三つ葉をおいしく保存するには…
スーパーで一般的に売られている糸みつばは根元にスポンジがついています。「なんでだろ」って、不思議に思ったことはありませんか?
糸みつばは水耕栽培で育てられています。実は、あのスポンジには養分が含まれているんです。そのため、三つ葉の葉先をカットしてもスポンジ部分を水に浸しておけば葉がまた出てきます。まさに、ミラクル~♪
本文後半で登場しますので、お楽しみに。
三つ葉の保存方法
今回は、三つ葉の保存方法を「常温・冷蔵・冷凍」の3パターンでご紹介していきますね。
スポンジを使って常温保存
三つ葉は、スポンジがついている状態で常温保存ができます。
下写真のように、スポンジ部分をしっかりと水につけて立てて保存しましょう。
※暖房などで部屋が暑すぎる場合は不向きです。
三つ葉を生のまま冷蔵保存
スポンジをカットして、冷蔵庫で保存することも可能です。その場合は、タッパーなどを用意してください。
根元の部分がつかる程度に水を入れ、できるだけ葉先は水に浸さないように入れて保存します。
三つ葉を茹でてから保存
三つ葉のβーカロテンは、生よりも茹でることでアップするので、茹でて保存するのもおすすめ。
すぐに火が通るので本当に軽~く茹でる程度でオッケー。茹でたら、すぐ氷水などにつけると色止めになります。
三つ葉を冷凍保存
長く楽しみたい方は、冷凍保存が便利です。
三つ葉の正しい冷凍保存方法は、↓ こちらから確認してください。
三つ葉の保存期間
では、それぞれの保存期間について解説しますね。
スポンジを使った場合の保存期間
スポンジをつけたまま常温保存の場合は、2~3日(部屋の温度によって異なります)。
生のまま保存した三つ葉の保存期間
冷蔵庫で根元に水をつけて保存した場合は、1週間ほど保存可能。
茹でてから保存した三つ葉の保存期間
茹でた後に冷蔵庫で保存した場合で、4~5日程度。
冷凍保存した三つ葉の保存期間
加熱ナシで生のまま冷凍保存した場合で、約1ヶ月ほどです。
【おまけ】 スポンジから三つ葉が再生!
ジャーン♪ これが、葉を全部切った後にスポンジのみ水につけておいた三つ葉です。1週間くらいしたら、小さな新芽が出てきました。捨てる前にぜひ、試してみてくださいね。
撮影・文/川越光笑(たべごとライター・栄養士)
参考資料:日本食品成分表2019七訂
通販で買える乾燥三つ葉
ここまで三つ葉の上手な保存方法をご紹介しましたが、「料理のトッピングにちょっとだけふりかけたい」というときには、フリーズドライの三つ葉をシーズニングとして利用する手もあります。ネットで買えるおすすめ乾燥三つ葉をご紹介します。
S&B 旬の香り 有機三つ葉
フジサワ フリーズドライみつば 1.5g
構成/HugKum編集部