肉の冷凍保存の仕方
ひき肉の冷凍方法
ひき肉は、切る手間が必要ないので時短調理に最適。手ごろな値段も魅力ですよね。ただ、肉をミンチにしているため酸化しやすく傷みやすい面も。
すぐに使わない場合は、そぼろなど加熱調理してから冷凍保存しておくと便利です。詳しいやり方は、下の記事⤵から。
鶏肉の冷凍方法
鶏肉は、和洋中と様々な料理に使える万能食材です。保存法は、ひき肉と同様に傷みやすいため冷凍保存がおすすめ。
鶏肉は、カンピロバクターという食中毒の心配もあるため、正しい保存法を下の記事⤵から確認してくださいね。味付け調理のコツもご紹介しています。
豚肉の冷凍方法
豚肉も食卓に登場することの多い食材ではないでしょうか。生のまま・下味つき・調理してから冷凍など、バリエーションをつけて冷凍しておくと便利です。
詳しくはこちらから⤵。
牛肉の冷凍方法
高騰が話題になっている牛肉ですが、安売りの時に冷凍保存しておくのがベスト! ここでは、生のまま・下味つき・加熱・調理後などさまざまな冷凍法をご紹介しています。
肉を美味しく冷凍保存するテクニック
「肉の冷凍は、どうしてもパサパサになりがち…」と、お悩みの方は、冷凍前にひと手間をかければ失敗いらず!
肉の冷凍保存は、「酸化」と「乾燥」を防ぐのが二大テーマです。美味しく冷凍保存するノウハウをご紹介しますね。
下味をつけてから冷凍すると便利
特に薄切り肉などの場合は、醤油や酒などで軽く下味をつけて冷凍することで乾燥を防ぐことができます。
保存袋で保存する時は、肉と調味料を入れてから袋の上から揉めば衛生的。手で直接触れないほうが食中毒の観点からも安心です。
パックのまま冷凍してもいい?
どの肉類でも同じですが、パックのまま冷凍はNGです。肉のドリップが雑菌を繁殖させるため、必ずパックから出して保存するのが鉄則。
キッチンペーパーなどで水けをよく拭きとってから冷凍保存しましょう。
冷凍焼けを防ぐには?
冷凍焼けが心配な方は、「氷膜」を作るテクニックが◎。これは、肉を氷水に一度つけてから氷の膜を最初に作ってしまう方法です。氷膜のことをグレーズと呼び、乾燥と酸化を防ぐ働きがあるため、冷凍焼けからも肉を守ってくれます。
急速冷凍がポイントなので、氷膜ができたらキッチンペーパーで水けを拭き、金属トレーなどにのせて冷凍するとよりスピーディに凍ります。
肉の冷凍保存期間はどれくらい?
肉の冷凍期間は、だいたい2~3週間が目安です。なるべく早めに食べ切るように心掛けましょう。
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お肉は、子どもの成長に欠かせない良質なタンパク源です。正しい保存法で、美味しく無駄なく活用してくださいね。
撮影・文/川越光笑(たべごとライター・栄養士)
参考資料:大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省)
冷凍肉を使って作るおすすめレシピ10選
次のページからは、冷凍肉を使っても美味しく仕上がる肉料理のおすすめレシピをHugKumがセレクトしました。いずれも小学館の幼児誌で掲載された、お子さんのいるファミリー向けの安心レシピです。