「楓」の名前、春生まれの子に付けても大丈夫?漢字の意味や由来を解説

赤ちゃんに付ける名前の候補として、男女共に人気の漢字「」。楓は古来より日本に自生し、初夏の新緑や秋の紅葉の美しさで知られる木の名前でもあります。そんな「楓」は秋生まれの子に付ける名前として人気ですが、春や他の季節が誕生日の子どもにも名付けられるのでしょうか?  今回は、楓の漢字の意味や由来をご紹介。名前としての楓がどのような意味を持つのかも解説し、楓の字を使ったおすすめの名前もご紹介します。

「楓」の由来と意味

楓という漢字は、どのような意味や由来を持つのでしょうか。また、名前にしたときはどんな意味や願いが込められるのでしょうか。

「楓」の由来とは

へんと「ふう」の読みをあらわすから成る形成文字。古来より日本に自生する木の名前で、独特な葉の形が特徴的です。春は美しい若緑の葉を付ける楓ですが、秋に赤く色付く種には紅葉(もみじ)の名が与えられているものもあります。

楓は中国より伝来した植物の名前ですが、日本と中国で指す木が違い、日本語での読みは「かえで」「かつら」「ふう」などと読みます。日本固有の読み方である「かえで」は、もともとその葉の形が蛙の手に似ていたことから「かへ(え)るで」と呼ばれていたことが由来です。

楓は名前ではどんな意味?

俳句や詩でその美しさを讃えられることも多い楓は、名付けではどんな意味が込められるのでしょうか。

新緑や紅葉の美しさ、花言葉にちなんで名付けよう

名前に楓の字を使う際には、その性質や花言葉から連想した意味を込めることができます。楓の花言葉には「美しい変化」や「遠慮」、「大切な思い出」などがあり、それらにちなんで名前では人の心を打つ美しさや謙虚さを持ち、人との縁を大切にできる人になってほしいという意味付けができます。

また美しい新緑や鮮やかな紅葉のイメージから、人に印象を残す存在になってほしいという願いも込められるでしょう。

楓は秋の季節のイメージ?

楓は紅葉のイメージが強いことから俳句などでも秋のシーンで用いられることが多い漢字ですが、「青楓」など初夏の季語も存在するので、秋以外の季節に生まれた子どもに付けてもおかしくありません。
4月~5月には小さく咲く花を付け、夏は緑の葉を繁らせ、秋には目にも鮮やかな紅葉に姿を変える楓の魅力は、1年を通じて感じることができます。

名付けで気を付けることとは?

名付けの際にはどのような点に気を付けるべきなのでしょうか?

響きのイメージや印象

実際に口に出して呼び合うことの多い名前は、響きの印象も大切です。名前の候補はママパパ自身で声に出してみて、やわらかい響きや凛とした響き、親しみやすさなど、どんなイメージの響きが良いか考えてみましょう。

名前に込める意味

子どもにどんな人生を送ってほしいか、どんな人に育ってほしいのか、名前に願いを込めましょう。偉大な人物や家族、親しい親戚の名前から1文字を頂いても◎。その人の性質や功績にあやかれます。

姓名判断

人の運勢を左右するという姓名の字画も考慮に入れてみましょう。姓名判断はWebサイトで手軽に行うことができます。また専門家に相談したい場合は、姓名判断を行う神社やお寺に出向きましょう。

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「楓」を使ったおすすめの名前

1文字でも十分良い名前ですが、他の漢字と組み合わせた名前にはどのようなものがあるのでしょうか。楓を使うおすすめの名前候補をご紹介します。

楓生(かい)

生きること、命そのものを指す生の字は、名付けにおいても人気の漢字の1つ。成長や発展、健康などパワフルな意味が込められる生と楓を組み合わせた楓生の名前には、地面にしっかりと根をはり枝を伸ばして成長する、生命力にあふれる人という意味が込められます。

楓弦(かいと)

弦楽器のつるのイメージが強い弦には、上弦、下弦など月の状態を示す意味もあります。名前においては楽器の演奏に秀でた人という意味や、楽器の弦のようなしなやかな強さを持つ人という意味を込められます。楓弦という名前には、四季に応じて美しく姿を変える楓や弦のようなしなやかさで、人生を切り開いていけるようにと願うことができます。

楓大(そうた)

人が腕と足を広げたさまをあらわした大の字は、古くから名前に好んで用いられてきました。名前では元々の意味である大きさや広がりのイメージや、人を包み込む大らかさを持つ人という意味を持ちます。楓大という名前には地面にしっかりと根を下ろし、大きく枝を広げる楓の木のような人生を送ってほしいという願いが込められるでしょう。

楓斗(はやと)

北斗七星など星に関する用語であった斗は、酒や米をはかる単位でもありました。名前においては止め字としても人気の漢字であり、広大な宇宙や星々の輝きをイメージさせます。楓斗という名前には楓のように頑丈な幹を持ち、広い宇宙まで枝を伸ばす栄えある人生に、という意味が込められます。

遥楓(はるか)

物理的、時間的な距離をあらわす遥。広々としたイメージから、名前においても無限の可能性や広い心などの意味を持つ漢字です。遥楓という名前には、しっかりと大地に根付き、どこまでも成長を続ける樹木のように生きてほしいという願いが込められます。

楓太(ふうた)

物事のスケールの大きさをあらわす太という漢字は、その豊かなイメージから長らく名前に好んで用いられます。楓太という名前には風雨に負けないほど幹を太らせ、豊かに葉を繁らせる楓の木のような人になってほしいという願いが込められます。

楓子(あきこ)

楓の珍しい読み方の1つに「あき」があります。「あきこ」は年齢を重ねても不自然さを感じさせない、爽やかで優しい響きを持つ名前です。また楓子という漢字には、四季折々の美しさを見せる楓の魅力や、丈夫な樹木に健康を重ねて意味付けることができます。

明楓(あすか)

日に月を組み合わせた明は、その由来の通り、光に明るく照らされているさまや物事がクリアな様子をあらわす漢字です。名前においても、輝かしさや目の前のことを曇りなくはっきりと見すえることができる力を示します。明楓という名前には、聡明さや木のように地に足を付けしっかりと生きる力を願うことができます。

笑楓(えみか)

もともとは神にささげる舞を披露する巫女の姿をあらわす漢字である笑。現代では人の表情の1つ「笑う」所作のイメージが主ですが、名前でも良い意味を持たせることができます。笑楓にはいつも笑みが絶えない、明るい人生であってほしいという願いや、楓の花言葉のようにしなやかで謙虚な人という意味が込められます。

花楓(かえら)

花は草木を彩り、人の目を楽しませてくれるものとしての名称が一般的ですが、名前に用いると人生の繁栄や華やかさなど、さまざまな意味を込めることができます。花楓という名前は楓の質実剛健さと季節の花々の美しさを兼ねそなえた人になってほしいと願うことができます。

涼楓(すずか)

涼しさ、冷たさ、すがすがしさなどを意味する涼の字は、名前においては常に冷静さを保てる人という意味を持ちます。涼楓という名前には、涼の冷静沈着さと楓の落ち着いた佇まいのイメージを込めることができます。

美しい木々を思わせる「楓」を名前候補に!

楓は字面や読みも爽やかで、風に揺れる美しい葉を連想させる漢字です。古来より歌人に愛され、季節とともにその姿を愛でられてきた楓を、ぜひ名前候補に入れてみてくださいね。

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文・構成/HugKum編集部

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