パパママも号泣!「劇場版ポケットモンスター ココ」の魅力を徹底分析!特別グッズプレゼントも

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「劇場版ポケットモンスター ココ」が公開! パパママにこそ、観てほしい

いよいよ冬休み! 楽しいお出かけや行事が少なかった今年ですが、親子の思い出作りにぜひ観たいのが「劇場版ポケットモンスター ココ」。通常夏に公開されていたポケモン映画。冬にポケモン映画を観られるのもすごく新鮮ですよね。子ども向けの映画は気乗りしない、なんて方もいるかもしれませんが、これはパパやママにこそ観ていただきたいメッセージたっぷりのストーリー。今回はその魅力に迫ります!

完成披露試写会には豪華キャスト陣が集結!

今回でシリーズ23作目となる「劇場版ポケットモンスター ココ」。完成披露試写会が12月8日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催! ゲスト声優を務めた上白石萌歌さん、中村勘九郎さん、テーマ曲6曲をプロデュースした岡崎体育さん、そして矢嶋哲生監督らが舞台挨拶に登壇しました。

上白石さんはポケモンドンピシャ世代で、ずっとサトシがヒーローであり目指すべき人物だったそう。マンガやアニメが大好きで、以前から声優をやってみたかったという中村勘九郎さんは、「その夢がポケモンで叶って感無量です」と語ってくれました。

中村勘九郎流〝子育てルール〟「やりたいことは自分で見つけなさい」
現在大ヒット公開中の「劇場版ポケットモンスター ココ」で歌舞伎俳優・中村勘九郎さんが声優に初挑戦!演じたのは、森の掟に反して少年ココ(声/上...

映画の魅力1:声優陣が役柄にぴったりで素晴らしい!

中村勘九郎さんと上白石萌歌さんが親子を熱演

ポケモンながら人間の子を育てる「ザルード」は中村勘九郎さん、その息子「ココ」は上白石萌歌さんが演じました。アフレコではお会いする機会がなかったというお二人ですが、劇中では息がピッタリ合った本当の親子の様。完成披露試写会でも、お二人でザルードの言葉で会話してみたりと和やかな雰囲気が印象的でした。

上白石さんの、強い意志を秘めたまっすぐな声は、自分の力で世界を切り開いていくココにピッタリなんです。また、勘九郎さんの力強く温かい声は、まさにザルードのイメージそのもので本当にカッコいい!!  自身も男の子の父親ということもあり、ココへの言葉ひとつひとつは胸に迫るものがありました。

映画の魅力2:親子、そして他者とどう向き合う? 胸打つストーリー

物語の舞台は、人里から遠く離れたジャングルの奥地にある、厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園、オコヤの森。そこで仲間たちと暮らしていた頑固者のザルードは、ある日、川辺で人間の赤ん坊を見つけます。見捨てられないザルードは、森の掟に反して、赤ん坊をココと名付け、群れを離れてふたりで暮らすことを決意しました。

それから10年後、ココはオコヤの森にやってきたサトシとピカチュウに出会います。初めてできた「ニンゲンの友達」。自分のことをポケモンだと信じて疑わなかったココの胸の中に、少しずつ疑問が芽生え始めます。

「父ちゃん、オレはニンゲンなの?」

自分はポケモンなのか? それとも人間なのか? 悩むココでしたが、ある日平穏な日々が一変します……。

親とは何なのか。子どものために何をするべきなのか。そして、他者とはどのように関わっていくべきなのか。葛藤するザルードと共に、観る私たちにも多くの問いを投げかけてくれるストーリーです。

映画の魅力3:映画に寄り添う、心に染みる音楽がいい!

今回、ポケモン好きとして知られる岡崎体育さんが、メインテーマをはじめとした劇中楽曲(メインテーマを含む全6曲)をプロデュース! 単独のアーティストによる複数楽曲が、本編に使用されるのはポケモン映画として“初の試み”なのだとか。

メインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」はパパ世代に大人気のトータス松本さんが歌っています。歌詞には「親子ってなんだ? 育てるってなんだ?」といった父親目線のメッセージが散りばめられており、映画の世界観に優しく強く寄り添った楽曲に仕上っています。

完成披露試写会では、中村勘九郎さんも「何度も予告編などを観ていますが、“父ちゃんだ”のフレーズを聴くと、毎回ウルウル来てしまう」と絶賛。「父ちゃん目線でも聴けるけれど、自分が子ども目線になっても聴ける曲でもあるんですよね。“生まれてきてくれてありがとう”って言葉なんか、僕も子どもたちにそう思っているし、“両親もそう思ってくれていたんだろうな”って思いで、子どもに還れる曲でもあります」と歌の魅力について熱く語ってくれました。

また、エンディングのテーマ「ただいまとおかえり」はママでもある木村カエラさん。ママ目線の優しい曲も胸にジーンときて、温かく優しい気持ちになれます。この他、ザルードの「掟の歌」は、頭から離れないリズム。試写会に来ていた子ども達も口ずさみながら帰っていましたよ!

親と子、それぞれの視点で観る親子の絆【試写会リアルレポート】

親と子、それぞれの視点から映画を通してどんなことを感じたのか、試写会に参加したファミリーのリアルな感想を聞きました。

「親子の絆が力になったと思う」

そうた君&パパ

ココとザルードのように、パパと息子2人で観に来ていたそうた君とパパ。「ココがお父さんのために力を振り絞るところが良かった。親子の絆が力になったんだと思う」と話すそうた君。パパも同じ部分に胸を打たれ、思わず涙したのだそう。「今回は、父親と息子のストーリーだったので、子どもとの接し方や成長のさせ方について、自分を投影しながら見ていました。ココはクローズドな空間で生きていましたが、サトシと出会うことで世界が広がりました。早いうちから広い世界に触れさせることの大事さを感じましたね。他にも、アイデンティティの揺れなど、大人へのメッセージが詰まっている映画でした」と、多くのメッセージを受け取ったそうです。

「親の役割を教えられた気がします」

おうすけ君・きの君&ママ

ポケモンが大好きで、レアなポケモンが登場したシーンでは大興奮だったおうすけ君ときの君。弟のきの君は「ポケモンが戦うシーンが一番楽しかった!」そう。お兄ちゃんは、「父ちゃんザルードがココを大事に思っているところが良かった」と、親側の気持ちも伝わったようです。ママは、「親の役割について、1つの答えの教えてもらった気がします。今は甘えん坊の子ども達も、いつかは親元を離れていくのかなと想像し、胸が熱くなりました。感動的なシーンで流れるトータス松本さんの歌声に、涙腺崩壊でした」と、自身の子育てを重ねていました。

親子のやさしさに触れて、心があたたかくなる映画

ココとザルード親子が互いを思う気持ちに触れ、観た後には改めて“我が子を大切に育てていこう”とあたたかい気持ちになれる映画。子どもも「親ってこんな気持ちなんだ」と、知るきっかけになるのではないでしょうか。もちろん、ポケモンの醍醐味である戦いのシーンやピカチュウの活躍も見られてワクワクもいっぱいです! 冬休みには是非、家族みんなで劇場に足を運んでみてくださいね。

「劇場版ポケットモンスター ココ」は1225日(金)より全国公開中!

監督:矢嶋 哲生

特別出演:上白石萌歌 山寺宏一 中川翔子 中村勘九郎

声の出演:松本梨香、大谷育江、林原めぐみほか 公式HP:https://www.pokemon-movie.jp/

©Nintendo・CreaturesGAME FREAKTV TokyoShoProJR Kikaku  ©Pokemon
©2020
ピカチュウプロジェクト

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文/寒河江尚子 構成/HugKum編集部