育児で「誰かの手を借りたい」と思うことランキング。1000人のママパパが回答
今回、アンケートに答えてくれたのは4歳以下のお子さんを育児中の1000人のママパパ。以下では、みなさんから寄せられた回答をランキング形式でご紹介します。
調査媒体:小学館『めばえ』2024年7月号
設問:子育ての中で、「できれば誰かに頼みたい…」と思ってしまうのはどんなことですか。下から3つまでお選びください。
1位:子どもの食事の準備(388票)
388もの票を集めて1位となったのは『子どもの食事の準備』でした。
自分やパートナーの食事の準備は簡単に済ませることができても、子どもの食事となるとなかなかそうはいきませんよね。子どもの食事では、栄養面、好き嫌いへの配慮、量、彩り等々、慎重に気を配りたいことが多々あります。
過去の記事では、育児中のママパパから人気のサブスクランキング内で、離乳食・幼児食のサブスクをご紹介しています。小児科医・管理栄養士が監修しているこちらのサブスクが何か役立つかもしれません。
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2位:外遊びの付き添い(309票)
309もの票を集めた2位は『外遊びの付き添い』でした。親御さんの体力をじわじわと奪う外遊び。お子さんのストレス発散や運動不足解消に欠かせないものではありますが、大人としては「しんどい」と感じる育児のひとつです。
気休めではありますが……屋内でアクティビティが楽しめる場所を選べば、大人たちの体力的な負担も多少は軽減されるかもしれません。
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3位:朝の支度・外出前の準備(286票)
3位は『朝の支度・外出前の準備』。自分の準備をする必要もある朝は、お子さんのことも同時にやるとなると、ついついドタバタになりがちです。
過去の記事では、先輩ママパパたちに「朝時間のマイルール」を聞いています。朝のドタバタを乗り越えるためにやっている工夫を教えてくれているので、ぜひこちらもご参照ください。
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4位:掃除・洗濯(259票)
4位には、『掃除・洗濯』が挙がりました。お子さんが幼い頃は、着替える頻度・部屋が汚れる頻度が多いので、その分、掃除や洗濯も大変になりやすいですよね。パートナーと役割分担をしても、結局どちらかに負担が偏る場合も…。
あまりにも大変な時には、家事代行のようなサービスに頼って、文字通り、誰かの手を借りるのもアリではないでしょうか。ハイテク家電を取り入れるのもおすすめです。
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5位:就寝準備や寝かしつけ(246票)
育児の中でも多くのママパパが「誰かに頼みたい」と頭を抱える『就寝準備や寝かしつけ』。特に、なかなか寝てくれないお子さんの寝かしつけに手をやいているママパパはかなり多いはず。親のそんな気持ちを感じとって、子どもはますます眠ってくれなくなる…なんてこともあるようです。
過去には、お子さんの「おやすみ時間」を楽しいものにしてくれる、おすすめのおやすみホームシアターをご紹介しています。「喜んで寝室に行くようになった」と定評のあるこれらのアイテムも、あわせてチェックしてみては。
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6位:園や習い事の送迎(209票)
『園や習い事の送り迎え』は6位に。園や習い事ではお子さんを預けるわけですが、その送り迎えがまた一つの負担になる場合も。最近では、送り迎えを代行してくれるシッターさんもあるようなので、どうしても難しい日は、シッターさんにお願いするのもアリではないでしょうか。
7位:お風呂(190票)
7位には『お風呂』がランクイン。すぐに入ってくれるのならまだしも、嫌がってなかなか入ってくれない時もありますよね。
そんな場合には、お子さんのお風呂時間を楽しくするような工夫をしてみましょう。最近では、中からマスコットが出てくる入浴剤など、お子さんが喜ぶようなお風呂グッズが多数販売されています。
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8位:歯磨き/仕上げ磨き(144票)
8位には『歯磨き/仕上げ磨き』が挙がりました。歯磨きもまた、子どもに嫌がられて難航する育児のひとつではないでしょうか。あまりにも嫌がる子には、歯磨きの大切さを教えるところから始めてみるのがおすすめです。
歯磨きの大切さを教えてくれたり、歯磨きを「楽しいもの」と意識づけしてくれたりする絵本もあるので、こういったアイテムもぜひ活用してみてくださいね。
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9位:夜泣きやおねしょの対応(139票)
『夜泣きやおねしょの対応』が9位に。育児のつらさは日中だけでなく、夜中も続きます。せめて、夜泣きやおねしょを対応してくれる人がいたら…と、多くのママパパが願ったことがあるのではないでしょうか。
過去の記事では、夜泣きやおねしょの対策をご紹介しています。いつまでも続くものではないので「一時的なもの」として大らかな心持ちで対応したいものですね。
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10位:読み聞かせや知育遊び(122票)
『読み聞かせや知育遊び』読み聞かせや知育遊びに関するお悩みは、人それぞれ異なりそう。たとえば読み聞かせなら、「何度も同じ絵本を繰り返し読まされる」「読み聞かせをしても、全然集中して聞いてくれない」「絵本を乱暴に扱う」「絵本を読む時間がない」等々…。
最近では、お手軽にたくさんの絵本が読めたり、ママパパの声で絵本を読み聞かせたりしてくれる、さまざまな絵本アプリが展開されています。お子さんがひとりで遊べる知育アプリも多数。タブレットやスマホを扱うものなので、使いすぎには注意が必要ですが、時にはこのようなアプリを活用してみるのもよいのではないでしょうか。
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11位:おむつ替え(43票)
11位には『おむつ替え』がランクインしました。ずっと続くものではないとわかってはいても、やはり大変な育児のひとつです。おむつ替えが楽になるようなグッズを使って、少しでもお世話の手間を省いていきましょう。
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家族で協力し合いつつ、「頼れるものには頼る」の精神で!
ほか、「その他」として、選択項目にはなかったさまざまな回答が寄せられました。特に多かったのは『きょうだいの世話』や『家事中の遊び相手・子守り』等々。家事と育児の両方をワンオペで行っている方が多いことも伝わってくるアンケート結果となりました。
なかには『自分がやらないと心配』といった声もありましたが、すべてをひとりで担おうとすると、思わぬ失敗や事故に繋がったり、ママパパご自身が体調を崩すおそれもあります。家族で協力し合いつつ、「頼れるものには頼る」の精神で、できるだけ無理なく育児に向き合っていきましょう。
アンケートを実施したのは・・・
親と子をつなぐ、2・3・4歳の学習絵本『めばえ』。アンパンマン、パウ・パトロールなど人気キャラクターと一緒に、お店やさんごっこや乗り物あそび、シールあそび、ドリル、さがしっこ、めいろ、パズル、工作、お絵かきなど、様々なあそびを体験できる一冊。大好きなパパ・ママとのあそびを通して、心の成長と絆が深まります。
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文・構成/羽吹理美