目次
数字は英語でなんと言う?
1は「one」、2は「two」……と簡単な数字はすぐに答えられると思いますが、数字自体のことを英語でなんと言うか、ご存知ですか?
一般的には「number」
数字を表す英単語として、最も一般的なものは「number(ナンバー)」です。番号という意味もあります。
例文:What’s your favorite number?「あなたの好きな数字はなんですか?」
「Numeral」「Figure」「Digit」
「number」の他にも数字を指す単語があります。
「アラビア数字」というような言い方をする時には「Numeral(ニューメラル)」が使われます。
例文:Rewrite Arabic numerals to Roman numerals 「アラビア数字からローマ数字に書き直す」
「Figure(フィギュア)」も記号や数値、統計的な数字を指す言葉として使われます。日本人には、人形などの意味で使われるフィギュアと同じ単語です。
例文:I’m not good with figures.「私は数字に弱い」
専門的な分野で使われる数字や長い数字、数字の桁を表す時には「Digit(ディジット)」を使います。スラングとして電話番号のことを指すこともあります。
例文:Please enter your 4-digit PIN 「4桁の暗証番号を入力してください」
【0~99まで】1桁と2桁の数字の英語表記
次は具体的に、0〜99までの1桁と2桁の数字の英語での書き方、読み方を見ていきましょう。
特に、0~20までの数字は、英語で数字を覚える際の基礎になります。桁が大きくなっても、ここをマスターすれば、応用して読むことができます。
0 zero ゼロ
1 one ワン
2 two トゥー
3 three スリー
4 four フォー
5 five ファイブ
6 six シックス
7 seven セブン
8 eight エイト
9 nine ナイン
10 ten テン
11 eleven イレブン
12 twelve トゥエルブ
※13~19までは〇〇teenとなり、1桁の数字の語尾にteenをつけます。20は、少し違います。
13 thirteen サーティーン
14 fourteen フォーティーン
15 fifteen フィフティーン
16 sixteen シックスティーン
17 seventeen セブンティーン
18 eighteen エイティーン
19 nineteen ナインティーン
20 twenty トゥエンティ
※21~99までは、20、30、40など、1の位が「0」になる切り良い数字(「Round number」と呼ばれます)に、1〜9を加えます。
21~29 twenty-〇〇:twentyの後にone~nineが入ります。
30 thirty サーティ
31~39 thirty-〇〇:thirtyの後にone~nineが入ります。
40 forty フォーティ
41~49 forty-〇〇:fortyの後にone~nineが入ります。
50 fifty フィフティ
51~59 fifty-〇〇:fiftyの後にone~nineが入ります。
60 sixty シックスティ
61~69 sixty-〇〇:sixtyの後にone~nineが入ります。
70 seventy セブンティ
71~79 seventy-〇〇:seventyの後にone~nineが入ります。
80 eighty エイティ
81~89 eighty-〇〇:eightyの後にone~nineが入ります。
90 ninety ナインティ
91~99 ninety-〇〇:ninetyの後にone~nineが入ります。
【100~999まで】3桁の数字の英語表記
100~999までの3桁の数字は、100を意味する「hundred」の前後に数字を付け加えます。
100の位は、hundredの前に、1〜9までの数字を加え、10の位と1の位の数字はhundredの後に0~99の数字を加えます。
例えば、101は「one hundred one」、999は「nine hundred ninety-nine」となります。
100 One Hundred ワン ハンドレッド
200 two Hundred トゥー ハンドレッド
300 three Hundred スリー ハンドレッド
400 four Hundred フォー ハンドレッド
500 five Hundred ファイブ ハンドレッド
600 six Hundred シックス ハンドレッド
700 seven Hundred セブン ハンドレッド
800 eight Hundred エイト ハンドレッド
900 nine Hundred ナイン ハンドレッド
【1000以上】4桁以上の数字の英語表記
1000以上の数字の英語は難しそうな印象がありますが、基本的には100〜999と同じです。
1000(thousand サウザンド)、100万(million ミリオン)、10億(billion ビリオン)、1兆(trillion トリリオン)が大きな区切りとなるので、しっかり覚えておきましょう。
1000 one thousand ワン サウザンド
1万 ten thousand テン サウザンド
10万 one hundred thousand ワン ハンドレッド サウザンド
100万 one million ワン ミリオン
1000万 ten million テン ミリオン
1億 one hundred million ワン ハンドレッド ミリオン
10億 one billion ワン ビリオン
100億 ten billion テン ビリオン
1000億 one hundred billion ワン ハンドレッド ビリオン
1兆 one trillion ワン トリリオン
10兆 ten trillion テン トリリオン
100兆 one hundred trillion ワン ハンドレッド トリリオン
1000兆 one quadrillion ワン クアドリリオン
覚え方
英語では、1000以上の数字は3桁ごと、つまり1000、100万、10億、1兆ごとに「thousand」「million」「billion」「trillion」と使用する単語が変わります。
「3桁ごとに変わる単語+999までの数字」と覚えておけば、大きな数字も読むことができます。
例えば、987,654,321は「nine hundred eighty-seven million, six hundred fifty-four thousand, tree hundred twenty-one」となります。
また、1,001のように間の100の位、10の位が0の場合は「and」を入れます。この場合は「one thousand and one」です。
【IやIII】ローマ数字の表記
ローマ数字は、ゲームや映画のシリーズ作品のタイトルなどで目にすることが多い数字です。ローマ数字は数字が大きくなるにつれて縦棒が増えていきますが、ポイントとなるのは5の倍の数字です。
5の倍の数字を基準に、左右のどちらかに縦棒がつき、数字を表します。
1 Ⅰ
2 Ⅱ
3 Ⅲ
4 Ⅳ(5の左に1、つまり5マイナス1という意味)
5 Ⅴ
6 Ⅵ(5プラス1という意味)
7 Ⅶ
8 Ⅷ
9 Ⅸ(10マイナス1という意味)
10 Ⅹ
11 Ⅺ
12 Ⅻ
13 ⅩⅢ
14 ⅩⅣ
15 ⅩⅤ
16 ⅩⅤⅠ
17 ⅩⅤⅡ
18 ⅩⅤⅢ
19 ⅩⅠⅩ
20 ⅩⅩ(10が2つ)
覚え方
3までは縦棒で表します。
4は基準となる5より1少ないので、5から1を引くという意味で、Ⅴの左側にⅠを書いて「IV」となります。
6は5より1多いので、Vの右側にⅠを書いて「Ⅵ」となります。
5「V」の次は、10「X」が基準になります。
【M、K】大きい数字の英語表記
ビジネス書類などで「10K」「10M」の文字を見たことはないでしょうか。桁が大きくなると表記が大変になってくるので、表記を短縮する目的で使います。
「K」は kilo(キロ)、1,000を表します。10Kは、1万です。
「M」はmillion(ミリオン)、100万を表します。10Mは、1000万です。
「B」はbillion(ビリオン)、10億を表します。10Bは、100億です。
英語の数字の覚え方
英語の数字は日本語よりも少し複雑です。子どもから大人まで英語の数字の覚えるための方法を紹介します。
歌で覚える
YouTubeには「count to 100~」と言うタイトルで1から100までの数字をリズムにあわせて覚える歌がいくつかあります。
動画の雰囲気やテンポ、曲調もそれぞれ違うので、お好みのものを選んでください。
かわいいイラストを見ながら、数字を覚えることができます。テンポも速すぎないので、お子さんと一緒に歌って覚えるのにぴったりです。
ロックテイストな動画です。エクササイズも合わせてできるので体を動かしながら、覚えることができます。
映画やニュースを見てネイティブの発音を覚える
ネイティブの発音やイントネーションを覚えるにはやはり、実際の発音を聴くことが一番です。
お金や金融業界がテーマの映画や、BSやCSで放送されている海外ニュースを見るとネイティブの発音や数字を読む時のスピードなどを知ることができます。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
金融業界が舞台の映画。億単位の数字がよく出てくるので大きい桁の数字をネイティブが話すスピード感などがよくわかります。
マネー・ショート華麗なる大逆転
数字に加えて、金融業界の専門用語も数多く出てきます。英語での金融用語を知ることもできます。
大きな数字はネイティブでも難しい?
英語での数字の表記は、難しそうなイメージありますが、基本の数字と決まりさえ覚えてしまえば、あとはあてはめるだけ。大きな桁の数字も問題なく、読んだり、発音できるようになるはずです。
2020年4月から、英語は小学校で必修科目になっています。大きな数字はネイティブでも苦戦するそうなので、小さなお子さんがいるご家庭は、紹介した動画などで、楽しく歌って覚えると、授業も楽しくなって、その後の英語学習にも役立つはずです。
文・構成/HugKum編集部