【れんこんの冷凍保存】下ごしらえ次第で食感を残す!カットしても そのままでもOKな冷凍保存のコツを伝授

れんこんは、冷凍してもほとんど食感が変わらないことから、冷凍保存に向いている野菜のひとつです。常温や冷蔵保存だと、黒ずみやすく、乾燥しやすいれんこん。たくさんあって使い切れないれんこんがあるときは、ぜひ冷凍してみませんか。

れんこんを冷凍保存するメリット

上手に冷凍保存すれば、解凍したり調理したりしても、シャキシャキの食感そのままで1カ月ほど保つことができます。

冷凍は、生のままでも、加熱してからでもOK! 風味も栄養もほぼ変わりません。調理してから冷凍すれば、そのままお弁当にも使えて便利ですよ。

下ごしらえの使い分けで食感に差が出る

冷凍するために下準備をしていきましょう。

まず、れんこんの皮をむきます。れんこんは、ポリフェノールの一種であるタンニンを多く含んでいます。れんこんの切り口が変色するのはこのためです。

〝シャキシャキ〟食感は酢水にさらしてアクを抜く

変色を防ぐために、カップ2杯分の水に小さじ1程度の酢を入れて酢水を作り、そこに浸して変色を防ぎます。

酢水につけることで、れんこんの〝シャキシャキ〟した食感を際立たせることもできるんです!

れんこんは本来、生食もできる野菜。5分程度のあく抜きでOK

酢がない場合の代用法

レモンなど柑橘系の搾り汁でも代用できます。

〝ほくほく〟食感なら水だけ

逆に、〝ほくほく〟とした食感を楽しみたい場合は、酢水ではなく普通の水につけておくだけでもあく抜きになります。

冷凍後、おしょうゆなど濃い色の調味料で煮物などにする場合は、あく抜きせず調理することで、さらに、ほくほくの食感が楽しめるでしょう。

そのまま冷凍保存する方法

冷凍したれんこんを、どのようにして食べるかまだ決まってない場合は、皮をむいたあと軽く水にさらして水気を拭き、ぴっちりとラップにくるんで、密封できる冷凍保存用の袋などに入れて冷凍します。

おいしく解凍するコツ

常温に3分ほどおいておくと、包丁で切れるくらいの固さになるので、必要なサイズにカットして使いましょう。

カットしてから冷凍する方法

使い方が決まっていたら、カットしてから冷凍すると、使いたいときに必要な分だけ使えるので便利です。

天ぷらや煮物用に輪切り、筑前煮や炒め物用には乱切りや拍子木切りなど。

カットしたら酢水や水にさらしてアクを抜き、水気をよく拭き取って冷凍保存用の袋などに重ならないように並べます。

できるだけ空気を抜いてから封をして、冷凍します

また、すり下ろして冷凍することもできます。

すり下ろしたれんこんは、れんこん餅にしたり、お好み焼きにつなぎとして入れたりなどして味わうことができます。適量をラップにくるみ、冷凍保存用の袋に入れて冷凍しましょう!

大さじ1くらいずつに丸めるのが目安です

保存期間

いずれの場合も、冷凍庫で1カ月くらい保存が可能です。

おいしく解凍するコツ

必要な分だけ取り出して凍ったまま加熱調理します。天ぷらも、凍ったまま衣をつけてOK。

下茹でしてから冷凍する方法

下ゆでなどをしてから冷凍すると、よりれんこんの風味を残した状態で保存できます。

その場合は、加熱調理することなども考えて、少しかために茹でます。沸騰したお湯に酢を加え、好みの大きさにカットしたれんこんを入れ、茹でます。

また、電子レンジで加熱してから冷凍することもできます。カットしてアクを抜いたあと、水気を切ったら耐熱皿などに重ならないように並べ、ラップをして600wで2分半ほど加熱します。

加熱したれんこんは、水分をよく切り、十分に冷ましてから冷凍用の保存袋に重ならないように並べて、冷凍します。

保存期間

加熱してから冷凍したれんこんも、保存期間は1カ月くらいが目安です。

おいしく解凍するコツ

サラダなど、シャキシャキした食感を残したい場合は、できるだけゆっくり解凍するのがコツです。

冷凍庫から出したあと、冷蔵庫に移し、ゆっくりと解凍するといいでしょう。加熱調理する場合は、凍ったまま調理することができます。

「泥付き」れんこんは洗わず 冷蔵保存 を

産地などの近くでは、泥のついたままのれんこんが手に入ることもあるかもしれません。泥付きのものは、きれいに洗ってあるものより長持ちするので、泥を洗い流さず保存しましょう。

泥がついたままの状態で、湿らせた新聞紙などにくるでポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。

この状態なら、10日から2週間ほど日持ちするでしょう。

文/斉藤和美(フードコーディネーター)

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冷凍した れんこん を使った簡単レシピ

買い物に行けなかった日に、冷凍してあるれんこんがあると大活躍。煮物もそれ以外のレシピもアイデアが思いつかないときはぜひ参考にしてみてください。

【1】れんこんのはさみバーグ

いつものハンバーグもプラス根菜でかみごたえUP!よく噛むのでお腹も満足!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
れんこん  直径6cm×5~6cm
玉ねぎ 1/4個

【A】
合いびき肉 250g
塩 小さじ1/4
こしょう  少々
溶き卵 1/2個分
パン粉(乾)1/2カップ

小麦粉  適量
サラダ油 小さじ1と1/2

◆作り方

【1】玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油小さじ1/2で透き通るまで炒めて冷ます。
【2】れんこんは厚さ4~5mmの輪切り12枚にし、サッと水にさらして水けをふき、片面に小麦粉を薄くまぶす。
【3】ボウルに【A】を合わせて【1】をよく混ぜ、6等分にする。【2】の小麦粉がついている面を内側にして2枚1組で肉ダネを挟み、しっかりと手で押さえて形を整える。
【4】フライパンに残りのサラダ油を熱し、【3】の両面を中~強火で焼き、焼き色がついたら弱火にしてふたをし、中まで火を通す(約8分)。
*お好みでトマトケチャップやポン酢しょうゆを添える。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2015年9月号

【2】筑前煮

フライパンで作れば炒め煮もくっつかず、火の通りも早い!多めに作っておけば常備菜としても◎。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚
にんじん 1/2本
エリンギ 2本
大根 4cm
れんこん 4cm
サラダ油 大さじ1/2

【A】
水 150cc
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ3

◆作り方

【1】鶏肉とにんじん、エリンギは一口大に切り、大根とれんこんは1cm幅のいちょう切りにする。
【2】【A】を合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を熱して【1】を炒め、【2】を加え、弱火で20分ほど煮る。

◆ポイント

鍋で炒めるより、具材がくっつかないからラク。そのまま水と調味料を入れて煮込めば、面積が広いぶん火の通りが早く、味も早く染み込みます。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。

『ベビーブック』2011年2月号

【3】かぶとれんこんのパンプキンスープ

だしと塩麹を使ったうまみのある味わい。いつものパンプキンスープにひと手間かけてアレンジ!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ベーコン 70g
かぶ 1と1/2個
かぶの葉 1/2本分
れんこん 1節
かぼちゃ 300g
だし(かつお) 700ml
塩麹 大さじ1

◆作り方

【1】かぶは2cmの角切りに、葉は粗みじ ん切りにする。れんこんは皮をむいて 1cm幅のいちょう切りに、ベーコンは 細切りにする。
【2】かぼちゃは3cm角に切って、だしでゆで、汁ごとミキサーにかけるか、汁 の中でつぶす。
【3】鍋に【2】、かぶ、れんこん、ベーコンを入れて火にかけ、火が通ったらかぶ の葉を加えてサッと煮、塩麹を混ぜる。

教えてくれたのは


尾田衣子さん

「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。親子で楽しむクッキングも人気。男の子のママ。
『ベビーブック』2016年1月号

構成/HugKum編集部

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