4位 評判
全体の13%の人が「評判」を優先するという回答で4位でした。地域での評判や、知り合いからの口コミ情報で、評判のいい保育園や託児所に預けたいというママ・パパも多いことがわかります。「知り合いやお友達が通っていて安心だから選んだ」というママや、「毎年抽選になるほど人気と聞いて選んだ」というパパも。
一方で「評判は高くなかったけど、実際に見学をして少人数が気に入って納得して選んだ」という世間の評判に流されないママもいました。
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3位 保育内容・カリキュラム
「保育内容・カリキュラム」(全体の16%)が3位でした。保育園や託児所で、子どもに充実した時間を過ごしてほしいと思うママ・パパが多いことがわかります。実際に選んだ決め手として聞かれたのが、「お箸の持ち方や、服のたたみ方など生活のしつけも声をかけてくれる」、「モンテッソーリ教育を取り入れているところを探した」、「英語、体操、ピアノをやってくれてとても助かる」、「自由遊びの時間が長く、子どもの主体性を大事にしてくれる」など。保育内容やカリキュラムも多様化しているので、選ぶ基準もひとつではないことがよくわかりますね。
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2位 施設・環境
2位は「施設・環境」(全体の17%)でした。「広い園庭でおもいっきり遊ばせたい」、「保育室の広さ。詰め込まれているのはかわいそう」、「開放的で明るい託児所がいい」など、これから選ぶママ・パパたちも施設や環境を優先したいという意見が多く聞かれました。また実際に通わせている保護者からは「園庭はとても狭いけど、公園が近くにあってお散歩や自然体験が毎日できる」、「駐輪場がなくて自転車を遠くに停めてお迎えにいくから大変。事前に考えておけばよかった」など、周辺の環境も優先したいという声も聞かれました。
▼日本の保育実践を研究する高山静子先生による連載『子供の未来を支える場所』では、日本全国の特色ある保育園を取材しています。
1位 家や職場からの距離
1位は「家や職場からの距離」(全体の28%)という回答でした。家から預け先まで送り届け、帰りは迎えに行くことを考えると、自宅や職場からの距離は最優先事項になることがわかります。「雨の日に自分ひとりで二人の子どもを送って出社するとなると、とにかく近いことが大事!」というママや、「家と職場と保育園、3つがすべて近くなるようにした」というツワモノなママも。また下の子の出産に際して託児所を探したというママは、「お散歩がてら行ける距離にしたことで、迎えや送りがとても楽」と納得の選択に満足だそう。距離の近さは、やはり譲れない優先ポイントのようです!
優先順位を決めて選んでみよう
保育園や託児所選びで、ママ・パパたちが優先したいことのランキングを紹介してきました。各家庭での優先順位は異なるものの、ランキングからは、子どもたちが安心して過ごせること、そしてママ・パパも安心して無理なく預けられることを重視したいという思いが伝わってきます。すべてが理想どおりとはいかなくても、優先順位を決めて、納得のいく保育園や託児所選びをしていきたいですね。
協力/小学館『ベビーブック』編集部
文・構成/HugKum編集部