バターは冷凍保存が便利! カットしても風味を損なわない方法や、アレンジバターレシピ

アイシングクッキー

持ち寄りやおみやげにもピッタリ。子供と一緒に作りたいお菓子。好きな色や絵柄を描いてかわいく作りましょう。

◆材料

(10~15枚分)
バター 100g
砂糖 60g
溶き卵 1/2個分

【A】
小麦粉 160g
塩 少々

打ち粉(強力粉または薄力粉) 適量

【アイシング】
粉糖 100g
卵白 1/3個分
レモン汁 小さじ1/2
食用色素 少々

◆作り方

【1】バターと卵は室温に戻す。バターを泡立て器で混ぜ、砂糖、卵の順に加えて、そのつどよく混ぜる。ふるった【A】を加えてゴムベラでさっくりと練らないように混ぜ、ひとまとめにする。8割程度混ざったらラップに移して何度か折りたたむようになじませ、生地を均一にする。ラップにしっかりと包み、冷蔵庫に2時間以上おく。
【2】台に打ち粉をして【1】を麺棒で4mm厚さにのばし(台がない場合はオーブンシートなどにはさんで均一にのばす)、好みの型で抜き、オーブンシートを敷いた天板に間隔をあけて並べる。
【3】170℃に予熱したオーブンで17~20分、薄くキツネ色になるまで焼く。取り出して金網で完全に冷ます。
【4】アイシング:粉糖に卵白とレモン汁を少しずつ加えながらていねいに混ぜ、とろりとするまで濃度を調節する。好みで食用色素をごく少量(竹串の先につける程度)入れて色をつけ、コルネ(オーブンシートを切って丸めたもの)に入れて上部を折り曲げ、コルネの先を切り落とし、飾りを絞る。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2015年12月号

ジャムサンドボタンクッキー

竹串で4つ穴と2つ穴のボタンを開けるだけ。シンプルだけど、じわじわかわいく見えてくる!  ジャムを挟んでめしあがれ。

◆材料

(15~16個分)
バター 80g
砂糖 30g

【A】
薄力粉 150g
アーモンドプードル 30g

好みのジャム 100g

◆作り方

【1】ボウルに室温に戻したバターを入れ、砂糖を加え、泡立て器ですり混ぜる。
【2】【1】に、合わせた【A】をふるい入れ、ゴムべらで押さえつけながらある程度まとめ、あとは手でひとつにまとめてラップに包み、冷蔵庫に30分おく(最初から手でまとめると生地がだれてしまう)。
【3】オーブンシートに【2】をのせ、ラップの上からめん棒で4mm厚さにのばし、4cm径の丸型で抜く。オーブンシートを敷いた天板に並べ、竹串で4つまたは2つの穴をあける。
【4】170℃のオーブンで10~12分焼き、ケーキクーラーや網、ざるなどにのせて冷ます。
【5】ジャムを小さめのフライパンで煮詰めて、粗熱をとり、【4】でサンドする。

教えてくれたのは


青木恭子さん

小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。

『めばえ』2016年3月号

型抜きにんじんのグラッセ

にんじんの甘味にレーズンも加わってとっても甘いグラッセに。無塩バターのコクもあるので、にんじんが苦手な子もおいしく食べてくれるはず。

◆材料

(大人1人+子ども2人分)
にんじん 60g
レーズン 15g

【A】
水 大さじ4
無塩バター 10g
レモン汁、砂糖 各小さじ1
塩 ひとつまみ
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。

◆作り方

【1】にんじんはピーラーで皮をむき、厚さ5mmの輪切りにして好きな型で型抜きする。
【2】小鍋に【1】を入れて【A】を加え、蓋をして中火にかけ、にんじんが柔らかくなるまで3分ほど煮る。レーズンを加えてさらに2分ほど煮る。

教えてくれたのは


松見早枝子さん

料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。

『めばえ』2016年10月号

シリアル&野菜オムレツプレート

シリアルの朝ごはんには、野菜オムレツをプラスして栄養アップ!  オムレツは上下を返さず、蓋をして蒸し焼きにするのが失敗しない秘訣です。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
コーンフレーク(無糖) 3カップ
プレーンヨーグルト 1カップ
豆乳 1カップ
卵 3個
バナナ 2本
レーズン 大さじ3
玉ねぎ 1/4個
いんげん 6本
好みのジャム 適量
バター 15g
塩、こしょう 各適量

◆作り方

【1】ヨーグルトに豆乳を混ぜ、なめらかになったら器に分ける。コーンフレーク、手でちぎったバナナ、レーズンをのせ、ジャムを飾る。
【2】玉ねぎは1cm角に切り、いんげんは5cm長さに切る。卵はよく割りほぐす。
【3】卵焼き器にバターと野菜を入れて炒め、卵液を流し入れて大きく混ぜる。半分くらいかたまったら、塩、こしょうを振り、卵の縁から水大さじ1を加えて蓋をし、3~5分蒸し焼きにする。食べやすい大きさに切って盛る。

◆ポイント

水を加えて蒸し焼きにし、上下を返さずに全体に火を通します。

大人アレンジするならミックスナッツをプラスして栄養価アップ。

教えてくれたのは


ダンノマリコさん

フードスタイリスト。日々のご飯を手間は省いておいしく作る達人。男児を育てながら、ママ友達に料理の楽しさを伝えている。著書に『フードスタイリストのアイデア満点ほめられ弁当』(主婦と生活社)など。

『ベビーブック』2018年5月号

ナッツとグラノーラ入りクッキー

麦などが原料のグラノーラは食物繊維もたっぷり!

◆材料

(作りやすい分量=約20個分)
グラノーラ(ドライフルーツ入り) 70g
アーモンドスライス 30g
バター 85g
砂糖 50g
溶き卵 1/2個分
薄力粉 60g
*バターは室温に戻す。
*オーブンは170℃に予熱する。

◆作り方

【1】バターは泡立て器で混ぜ、砂糖、卵の順に加えてよく混ぜる。グラノーラ、アーモンドスライス、薄力粉の順に加えてゴムベラでさっくりと滑らかになるまで手早く混ぜる。
【2】オーブンシートを敷いた天板の上に、【1】をスプーンですくって3cm大に20個のせ、スプーンの背で軽くつぶす。
【3】オーブンで15~17分、色づくまで焼く。金網に取って完全に冷ます。
*焼きたてはやわらかいですが、冷めるとカリカリになります。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2015年9月号

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コレステロールは必要不可欠な栄養素

バターは動物性の脂肪ですが、比較的消化は良く、効率的にエネルギーに変わるので活動を助けてくれます。また、コレステロールが高いと思われがちですが、一回に摂る量は心配するほど多くはありません。体に必要不可欠な成分なので、野菜をたっぷり煮込んだスープの仕上げに少量加えるような使い方なら、健康的に食べる喜びとして味わえます。豊かな香りを変幻自在に楽しませてくれるバター。毎日少量ずつ摂り入れるためにも、冷凍保存を上手に使って味わいたいですね。

構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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