イケア渋谷店がオープン！世界初の【ベジドッグ】専門ビストロも！サステナブルを感じる新商品をHugKum視点でレポ！

都市型店舗イケア渋谷店がオープン！

郊外型だったイケアが、原宿店に続き11月30日に渋谷店をオープンしました。（2021年春には新宿店もオープン予定）「オンラインで買う前に実際に見てチェックしたい！」とか、「食材やちょっとした小物を買い足したい」を満たしてくれる都市型ショップ・世界初の7階建てイケア渋谷店を家族で楽しめる目線でレポートします！

コロナ対策もあり、当面の間は前日21時より翌日の入店予約が出来、入店予約整理番号がないと入店出来ないので要注意！小学生以上予約必須です。

子ども用の家具やおもちゃの売場も！

シティショップでは初めて、スマートホームの体験コーナーや、子ども用の家具やおもちゃの売場、デザイン性あふれるインスタ映えするスポットも多数。子どもも遊べるスペースもフォトジェニックで最高です！

世界のイケアで初めて【ベジドッグ】専門 スウェーデンビストロ

井の頭通り側のエントランス正面にある「ベジドック専門スウェーデンビストロ」は「IKEA渋谷」の大きな特徴のひとつ。お肉を使わない「ベジドック」をメインにした世界初の専門ビストロです。イケアのレストランで購入できるベジドッグは、ひよこ豆やグリーンピース、ケールなど植物由来の材料だけで作ったという話題のフード。現在多店舗でも２種類は展開されているようですが渋谷店では10種類の展開。このラインナップには心躍りますね！

左上から順に、ストックホルム ケバブベジドック（単品360円）/エルムフルト オニオン＆紫キャベツベジドック（単品110円）/ウプサラ マッシュポテトベジドッグ（単品150円）/スモーランド ベジドッグ（単品80円）/ラップランド サーモンベジドッグ（単品460円）/左下から順に、イスタード ノルディックチーズベジドッグ（単品240円）/マルメ シーズナルサルサベジドッグ（単品220円）/カリックスチョップドサラダベジドッグ（単品300円）/カルマル チリコンカンベジドッグ（単品180円）/ヨーテボリ シュリンプディルマヨベジドッグ（単品410円）

それぞれスウェーデンの地名がついているのも、なんともかわいいです。ケバブベジドッグはちょっと辛かったので、辛くないものを店員さんに確認してからご購入してくださいね。

イケアが肉を使わないホットドッグを作った理由

イケアは、イケアビストロのために、おいしいベジドッグを開発。植物性の材料を使ったメニューです。でもなぜ、肉を使わないホットドッグをつくったのでしょうか？

通常のホットドックを作るよりも環境にやさしい

1つめの理由は、ざっと計算してみても、植物性食品は肉よりも生産に必要な資源、水、土壌などが少なく、二酸化炭素排出量も減らせるとわかったからだそうです。従来のイケアホットドッグの代わりにベジドッグを食べれば、クライメートフットプリント（Climate footprint）を約10分の1に減らせるそうです。

ヘルシーでおいしい食べ物を手ごろな価格で食べてほしい

2つめの理由は、ヘルシーでサステナブルな食べ物こそおいしく手ごろであるべきだと考え、より快適な毎日を送るための選択をもっと楽にしたいと思っているからです。ベジドッグの材料はケール、レンズ豆、キヌア、タマネギ、小麦プロタインなどで、食物繊維やたんぱく質、ビタミン、栄養素が豊富である上に、低脂肪・低コレステロール・低カロリーなのも嬉しい点です。

環境に配慮した商品を親子で探してみよう！

スウェーデンのスモーランドという小さな村で創業したイケアは、現在SDGsに配慮した商品開発だけでなく、企業活動全てに様々な企業努力がなされています。是非、親子でサステナブルな商品を売場で発見したり、話し合ってくださいね。こちらに最新のサステナブルレポートがあります。

海洋プラスチックを回収してリサイクル

「MUSSELBLOMMA/ムッセルブロマ」シリーズは、使用されるポリエステルの布地はリサイクルプラスチック製です。スペインの漁師が地中海の網にかかったPET樹脂を回収したものをリサイクルする仕組みを作ったそうです。この布地に使われるプラスチック1キロを回収するにあたり、9キロのごみ（その他のプラスチック、金属、ゴム、ガラスなどの素材）を海から回収されています。

このシリーズのテキスタイルは、海の様々な緑や青の色で、魚の頭が図案化されたデザインで、プラスチックバッグを使わないようになることを目指しています。オシャレで意味のあるものが買えるって子どもが考えるきっかけにもなっていいですね！

サステナブルな素材「竹」を積極的に商品化！

成長が早く再生可能素材である「竹」商品群「OSTBIT オストビット」が豊富です。トレイは、一人前をセットすると子どもが自分でテーブルに運んだりもしやすく、トレイで食事を摂るとテーブルまで汚れる心配が少ないです。なにより、カフェみたいなフォトジェニックさもあり、ファミリーにはヘビロテなアイテムではないでしょうか。ティッシュボックス「BONDLIAN ボンドリアン」も愛用してます。

サステナブルなフードにも注力！

上記でご紹介したベジドッグ以外にもサステナブルを意識したフードが豊富です。

◎プラントベースフード：ベジボール／ベジヌードル／ベジソフトクリーム

最近ミートフリーデーといって肉を食べない日を設ける人が増えています。気候変動によって現在地球の危機に直面しており、如何にCO2の排出量を減らすか肉を使わずに植物由来の原料でイケアミートボールを再現したプラントボールが販売されています。冷凍のプラントボールが購入できるので、是非チェックしてみてください。

◎アニマルウェルフェア：平飼いチキン

平飼いチキンのメニューの開発も積極的なイケア。アニマルウェルフェアといって、食用としても動物の生育環境には配慮しようという考え方があります。日本はまだまだ鶏の生育環境に配慮されたチキンや卵が少ないので、手軽に購入できる形で提供してもらえるのはうれしいですね。

◎サステナブルなお茶やコーヒー

PÅTÅR/ポートールは責任ある方法で調達した上質なアラビカ豆だけを使用したコーヒーシリーズ。PÅTÅR/ポートールのコーヒーはEUの基準を満たしたオーガニック製品で、UTZ認証も受けています。コーヒー農家だけでなく環境にも配慮して生産されています。utz.org/IKEAでコーヒーの産地を見てみるのもおススメ。

クリスマスグッズも見逃せない！

都市型店だけに、コンパクトなツリーやオーナメントもあります。今年はおうちクリスマスを堪能したいと思っている方も少なくないはず。気分をあげてくれる北欧クリスマス、今からでも間に合います！

北欧のクリスマスに飲まれるグロッグやクッキー缶、そして自分で組み立てられるジンジャーブレッドハウスセット（499円）も売り切れる前に欲しいところです。

誰でも参加できる「ジンジャーブレッドハウスコンテスト」開催中！

スウェーデンのクリスマスの風物詩といえば、ジンジャーブレッドハウス。クリスマスシーズンになると、ジンジャーブレッドを使ってアイデアあふれる小さなお菓子の家がつくられます。イケアでは、昨年も大盛況だったジンジャーブレッドハウスコンテストを今年も開催！思い思いに飾りつけをしたジンジャーブレッドハウスの写真をシェアしてください。受賞者にはステキなプレゼントがあるそう。イケアのジンジャーブレッドハウスは全国の店舗で499円（税込）で発売中。クッキーが入っているので焼く必要はなく、開けたらすぐに組み立てられますよ。

新しくオープンしたイケア渋谷店で、親子でプチ北欧体験楽しんでみてくださいね。

教えてくれたのは、LITTLE ARTISTS LEAGUEのメンバーのルミコ・ハーモニー。

北欧ファミリーと東京で暮らし、3人のキッズはフィンランド語と英語も加えたトリリンガルで成長中。北欧のライフスタイルを日本で取り入れるTipsをご紹介しています。