小学生保護者は必見!子どもの1人1台パソコン「Chromebook」、家族の世界が広がる使い方を公開

PR /日本エイサー

GIGAスクール構想が本格始動し、教育現場では生徒1人に端末1台のICT教育がスタートしています。公立の小中学校で配布されたパソコンの中で、43.8%のトップシェア※1を誇るのはChromebook/クロームブック(以下、Chromebook)。実はHugKum編集部の村上奈穂さんも、昨年Chromebookを購入し、 編集部のママ達の間で「便利そう!」と話題になっていました。そこで今回は、村上家でChromebookがどのように使われているか、そして学校でもChromebookを使いこなしている娘のみつきちゃんと一緒に、活用方法を公開してもらいました!

※1「GIGAスクール構想実現に向けたICT環境整備調査」(MM総研、2021年)

▼Chromebook/クロームブックとは

「GoogleのChrome OSを搭載したコンピューター」のこと。Googleが開発した「Chrome OS」という独自のOSを搭載しているので、セキュリティが高く、起動も早いのが特長。また、GoogleマップやGoogleフォト、YouTubeなどGoogleが提供するサービスの使い勝手が良い。

GIGAスクール構想で1人1台配布中の端末、家庭での活用状況をアンケート調査

HugKumでは、小学生の子どもを持つ保護者の方々に端末利用に関するアンケートを実施しました。

【調査概要】

・調査期間 2021年7月7日(水)~7月14日(水)

・調査対象 全国/小学生の子どもを持つHugKum WEB会員(男女)

・有効回答数 1,096件

※調査結果の数値は小数点第 2 位を四捨五入し、小数点第1位まで表章

学校から支給された端末のトップはChromebook

子どもの学校で支給された端末は、Chromebook(Chrome OSのパソコン)が46.5%ともっとも多く、次いでiPad(32.8%)、Windowsパソコン(20.7%)という結果でした。支給されたけれど、何を使っているかわからない保護者も全体の約3割(30.9%)いました。また、これから支給される予定だという家庭も多く、全体の支給率は2021年7月の調査時点では76%。コロナ禍でオンライン学習が普及したことも追い風となり、GIGAスクール構想が全国で本格スタートしていることがわかります。

学校から支給された端末を「持ち帰っている」「持ち帰っていない」が半々に分かれる結果に

「学校から支給された端末を持ち帰っていますか」の問いでは、「毎日持って帰ってきている」(15%)と「ときどき持ち帰ってきている」(31.7%)を合わせると約半数(46.7%)となり、「持って帰ってきていない」(50%)と約同数という結果に。小学生、とくに低学年にとって、毎日端末を持ち運びすることは負担もあり、紛失や故障も気になりますよね。持ち帰らずに、授業中にのみ使用する学校も多いようです。

学校から持ち帰ってきて、困っていること、悩んでいることは?

一方、学校から持ち帰っているご家庭ではこんなことに困っているようです。

「自分がパソコンの使い方に詳しくないので教えられない」

「使用上の制限が多く、活用できない」

「支給されたものなので勝手なことができない」

子どもがパソコンの使い方を聞いてきた際「ある程度教えられる」という方が多い一方「パソコンに詳しくないため教えられない」「ほかの家庭がどう使っているのか知りたい」というママ・パパも多くいました。また、学校から支給されたものなので「自由な使い方ができない」「オンラインイベントなどに出たいができない」など、もっと活用したいができないという声が見られました。

学校ではChromebookをこんな風に使っていた!

今回使い方を公開してくれたのは、編集部の村上さんと、娘のみつきちゃん(小学4年生)。みつきちゃんは今年の4月に学校からChromebookを配布され、授業や宿題で活用しています。家でも使い慣れているとあって、取材時に筆者もビックリするほど使いこなしていました。

週末に、Google Classroomで先生やクラスメイトとおしゃべり

写真は学校で配布されたパソコン。週末に持ち帰り、先生やクラスメイトとGoogle  Classroomで会話。愛用のNintendo Swichを友達に見せています。

みつきちゃんの学校では、Chromebookが配られてから、授業や宿題での活用が広がっているそうです。「まなびポケット」というアプリを通じて先生から課題が出るほか、Googleスプレッドシートやドキュメントも駆使。科学の授業でペットボトルロケットを使った実験を行い、プレゼンテーションソフトを使ってみんなで結果を発表したこともあるそうです。

学校から持ち帰った日には、授業で視聴する学習番組「NHK for school」の動画を視聴。いつでも見られるようにお気に入りに登録しています。

中でもGoogle Classroomを積極的に活用していて、先日は学校が休みの日に、先生やクラスメイトとホームルームを行ったのだそう。「友達の兄弟の赤ちゃんが見られてかわいかった!」とみつきちゃん。みつきちゃん自身も弟と一緒に参加したそうで、クラスメイト達とリラックスした中でおしゃべりができ、盛り上がったとか。 チャット機能も活用していて、夏休み中には宿題が進んでいるかどうか、先生からチャットが届く予定。これは画期的ですね!

なぜ自宅用Chromebookを購入したの?

村上家では、学校で端末が配布される前からChromebookを愛用していました。仕事用のパソコンや子供用タブレットもある村上家ですが、なぜ購入したのでしょうか。

家族で同時に使いたかった

「購入したのは昨年。コロナ禍により、習い事がリモートになったり、学校の課題で動画を視聴したりと、娘がパソコンを使う機会が増えたためです。しばらくは仕事中に私のパソコンを貸していたのですが、すぐに限界が来て……。また、弟も一緒にオンラインイベントに参加する機会がありましたが、1台しかない私のパソコンをめぐって喧嘩になるんですよね。子どもが自由に使えるパソコンがあったらいいなと思ったことと、行正り香さんに取材させていただいたときに、タブレットではなくパソコンの方が、子どものクリエイティビティがより発揮されるというお話を伺ったのも決め手になりました」(村上さん)

“学校でパソコン1人1台”の時代を見据えて

「GIGAスクール構想が始動することも聞いていました。その中で、学校で配られるパソコンの多くがChromebookという話を聞き、早めに慣れさせておくのはいいなと思って。調べてみると価格も3~5万円代とお手軽だったので、これは買おう!ということになりました」

家庭での自由な学びには、自宅用Chromebookで

4月にはみつきちゃんの学校でもChromebookが配布されましたが、学校の端末は利用範囲に制限があるため、家庭内での利用は自宅用Chromebookがメインなのだそう。家族での使い方を教えてもらいました。

AI選書サービス「ヨンデミー」で、苦手だった読書を克服

みつきちゃんは、子どもの関心やレベルに合わせておすすめの本を選んでくれる「ヨンデミー」というAI選書サービスに登録しています。もともと児童書を読む習慣があまりなく、もっと興味を持ってもらいたいという親心から始めたのだそう。使ってみると見事にハマり、Chromebookを使ってヨンデミー先生とのチャットを楽しんだり、読んだ本の感想を送ったりしているそうです。

「以前は私のスマートフォンを貸していましたが、Chromebookがあることで娘が使いたいと思ったときに使えて、やる気が持続できています。また、我が家のChromebookはタッチパネル操作や音声入力ができるので、タイピングに慣れていない子どもも使いやすいようです」(村上さん)

自由研究の下調べもChromebookで

工作やもの作りが好きなことがきっかけで将来は建築家になりたいというみつきちゃんが、この夏に選んだ自由研究のテーマは「隈 研吾さんの建築を調べ、設計図を書いて作ってみる」。子ども用のアカウントでは検索できる範囲が限られるため、お母さんのアカウントで一緒に、夏休みに見に行く隈 研吾さんの建築物を検索しています。

村上さんは「Chromebookは立ち上がりが速くて、使いたいときにすぐに使えますGoogleのweb検索が一瞬で開けるから、子どもも調べものがしやすい」と使い勝手のよさを実感しているそう。みつきちゃんは、写真を見ながら色々なアイデアを出していました!

Gmailで、プリントしてほしいものをママに送信

自分専用のGmailのアドレスを使って、ママやパパにメールを送ることも。いま、友達の間では歌手のBTSやTWICEが大流行中。「英語の歌詞をカタカナにしてプリントアウトしたい!」と、「BTS ダイナマイト 日本語 歌詞」と自分でGoogleに音声入力をして調べ、探してきたBTSの日本語の歌詞を、メールに貼り付けて送ってくれるそうです。

「友達と遊ぶときに歌詞を持って行くんです。同じ家にいるのにメール? と思いますが、私やパパとメールのやり取りをすること自体にワクワクする時期みたいです」(村上さん)

塾の成績チェックや復習も

また、塾に通っているみつきちゃんはChromebookで塾の個人アカウントにアクセスし、テストの結果を確認したり、復習をしたりしています。

「塾でテストを行うと子ども専用の個人アカウント内に点数や解答がアップされます。みつきは、Chromebookに解答を表示しながら、間違え直しを行っています。同時に私はその隣で塾の親用アカウントにログインして、平均点やフィードバックを確認しています」(村上さん)

6歳の息子は知育アプリでゲーム感覚の学びを

みつきちゃんの弟・6歳のりくくんも、ときどきChromebookを使っています。STEAM学習の通信教材「ワンダーボックス」に登録していますが、村上家のChromebookはタッチ操作ができるので6歳でも感覚的に使えるのが魅力だそう。

「端末の傾きを感知するジャイロセンサーを使ったゲームもあり、通常のパソコンでは傾けることが難しいですよね。うちで使っているChromebookは画面をぐるりと回転してタブレット使いができるモデル。パソコンとタブレット、どちらを買うか迷っている友達にはこれをオススメしてますね」(村上さん)

Chromebook、使い勝手はどうですか?

「Chromebookは画面もキーボードもシンプル。仕事でWindowsもMacも使っていますが、初めはどこを押したら設定画面になるのかなどが分からず戸惑いもありました。慣れてからは、起動が速くサクサク動くので、この値段でこんなに多様に使えるのかと驚いています。また、パソコンを買った時はセットアップが大変だと思いますが、自分のGoogle アカウントを入れたら即使えるのも利点だと感じました」(村上さん)

村上さんがお気に入りの使い方は?

 

「最近料理に興味を持つようになった娘と、レシピを見ながら一緒に料理をするのが楽しいんです」と村上さん。「このChromebookは、タブレットのようにして使ったり、見やすい角度に調節して置けるから料理中にも便利です。また仕事柄、料理レシピを見ることも多いので、子どもと作りたいレシピがあった時はスマホのChromeブラウザのブックマークに保存しています。ChromebookでChromeブラウザを開けば、すぐにブックマークにアクセスできるので、子どもと料理をしながらレシピを見るときもすごく便利なんです」

この日は、家族も大好きな“にんじんしりしり”を作ったそうです。

親子の世界を広げてくれるChromebook

取材をして印象的だったのは、みつきちゃんが友達とのコミュニケーションや自分の興味のある分野で、ごく当たり前のようにChromebookを使いこなしている姿でした。「子ども用のパソコンを買うのはまだ早い?」と悩むご家庭は多いと思いますが、みつきちゃんのように子どもが自分の世界を広げるきっかけになり、さらに家族全員で使えるなら、手軽に購入できるChromebookは“買い”だと感じました。

今回みつきちゃんのママが使っていたAcerのChromebookは、操作がシンプルで、家庭での日常使いにぴったりの機種が揃っています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

Acer Chromebookはこちら>>

 

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※Google、Chromebook、Chrome、Googleスプレッドシート、Googleドキュメント、Google Classroom、Google フォト、Google マップ、YouTube は、Google LLC の商標です。

取材・文/寒河江尚子

構成/HugKum編集部