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ポケモン好きのあばれる君ファミリーに テレビアニメ「 ポケットモンスター」の楽しみ方を聞いてみました!
「ポケモンとどこいく!?」や「アイアム冒険少年」に出演し、今や子どもたちに大人気のあばれる君も、実生活では男の子2人のパパなんです。高校生の時に出会った奥様のゆかさんとは、最近CMにも一緒に出演しています。
家族でポケモンが大好きだというあばれる君、ゆかさん、そして長男の小学生”ちびれる君”に、ポケモンのこと、家族のこと、いろいろ聞いてみました。
金曜日は家族みんなで、ポケモンアニメ鑑賞!
–今年の4月からスタートしたテレビアニメ「ポケットモンスター」の新シリーズで、好きなポケモンやキャラクターはいますか?
あばれる君:僕はやっぱりソウブレイズ。(同時にちびれる君から「マードック!」と声がかかると) マードックも好きなんですけど、テレビ東京系で僕が出演している「ポケモンとどこいく!?」で、エクスプローラーズのアメジオさんにはよく仮装させていただくんです。それで自然と愛着が湧いてきました。「あばジオ」って呼ばれてますから!
ちびれる君:気になるのはリコのおばあちゃん。リコにペンダントをくれて優しい人だと思うから。好きなキャラクターは、かっこいいからフリード。リコがジャンプして落ちそうになった時、フリードが助けたところが好きです。
ゆかさん:私は最初、(ちびれる君から「ママ、ドットじゃん」と声がかかると)、見た目でクワッスが好きだなと思ったんですけど、物語を見ていてホゲータが好きになりました。
カイデンとホゲータのやりとりがなんだかうちの息子たちみたいなんです。よく喧嘩するシーンがあるんですけど、弟がホゲータで、兄がカイデンみたいな感じです。ホゲータ(弟)がカイデン(兄)につんつんちょっかいを出して、しまいには喧嘩になるっていう(笑)
でも最後は仲よく協力しているから、うちの兄弟もそうなるといいなと思いながら見ています。
–ご家族みんなでポケモンのアニメを毎週視聴されているんですよね?
あばれる君:毎週金曜日の夜にね、家族が集まってポケモンのアニメを見ているときは、幸せだなあって思いますよ。無事に今週も終わったなって。
うちの金曜日はそういう日なんですよ、映画館みたいな日。子どもたちにとってもポケモン見て、映画見たり、お菓子を食べたりできるっていう幸せな日で、いい思い出が多いです。
–今回のポケモンのアニメですが、ストーリーやキャラクターのここに注目するとよりおもしろい!という推しポイントを教えてください。
あばれる君:やっぱり主人公のリコの内面じゃないですか。「なに、この状況?え、待って待って!」みたいな、リコの心の声が頻繁に出てくるんですけど…あのリコの焦ってるシーンがよくあって面白いですよね。
ゆかさん:リコがちょっとおっちょこちょいで、アニメを見ながらつい突っ込みたくなるんですよね(笑)
リコは学校に入ったばかりの1年生で、うちの長男も小学校1年生になったところなので重なるものがあります。物語が進むにつれて、ニャオハがわざを覚えたり、リコも自分の目指したいトレーナーの姿が見えてきているので、リコが今後どう成長していくんだろうっていうのが楽しみでもあります。
— ここまでアニメを見て、印象に残っているシーンや、今後気になるところはどのあたりでしょうか?
あばれる君:黒いレックウザ、オリーヴァ、ガラルファイヤーと半分まで出てきている「六英雄ポケモン」の今後は気になりますよね。
ゆかさん:私はドットが気になります。やっとリコたちと仲良くなってよかったなって思いました。あとみんなの周りにいるポケモンたちの性格が、それぞれ違っていて面白いですよね。
あばれる君:僕はホゲータがどんな風に成長していくのか、進化していくのかっていうのも気になるし、あとリコのペンダントから姿を変えた謎のポケモン、テラパゴス(ノーマルフォルム)も出てきますよね。
それと、ニャオハからやっとの思いで「このは」が出た瞬間は、ひとつ成長した、レベルアップしたって感動しました! 何回も練習してた二重跳びができたみたいな瞬間でしたね。
–ポケモンを通したコミュニケーションや、楽しみ方のエピソードがあればぜひ教えてください。
ゆかさん:あるあるかもなんですけど、大人はキャラクターのカタカナの名前が1回じゃ覚えられなくて…。何回も子どもに聞いてしまいました。
ちびれる君:ママがね、なんか教えろ教えろって、何回もうるさいんだよね。
ゆかさん:子どもは1回で覚えちゃうので、すごいなって思います。だから最近は字幕を出してみるようにしました(笑)
あばれる君: 遊びなら「ポケモンしりとり」とか、車に乗ってる時なんかによくやったりしますね。
(ちびれる君に)今、やってみる? レックウザ → ザマゼンタ → タツベイ → イキリンコ → コータス → スワンナ → ナットレイ → イワンコ(と、すらすらと2人で続く!続く!)
ポケモンギャグもやります。なにかポケモンを言ってみて下さい。
–じゃあ「クワッス」でおねがいします。
ちびれる君:…クワッスが、くわで畑を耕す。
一同:おーーー!
あばれる君:これ、「クワ」と「ス」が入ってますからね。芸術点が高いですよ!
— これから放送中のポケモンを見る人に、ここに注目するといいっていうポイントはありますか?
ゆかさん:大人と子どもが対等の仲間で、一緒に旅をしているのがいいなって思います。「今忙しくて実家に帰れない」なんていう大人だなって思うセリフのシーンもあったり、お母さんから電話があったり、いろんな人が共感する気持ちをまんべんなく描いていて、大人も楽しめるシーンが多いと思います。
あばれる君:初めて見てもそれぞれの役割はわかりやすいですね。アメジオも所属する謎の組織エクスプローラーズと、それに対抗するライジングボルテッカーズ。そこがとっつきやすいし、物語に入っていきやすいと思います。
そしてやっぱりトレーナーとポケモンの「絆」ですよね、親子とか兄弟の愛と通じるものがあると思うんです。絶対に揺るがない絆っていうのが、ストーリーからきっと感じ取れると思います。
アニメ「ポケットモンスター」
ポケットモンスター、縮めてポケモン。この星の不思議な不思議な生き物。
空、海、森、街の中と至る所でその姿を見ることができる。
不思議なペンダントを持つパルデア出身の少女、リコ。
謎のモンスターボールを持つカントー出身の少年、ロイ。
広大なポケットモンスターの世界を舞台に
リコとロイの新たな冒険が始まる!
ふたりを待ち受ける出会い、そして運命とは─!?
これは、冒険を通じて大事な何かを「見つける」物語。
テレビ東京系 毎週金曜 よる6時55分〜放送中 ※一部地域では放送日時が異なります。
10月27日放送は「テラパゴスの冒険」!お見逃しなく!※放送内容が変更になる場合があります。
リコの祖母・ダイアナも飛行船に同乗することになり、ライジングボルテッカーズは今日も空を往きます。長い年月眠っていたテラパゴスにとって、飛行船は見たことのないものばかり。勝手にあちこちを冒険するテラパゴスに振り回されて、てんやわんやのリコ。一方、ニャオハはテラパゴスばかりに構うリコが面白くない様子で…。
ここまでアニメ「ポケットモンスター」の魅力をたくさん語っていただきました。ここからはあばれる君ファミリーの子育てについて深くインタビューしていきます!
家事の分担はないですが、やれるときはやる。普通のお父さんです。
— 子育てで大切にしていることや、ご家庭で決めているルールなどがあれば教えてください。
あばれる君:食生活ですかね。なんでも手に入る今の時代だからこそ、節制するように気をつけています。例えば甘いものを摂ろうと思えば、いくらでも摂れちゃうじゃないですか。だから栄養を考えてバランスよく食べさせるというのは気をつけています。
「食」は気持ちとか感情とか体を作る上でとっても大切なものだと思うのですが、子どもはなかなか野菜を食べたがらないので苦労します。でも成長するにつれて、だんだん味覚が変わってきているなというのも感じています。
–普段、料理はかなりされるんですか?
ゆかさん:料理は結構してくれるので、すごく助かります。
基本は私がやっていますけど、言えばなんでもやってくれます。
–パパの作るお料理でちびれる君の好きなものを教えてください。
ちびれる君:ステーキとか作ってくれます!
あばれる君:特に家事の分担は決めてないので、やれるほうがやるっていうようにしています。料理は好きですね。
ただ洗濯と洗濯物をたたむのができないんです。たたむのだけはちょっとできないんです…。
–それは…苦手なんですか?
あばれる君:苦手っていうか、今までやってきてないんですよね。洗濯物がくしゃくしゃでもいいじゃん!とか思っちゃうんです。食器を洗うのはすごく好きなんですけどね。
ゆかさん:洗濯関係以外は全部やってくれます。料理だけでも本当にだいぶ助かりますし、食器の洗い物も、翌朝起きた時に(キッチンが)綺麗になってると、あ、助かるーと思いますよね。
あばれる君:いや、いつもやってるわけじゃないんですよ、やれる時だけなんです。普通のお父さんです。
–最近子育てで、気になっていることはありますか?
あばれる君:子どもたちの落ち着きがなくなることですかね。
ゆかさん:男の子二人なので、一度共鳴し合うと「わ~~!」となっちゃうんです。
あばれる君:もう歯止めが効かなくなるよね。次男はお兄ちゃんが好きでくっついたり真似してるんですけど、長男は自分の時間を次男に取られているっていう感覚が少し強いので、そこはまだ二人の気持ちが融合していないんです。でもそれが今後どう変わっていくのかは、楽しみなところでもあります。
だから対策としては夫婦で分担して、僕は長男を山とかに連れて、2人で遊びに出かけたりします。
ゆかさん:私はその間、次男を連れて公園に行ったりします。歳が離れていると同じ男の子でも遊びかたが変わってくるので、そこはうまく分担してやってます。
–ご自身の所有する山にも、ちびれる君と一緒に行かれたりしますか?
あばれる君:自分の山に連れて行ったのはまだ1回だけなんですよ。自分の山までは移動時間も結構かかるし、長男も習い事なんかで時間が限られていますからね。あと一人で行った方がラクです(笑)
でも近場のキャンプ場は一緒によく行くんですよ。昨日もキャンプから帰ってきたばっかりなんです。
ゆかさん:時間があるときはなるべく自然のある場所に連れて行ってもらった方が有難いです。長男は虫とか生き物が好きなので、生き生きします。
あばれる君:都心に住んでると子どもが大きい声あげるとどうしても「しーっ」って言いますけど、これが自然の中だったらそんなこと気にしないし、走り回っても怒らなくて済むし、いいなって思いますよね。
ぼく、男の子は冒険心持ってるといいって勝手に思ってるんですよ。ポケモンでも旅に行くっていう部分は小さい頃すごく共感しました。出会いや別れを繰り返しながら強くなっていくものじゃないかと思います。
昨日も息子が山でお世話になったお友だちと別れる時に泣いてたんですよ。ロイが島のおじいちゃんと別れる時の涙に似てた気がしました。
–ちびれる君が思う、パパの好きなところやかっこいいところはどこですか?
ちびれる君:いつも坊主頭で、頭が光っているところです!
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「ポケモン」やアウトドア活動を、あばれる君が家庭でも全力で楽しんでいる様子が、皆さんに伝わったのではないでしょうか。
そして子どもたちに大人気のあばれる君も自身のお子さんといるときは、終始優しいパパの顔になっていたのが印象的でした。
撮影/タナカヨシトモ 取材・文/苗代みほ
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