赤ちゃんが眠くなるとどうなる? 理想的な睡眠時間や寝る場所、眠りにいいツボや音楽・歌なども大調査!

赤ちゃんがなかなか寝てくれない、寝かしつけに時間がかかる…。そんなお悩みをもつママ、パパは多いことでしょう。赤ちゃんの眠りについて知ると、悩みの解決につながるかもしれません。

この記事では、赤ちゃんが眠くなるとどうなるのか、理想的な睡眠時間や寝る場所、赤ちゃんが眠くなったサインなどを解説。また赤ちゃんの眠りに効果的なマッサージや音楽なども紹介しています。

赤ちゃんが眠たいときのサインや理想の睡眠時間を解説!

赤ちゃんが眠くなるとどうなる?

赤ちゃんは眠くなると、体の変化や、動きによって「眠いサイン」を出します。どのようなサインを出すのか、理想的な睡眠時間と寝る時間帯など、赤ちゃんの睡眠について見ていきましょう。寝かしつけにも役立つはずです。

赤ちゃんの理想的な睡眠時間や寝る時間帯

赤ちゃんはどのくらいの睡眠時間を取ると理想的なのでしょうか。米国睡眠医学会の指針では、4カ月~12カ月の赤ちゃんの睡眠時間は1日12時間~16時間とされています。これは、お昼寝の時間も含めた時間です。半日以上、睡眠時間を取ることが推奨されています。

参考:米国睡眠医学会「Journal of Clinical Sleep Medicine」

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赤ちゃんが眠くなったサインや変化

赤ちゃんが眠くなると、体の変化や眠くなったサインが現れます。ただし、赤ちゃんの眠くなったサインは、赤ちゃんによってさまざま。ここでは、その一部をご紹介します。

手足が温かくなる

赤ちゃんは眠くなると手足がぽかぽかと温かくなります。これは、抹消血管が拡張し、血流を巡らせて熱を放出しているために起こる体の変化です。

体の表面の体温が上がることは、眠りに入る準備が整ったというサインといえます。

頭や体をかく

赤ちゃんは寝入りばなに体温が上がると、頭や体にかゆみを感じることがあります。つまり眠くなると、頭や体をかく動作をすることがあります。

また、頭をかくのは心を落ちつかせる効果もあるため、体がリラックスし、眠たくなってきていると考えられます。

二重まぶたになる

一重まぶたの赤ちゃんが二重まぶたになることも、赤ちゃんが眠たいときのサイン。疲れて目に力が入らなくなるため、二重になります。

目をこする

大人が眠たいときには、目をこすることがありますが、赤ちゃんも眠たくなると目をこすります。人は眠たくなると涙の分泌が減るため、目をこすりたくなります。「目が二重になる」サインと同様、疲れているときに見られます。

顔をママやパパにこすりつける

赤ちゃんが、ママやパパに顔や頭をこすりつける動作は、眠たくなって涙の分泌が減り、目をこすりたいけれど、うまく手が使えないときに現れる行動です。

また、寝入りばなに体温が上がり、頭や体にかゆみを感じて、ママやパパに顔や頭をこすりつけることがあります。

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赤ちゃんの寝る場所・寝かしつけの注意点

赤ちゃんの寝る場所は、ママやパパの腕の中、布団、ベビーベッド、さらには遊んでいる途中の寝落ちまで、さまざまです。ここでは、寝る場所別の寝かしつけの注意点やコツを解説します。

抱っこ

抱っこでの寝かしつけは、定番の寝かしつけ方法です。ママやパパと体をくっつけ、お互いの体温の温かさを伝え合うことで、赤ちゃんは安心感が生まれ、眠りやすくなります。

抱っこしているときに、赤ちゃんの呼吸に合わせてゆらゆらとスイングしたり、背中やおしりをトントンとやさしくたたいてあげてください。うまく眠ってくれないときは、抱っこの仕方を変えてみて、赤ちゃんがリラックスできる体勢を探してみてください。

赤ちゃんが眠ったら、布団へ運びましょう。布団に赤ちゃんを寝かせるときに注意したいことは、布団の温度と赤ちゃんの体勢です。

布団が冷たいと、びっくりして赤ちゃんが泣いてしまうことがあります。夏場はシーツの上にバスタオルを敷いておく、冬場は布団を湯たんぽなどで温かくしておくなどの工夫をするとよいでしょう。

赤ちゃんを布団に下ろすときには、赤ちゃんの背中を丸めた姿勢(Cカーブ)を変えないように、先に赤ちゃんの下半身を布団に置いてから、抱っこしている人の腕をゆっくり静かに抜いてください。

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バウンサー

バウンサーはゆらゆらと揺らすことで、赤ちゃんを心地よい眠りに誘ってくれる便利アイテムです。寝る前のルーティーンにバウンサーを使うことで、赤ちゃんは「寝る時間になった」と認識するようになります。

バウンサーにしばらく乗せて、赤ちゃんが眠そうになったら速度を徐々に弱めていきましょう。そのままバウンサーで寝かせず、必ず布団へ運ぶようにしてください。

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ベビーベッド・布団

ベビーベッドや布団で、最初から横になって寝かしつけをする際に注意すべきことは、寝具です。

たとえば、柔らかい毛布やマットレスなどを使うと、窒息の恐れがあります。またベビーベッドでは、ベッドと壁の隙間、敷布団との隙間に赤ちゃんが挟まらないように工夫したり、転落防止に十分注意してください。

赤ちゃんに使う寝具が、危険なものでないかどうか、しっかり確認してから使うようにしましょう。

いろんな場所での寝落ち

授乳中やチャイルドシート、さらには床の上など、赤ちゃんはさまざまなところで寝落ちしてしまうことがあります。寝落ちしたときには、布団に運んで、きちんと眠らせてあげましょう。

授乳中に寝落ちした場合は、吐き戻しの可能性があるので、起こして授乳を再開し、げっぷをさせるか、そのまま寝かせるのであれば、布団にバスタオルを敷いて、吐き戻しをしてもいいように工夫しておいてください。

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赤ちゃんの眠りにいいこと、悪いこと

赤ちゃんがしっかりと眠るためには、眠りにいいこと、悪いことを知っておくことが大切です。

眠りにいいことは、生活リズムを整えることです。そのためには、以下のことに注意しましょう。

・寝る部屋の温度、湿度、光を遮るなどの環境を整える
・朝日を浴びる
・眠る前に過ごす部屋の照明を電球色にする
・睡眠サイクルを整える

などです。

一方、眠りに悪いことは、

・寝る部屋にスマホを持ち込まない
・就寝直前に体を興奮させるような遊びや運動はしない

などです。これらは眠りを妨げるので、避けるようにしてください。

眠りにいいことを取り入れ、悪いことに気をつけて、赤ちゃんを健やかな睡眠に導いてあげましょう。

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みんなが試してる!赤ちゃんが寝る方法

赤ちゃんがなかなか寝つかなくて苦戦している方は、以下に紹介する方法を試してみてください。いずれの方法も、多くのママ・パパが試して「効果があった!」ものです。

ツボを押す、マッサージする

ツボ押しや、マッサージを赤ちゃんにしてあげると、スムーズに眠ってくれます。

赤ちゃんの眠りに効果的なツボは、足にあります。足のツボを押したり、なでたりしてあげることで、足の先が温かくなり、眠りにつきやすくなります。

・足の土踏まずの部分を親指でやさしく押す
・足の指を曲げてできるくぼみを親指でやさしく押す
・内側のくるぶしの少し上を親指でやさしくなでる
・かかとの真ん中から外へ向けて親指でやさしくなでる

また、眉間をマッサージしてあげるのもおすすめです。方法は、仰向けに寝かせて、眉間を指の腹でそっとなでます。その後、円を描くようになでてあげましょう。こうすると赤ちゃんは自然に目を閉じ、気持ちよいと感じながらそのまま眠ってしまいます。

そのほか、耳、襟足、おでこなどの髪の毛の生え際をやさしくなでてあげると、赤ちゃんはリラックスするため、入眠効果が期待できます。

赤ちゃんを眠らせるには、足のマッサージが有効

音楽や音を聞かせる

音楽や音を聞かせる方法もあります。ただし、どんな音楽や音でもいいわけではなく、「周波数が高い」「ゆったりとしたテンポ」「α波」「周波数」「ゆらぎ」が入っている音楽や音であることがポイントです。

具体的には、オルゴールやハープの音、胎内音、クラシック音楽がおすすめです。

オルゴールやハープの音は、周波数が高く、リラックス効果や自律神経を整えるはたらきがあります。胎内音は、1分間に60~80くらいのゆったりとしたテンポで、安心感を感じる音です。

クラシック音楽は「α波」「周波数」「ゆらぎ」の3つがバランスよく入っているため、心地よさを感じることができます。

こうした特徴が赤ちゃんを眠りに誘ってくれます。

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歌を歌う、聞かせる

ママやパパが歌を歌って聞かせることも寝かしつけのテクニックのひとつです。

ママやパパの歌を聞かせると、赤ちゃんの心拍数が安定し、リラックス状態になって入眠しやすくなります。また、睡眠以外にも子守唄を聴かせることで、言葉の発達を促す効果もあるといわれています。

動画の音声を活用

動画の音声を活用することもおすすめです。たとえば、アニメにオルゴールのBGMがついた動画や、落ち着いた読み聞かせの動画の音声なら、赤ちゃんの眠りに誘ってくれます。ただし、寝る前に動画は見せないほうがよいとされていますので、注意してください。

記事監修

Kawai
助産師・看護師・保育士
河井恵美

看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。様々な診療科を経験し、看護師教育や思春期教育にも関わる。青年海外協力隊として海外に赴任後、国際保健を学ぶために兵庫県立大学看護学研究科修士課程に進学・修了。現在はシンガポールの産婦人科に勤務、日本人の妊産婦をサポートをしている。また、助産師25年以上の経験を活かし、オンラインサービス「エミリオット助産院」を開設、様々な相談を受け付けている。

エミリオット助産院

編集部が選んだ、赤ちゃんが眠くなる!?おすすめの音楽

胎内音やオルゴール音は「赤ちゃんが眠ってくれる!」とママの間で話題になっています。ここでは、それらの音を使った、おすすめの音楽をご紹介します。

「ベビーピースラボ・ウィズ・ホワイトノイズ」

脳波を深いリラクゼーションに導く「ホワイトノイズ」、赤ちゃんが安心し、落ちつく「胎内音」をベースに、人を癒すさまざまな効果があるとされる古代音階「ソルフェジオ周波数」 の音階10種類で構成されています。赤ちゃんに安眠・落ち着き・安心を与える音が詰まったCDです。

ジブリ「スタジオジブリの歌オルゴール -増補盤-」

スタジオジブリの名曲の数々を癒しのオルゴールの音色で楽しめます。『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『天空の城ラピュタ』など、誰もが聞いたことのある、おなじみの曲が収録されています。ママが子守唄として歌ってあげるのもいいですね。

アンパンマン「アンパンマンのマーチ」

「アンパンマンのマーチ」のオルゴールバージョンに、胎内音が重なったBGM。オルゴールの音と胎内音のW効果で、赤ちゃんがすやすやと眠ってくれます。

「ディズニーベビー  おやすみタイム用」

赤ちゃんとママが「おやすみタイム用」としてリラックスして聴ける情操音楽を集めたCDです。「星に願いを」「ブラームスの子守歌」といった、心安らぐ曲を英語歌で。心地よい眠りに誘ってくれます。

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眠くなったサインを見逃さないで

赤ちゃんの眠たくなったサインが出たら、寝かしつけのチャンス。スムーズに寝かせるためにも、サインを見逃さないようにしてください。

文・構成/HugKum編集部

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