェックしておきましょう。
車(マイカー)の場合
自分の車や祖父母の車などで移動する場合には、ベビーシートを必ず用意しておく必要が。退院前に装着して、問題がないかをしっかりチェックしておきましょう。当日は、まだ首も座らず、体がふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこしてになるので、使い方もマスターしておくと、いざという時に慌てずに済むはず。また、運転もいつもよりもゆっくりめ、段差などの衝撃が起きないように気を遣った運転を心がけましょう。
タクシーの場合
タクシーで退院する場合、ベビーシートはどうするの?と思う人も多いはず。一般的に、タクシーはチャイルドシートの使用が免除されているので、そのまま抱っこで乗っても大丈夫。でも、新生児の赤ちゃんの抱っこはただでさえ気を遣うもの。また万が一、抱っこで事故にあったら、ということを考えたら、自分でベビーシートをレンタルなどで用意しておくのが安心。また、各タクシー会社では、新生児の退院用など専門のサービスを用意しているところも。チャイルドシートの設置がしてあるので、利用日が決まったら予約しておくのがオススメです。
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徒歩の場合
徒歩で帰宅する場合には、新生児の抱っこが可能な抱っこ紐を準備しておきましょう。抱っこしながらでは足元がおぼつかない場合もあるので、きちんと抱っこ紐を使って両手を開けておくのがマスト。近いからといって油断しないようにしたいですね。
電車やバスなどの公共機関は使ってもいい?
赤ちゃんの外出は、基本的に1ヶ月検診で問題なければOK、と考えられています。でも、やむを得ない事情で電車やバスなどの公共交通機関を利用する際には、できれば家族などに付き添ってもらうようにしましょう。また、おむつ替えや授乳、ぐずってしまった時に途中下車することも考えて、各駅のエレベーターや授乳スペースなども事前にチェックしておくと安心です。
退院後の自宅での過ごし方と注意点
退院後、自宅で過ごす場合には、ママの体調の管理や、新生児の赤ちゃんのお世話について注意しておくことがあります。
退院後すぐのママの身体はできるだけ安静に
産後、ママの体が回復するために必要な期間は一般的に6~8週間かかるといわれ、この期間を「産褥期」と呼びます。できれば産後2週間は赤ちゃんの授乳やおむつ替え以外の時は体をしっかりと休ませてあげられると安心。買い物などの外出は赤ちゃんとの1ヶ月検診で問題ないとされてからにしたいもの。その間は、パパや祖父母に家事などをお願いできるといいですね。難しい場合には、産後シッターなどのベビーシッターを利用することも考えて。
必要なものは事前に用意しておくのが安心
産後すぐの赤ちゃんに必要なお世話セットは、産前に用意しておきましょう。着替えやおむつ替えセットなど、分かりやすく揃えておけると、パパや祖父母、シッターさんにお世話や家事をお任せしやすくなります。
新生児退院セットのおすすめ
赤ちゃんとの退院の日に用意しておきたいセットをピックアップ。産前に用意しておくと安心な上、何よりも退院する時の楽しみにもなりますよね。
ベビードレス アフガン付き6点セット
帽子・ベビードレス・ベビーアフガン・ガーゼ短肌着・ガーゼハンカチ・ベビーソックスが付いた6点セット。ベビードレスは夏物で薄手の天竺素材。綿100%なので生まれたての肌にも優しい肌触り。股部分のスナップボタンの付け方を替えるとカバーオールにもなる2wayタイプ。ベビーアフガンが、退院時の小さな体をしっかり包み込んでくるので安心。肌着も付いているので、このセットがあれば退院準備はバッチリ。
ピュアホワイトセレモニードレス3点セット
新米ママも着せやすい工夫がされた、新生児ツーウェイオールは前開きのスナップ式。首元のレースなど上品なデザインになっているので、これ一枚でも大丈夫ですが、オーガンジーのオーバードレスを着ると、華やかで記念撮影にぴったり。後開きで、2カ所リボン結びをするだけでOK。ヘアアクセサリーはゴムタイプで締めつけにくく簡単にドレスアップ出来る可愛いアイテム。
2wayオール・帽子・ボレロ3点セット
秋冬生まれの赤ちゃんの退院時に着せてあげたい、モコモコのボアで作られたベスト。縁取りにポンポンがついて赤ちゃんをかわいく演出します。お揃いのデザインの帽子も秋冬生まれの赤ちゃんにはちゃんとかぶせてあげたいもの。ドレスオールはねんねの新生児期には筒型ドレスで、動きが活発になってくる乳児期にはスナップを留めてカバーオールとして使える2way仕様。
タキシードデザイン ベビードレス
男の子にぴったりな、春秋素材のタキシードベビードレスのセット。帽子・ベビーアフガン・ガーゼ短肌着・ガーゼハンカチ・ベビーソックスがついた6点セットなので、退院時だけでなくお宮参りにも重宝します。男の子だからふわふわのベビードレスはちょっと・・・という場合に、かっこよく着せられるタキシード型はオススメです。
新生児の赤ちゃんとの退院は準備が大事!
産前は時間がたくさんあったママ・パパも、赤ちゃんとの退院後はお世話が待ったなしの状態に。準備しておくものはたくさんあって大変ですが、退院時や退院後のシーンを想定して、しっかりと整えておけば、安心して出産に臨めるはず!
文・構成/HugKum編集部